庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

晩秋~色づく街

2020-11-20 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

木々の葉がすっかり色づいた街を歩いていると・・

1970年代のアイドル歌手だった、南沙織が歌った「色づく街」
の歌詞とメロディが、ふと浮かんでくる。。

南沙織と言えば沖縄出身で長い黒髪と輝く様な瞳で、歌もうまく
爽やかな歌声とシンシアの愛称で、多くのファン(私も含め)を
魅了していたものだった・・

この歌の歌詞の中でも、特に2番の最後のフレーズが秋の終わりの
一抹の寂しさの中に、人の優しさやぬくもりを感じさせ、今の季節
にぴったりの曲だと思う。。

♪街は色づくのに
 会いたい人は来ない~

♪人のやさしさ 人のぬくもり
 あゝ 通り過ぎてわかるものね~

もう40年以上も前の青春時代の懐かしい曲だが・・

南沙織の曲の中では一番好きな歌で、街が色づくこの季節になると
いつも懐かしく思い浮かべてしまう。。

青空に鮮やかに映えるイチョウの黄葉。

モミジバフウとイチョウの紅葉コラボ。

色づく街路樹のモミジバフウ。

落葉したモミジバフウ。

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小春日和~帰り花咲く散歩道

2020-11-19 09:58:03 | 日記・エッセイ・コラム

このところ連日ポカポカ陽気の快適な日が続いている。

野や散歩道でも小春日和の暖かい陽射しに誘われるように、
春や初夏に咲く花が季節外れの今頃になって咲いている。

帰り花」とは、本来は春に咲く花が小春日和に誘われて、
ふっと花開くことを言う。

春に花芽が充分に育たなかったりして、 花を咲かせる時期を
逸してしまっても・・

やがて巡ってきた、春のような暖かい小春日和の気候を捉えて
花を咲かせたものです。

人生もまた順調に行く時ばかりでなく、出遅れてしまったり
時期を逸して、うまく行かない場合も多々ありますが・・

諦めずに次のチャンスをじっと待てば”待てば海路の日和あり”で、
やがて花を咲かせる事もできるのでは?と

帰り花」を見るとそんな勇気と希望をもらえる気がします。。

ポカポカの陽だまりで早春に咲くホトケノザがもう咲いてた。

タチツボスミレも。

白いユキヤナギの帰り花。

ツツジの帰り花。

シャクナゲの帰り花。

高砂百合の帰り花。

最後はエゴノキの帰り花。

一般的には”狂い咲き”とも言いますが・・

帰り花」と言う方が、何となく暖かさも感じさせて
風情のある言葉だと想う。。

 

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色付く川沿いの散歩道

2020-11-18 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

秋も深まり全国各地から紅葉の便りも盛んに聞かれだした。

当地の紅葉は11月下旬から12月上旬が見ごろで、これ
から本番を迎える。

いつもの散歩コースの一つ、いたち川沿いの木々も色づき
始め、デジカメ片手の写ん歩が楽しい季節になってきた。

いたち川沿いの木々の紅葉。

 

ハゼの木の紅葉の下、優雅に泳ぐ川の鯉。

今年は台風による悪影響も無く、
綺麗な紅葉が楽しめそうですね♪。

 

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釣瓶落としの秋の夕陽

2020-11-17 09:45:38 | 日記・エッセイ・コラム

秋が深まるに連れ日沈時間も毎日1分くらいずつ早くなり、夕方4時半頃に
はもう日が沈み、あっという間に暗くなってしまう・・ 

昔から「秋の日は釣瓶落とし」と言わるがその通りだと実感する季節ですね。

今の若い人たちは、井戸や釣瓶(ツルベ)と言っても、何それ?と知らない
人も多いと思うが・・

私の子供時代の昭和30年代頃の実家ではまだ水道も普及していなくて、井戸
から竿の先につけた釣瓶(バケツ桶)で井戸水を汲み上げて風呂や炊事、
洗濯等の生活用水に使っていた。

風呂は五右衛門風呂で薪を焚いて沸かしていたが、五右衛門風呂は文字通り
鉄の湯釜なので、釜に直接肌が触れると熱く下駄を履いて風呂に入る?(笑)
様な話もあったが、実際は湯釜の底に木製のすのこを置いて入浴していた。

子供の頃は井戸から風呂の水汲みや薪割り、風呂焚き等の手伝いをさせられ
結構キツくて辛い仕事だったが・・

今となっては懐かしい思い出での一つである。。

昨日の夕暮れ散歩で観た釣瓶落としの秋の夕陽。

晩秋の空を赤く染めながら沈みゆく綺麗な秋の夕陽。

秋の夕陽は美さの中に何となく物悲しさや侘しさを感じさせる。

夕焼け空を飛ぶ飛行機の飛行機雲。

夕焼け空を行く飛行機雲の位置があまり変わらない間に、
あっという間に沈んでしまった。。

夕陽が沈むと・・

辺りはあっという間に暗くなってしまいます。。

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晩秋の青空に映える皇帝ダリア

2020-11-16 09:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

秋も終盤になって、ようやく安定した晴れの日が多くなってきた。

今朝もスッキリとした青空が広がって、寒さも和らぎ穏やかでまさに
小春日和と言う言葉がピッタリするような気持ちの良い日である。

庭先でそろそろ見頃を迎えた皇帝ダリアが晩秋の青空にに向かって、
スクッと3~4mも高く伸びて咲きほこっている。

この豪華なピンクの大輪は、まさに皇帝の名に相応しい花だと思う。

晩秋の澄んだ青空にに向かって咲きほこる皇帝ダリア。

この花を観ると元気とパワーをもらえる気がして・・

観ているだけで、なんとも幸せな気分になってしまいます。。 

やがてこの花が終わると、庭も急に寂しくなって・・

静かに冬の眠りにつきます。。

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