庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「十六団子の日」。

2016-03-16 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日(3月16日)は「十六団子の日」だそうです、農村では田の神様が山から
降りてきて、
これからの稲作を見守る日だとされてきました。

田の神様は臼と杵の音を聞き、山から下りてくるといわれているため、この日
は田の神おろしといって、自杵で米を挽き、神様を迎えるために団子を16個
作ってもてなしたのだそうです。


この日は田の神荒れといって天候が荒れやすく、神様に出くわさないように、
田んぼに行ってはいけない事になっていたのだとか。。

また、11月16日(地域によっては10月16日)には神様が山に帰る田の神上り
の日とされてい
るため、この日にも同じように十六団子をお供えしたそうす。

主に東北・北陸地方に多く見られる行事ですが、私の実家も新潟の農家なので
子供の頃、田の神おろしとか田の神上がりといって、田の神様を迎えたり、送った
りする習わしはあったのだが・・ 

十六個の団子を、お供えする習慣は無かったように記憶している。。

子供の頃は、春先の野に出て摘んできたヨモギを入れた草餅や、笹団子を
食べるのが楽しみだった・・・

ふるさと新潟の名物笹団子。

コメント (1)
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