庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

端居(はしい)とヒグラシ

2018-07-13 09:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

今日も朝からキツい日差しが照りつけて蒸し暑い!

日中は暑くて外に出る気にもならないが、今のようにエアコンのない
時代は、夏の暑い日に家の中でも、縁先や風通しの良い窓辺に席を
移してくつろぐことを、「端居(はしい)」といいました。

庭には、風が涼しくなるようにと水を打ち、軒先に吊るした風鈴が
夕暮れの風で、チリン~と澄んだ涼しげな音を立てる・・

端居と言う言葉からは、こうした昔ながらの夏の暮らしの風情や
情緒がしみじみと伝わってきます。。

日中の暑さがようやくおさまってきた夕方、縁先や庭先に出て
夕暮れどきの涼しい風を受けながら夕涼みを愉しんでいると、
隣の森からカナカナカナ~~という涼し気なヒグラシの鳴き声
が聴こえてきた。

セミの中でもヒグラシは、日中の暑い時間帯にはあまり鳴かずに、
夜明けのまだ涼しい時間帯や夕暮れどきによく鳴く。

鳴き声もカナカナカナ~~ と涼しそうな鳴き声で、アブラゼミや
ミンミンゼミの、ミ~ンミ~ンやジージーッといかにも暑苦しさを感じ
させるような、うるさい鳴き声でない。

朝夕に響くヒグラシの鳴き声は、涼感や何となく物悲しさも感じて、
夏の風情を感じる。。

ヒグラシの声を聴きながら・・
端居で夕涼みをするのも、夏の愉しみの一つ。

(ヤブ蚊対策は必須ですが・・・)

もっとも最近はエアコン等の普及により、住居は閉鎖的になり、端居の
風情や夕涼みを楽しむ習慣などは、すっかり影を潜めつつあるようで・・・
何となく寂しい気もします。。

ヒグラシ。(画像はwebより借用)

 

夏空と緑の森のコントラストが鮮やかな隣の森。

森の斜面は緑の葛の葉で覆い尽くされている。

 

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1 コメント

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端居 (fukurou0731 )
2018-07-13 11:00:13
庭先の四季様
おはようございます。
端居、とても素敵な言葉ですね。
縁側でうちわで涼をとる。日本の夏を感じます。
大阪の暑さに閉口しております。

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