草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

日当たりの良くない場所の鉢も開花

2013-04-18 | さくらそう栽培記録2012〜2016
日当たりの良くない場所に置いてある鉢に植えた品種名不明のさくらそうが咲きました。
不明と書きましたが、以前アップしたときに何人かの方から教えて頂きまして、'寿'で間違い無さそうです。

個人的にあまり好きではない花型なのですが、不思議な縁があるというのか、購入苗の品種名間違いで二度も入手しています・・・

もともと花茎が長く伸びる性質があるのに、日当たりが良くないことでさらに長くなっています。
ただ意外なことに今のところ倒れてはいません。
建物の陰で日当たりが良くない場所なので、風にもあまり当たらないのかもしれません。

ちょうど開花が重なったスイセンのほか、増えて余った植物をいろいろまとめて植えています。
用土は鹿沼土のみ(赤玉土と混ぜようと思ったのですが、そのとき赤玉を切らしていたので)ですが、特に問題なく成長するようです。
サクラソウは用土に関しては適応範囲が広い植物なのかも、と思いました。


同じ場所で栽培してきたポット植えの実生も咲きました。
日当たりが良い場所のものと比べて葉の数が少なかったので咲かないのではと思っていましたが、ある程度なら日陰でも育って咲いてくれるようです。


高さ5cmほどの浅い鉢に何種類かの植物と一緒に植えつけ、何年も植え替えずに育てているものも開花しました。
葉が茂っていて鉢が見えませんが、二鉢あるうちの片方は今年は花芽がありませんでした。

草もの盆栽の本に、用土にケト土を混ぜると土が長もちすると書かれているのを読んだので、植え付けた翌年に試しに鉢土の上からケト土を張り付けるように載せてみたのですが、その効果があったのか、何年も植え替えていない(鉢の縁ぎりぎりまで土が入っているので増し土もしていない、と言うか、したくてもできない)にしては元気に育っているように見えます。
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さくらそうの花-2013年2

2013-04-18 | さくらそうの花
前回に続いて10品種まとめてアップします。
上の画像は'玉川'です。


'真如の月'


'三田自慢'


'藤文様'


'玉孔雀'


'南京小桜'


'楊柳の笛'(実際には画像ほどは赤みの無い紫色です)


'静かの海'


'宇宙'


'金子紫'
'宇宙'とよく似ていますが、花弁裏側にうっすらと見える紅紫色がこちらの方が濃く見えます(細かい斑点の密度が高い感じ)。
10年くらい栽培していて一度だけ、裏の色がかなり濃い花が咲いたことがあります。

ただ、私はこの品種を他所で見たことが無いので品種名が合っているのかどうかも不明です。
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さくらそう展を見に行く-2013

2013-04-18 | その他趣味いろいろ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園の展示場で開催されている「さくらそう展」を見に行きました。
10年近く前は見に来ている人もまばらだったような記憶があるのですが、近年は来場者の数が多くて人が途切れることが無く、今年も多数の鉢が並んでいるところの写真は撮れませんでした。

以前はひな壇状の棚も設置されていましたが、ここ数年は全て平らな台に鉢が並べられているのがここでの展示の特徴かもしれません。
どこの展示会でもそうかもしれませんが年によって並べられる品種に違いがあり、毎年見に行っても初めて見る品種があるのは嬉しいところです。



'紅扇'
まだ咲き始めの状態ですが、私は初めて見た品種です。


'雛桜'
これも私は初めて見たような気がする、かなりの小輪花の品種。
品種によっては複数の鉢が展示されていますが、この品種は私が見落としたのでなければ一鉢だけで、しかも会期初日で既に萎れかけ状態だったので早咲きなのかもしれません。

例年通り花付き1芽植えのポットが300円で販売されていて、以前は展示しか見かけなかった八重咲き品種のポットも少しありました。
八重咲きも少しずつ普及してきたということかもしれません。


'玉縄桜'
何年か前に見たときには「当園育成の品種」という名札が付けられていましたが、今回はそうした札も無く他の品種に紛れてひっそりと(?)でも会場入口近くで目立つといえば目立つという微妙な感じに展示されていました。
おそらく一般には出回っていない品種なのではないかと思います(私が知らないだけかもしれませんが)。
サクラにも同名の品種があって、やはりこの植物園で育成された品種とのこと。


ゆっくり見る時間は無かったのですが、植物園内では画像のフジの他、八重桜、ボタン、シャクナゲなどが見頃でした。
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他の草に埋もれかけているサクラソウ

2013-04-17 | さくらそう栽培記録2012〜2016
以前、植え付けたときに画像をアップしたサクラソウ'田島紅'が咲き始めました。
小型のワレモコウの葉が茂って葉は半分埋もれた状態になりつつありますが(^_^;)

今までの経験では、一緒に植えた草の丈が低いか、例えば二輪草のように早い時期に枯れるかして、日当たりが良い状態が続く鉢だと結構生き延びてくれているのですが、陰になると駄目かも?
今後無事に育ってくれるのか、枯れてしまうのか、来年が怖いような楽しみなような・・・

サクラソウがもうちょっと丈夫だったらなぁ、と思いながら、余った苗を使っていろいろな植物との組み合わせを少しずつ試しています。
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実生さくらそう・気になる花

2013-04-17 | さくらそう実生の花
昨日の記事に書くを忘れていましたが、実生花x'御殿桜'の交配の中で、可愛らしく見えるので気になっている花です。

花色は兄弟姉妹株よりも鮮やかな濃い桃色で、蕾が色づいたときから目立っていました。
大きさは'御殿桜'より一回り大きいかなという程度なので、そう大きな花ではありませんがその大きさだからこそ、より可愛らしさが感じられるのかもしれないと思います。

交配親の'御殿桜'の性質を受け継いだというべきか、花茎が長く伸びやすいようなのがちょっと残念です。
とは言え、丸みを帯びたお椀のような姿で、花弁の形も割と整っている方だと思いますし、日が経っても花色がほとんど褪せることも無いようなので、残しておくことにしました。(2012-4B)(2013.4.25追記・誰かに持って行かれてしまったのか、この株のポットが無くなってしまいました・・・)
まだ芽が小さく4輪しか咲かなかったので、大きく育てば花容が変わるのかもしれません。
花数が多く咲いてくれる性質だったら嬉しいのですが・・・

長柱花でも特に雌しべが長く柱頭が花筒から少し出ているタイプなので、人工授粉しなくても結実する確率が高かったりしないかなと期待して、花がらを摘まずに残しておこうと思っています(交配する品種が思い浮かばなかったので)。

以下の画像は別の株の桃色系の花です。
いずれも上の画像の花と比べると花弁が開いた咲き方です。
花弁が左右対称ではなく整った形には見えないのと、全体的に色が薄い分だけ底白の部分が引き立たないように感じます。






裏が桃色あるいは紅色で、表は裏よりもやや薄い色に底白、という花色のパターンはこの交配だけでなく'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配でも多く現れたので、よく出るパターンなのかもしれないと思いました。
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実生さくらそうの花-4月16日・片親が野生種の交配品

2013-04-16 | さくらそう実生の花
'唐船'に似た品種名不明の白花x'飯田高原'の交配株のポットです。
片親がおそらく園芸品種ということで、野生種が親にしては大きな花が咲いているかもしれません。
(どうでもいい話ですが、その白花は'浮間白'の苗を買ったら'唐船'にそっくりな花が咲いたもの・・・本当なら野生種同士の交配になるはずだったのに(!?)

全て桃色の範疇に入ると思いますが、花色は濃淡の色幅があります。
その濃淡に関係なく、咲き進むと色が濃くなります。
淡い色の花が咲けば良いなと考えて白花と桃色の花を交配したのですが、その意味では残念な結果に・・・(T_T)


花茎が伸びてきた頃に、何となく目にとまったと書いた株も開花しました。
今見ても他の株よりも葉が細めに見えますが、花弁もやや細めでした。

花数は少ないものの小さな芽からも花茎が上がり、4芽が咲きました。
小さな芽でも咲きやすい性質があるのかもしれません。
ただ、比較的大きな芽で見ると花茎が長めなのは残念。


以前アップした絞りのような濃淡2色花が咲いた株です。
蕾が多かったこともあって、まだ綺麗に咲き続けています(2色花は何日か前に落ちてしまいました)。
後の花は全て桃色単色ばかりですが、ここまで花弁(花冠裂片)の幅が広い花は、ほぼ全てが開花した同じ交配の兄弟姉妹株の中には一つも見当たりません。


'唐船'に似た品種名不明の白花x'野辺山'に似た濃紅色花の交配の株を、6号浅鉢に5株植えたものです。
どの株も芽が二つ以上に増えていたこともあって、花茎が沢山上がって綺麗に咲き揃ってくれました。

この実生では今のところ白花が一株出た他は花の変化が小さいのですが、150株以上咲いている中でちょっと変わった花型なのが下の画像の花。

浅かがり弁、と言うほどではないかもしれませんが、花弁縁の切れ込みが他よりは明らかに目立つ株です。
両親とも桜弁の花の交配でも、こうした花も出るものなんですね。
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実生さくらそうの花-4月16日・園芸品種の交配品

2013-04-16 | さくらそう実生の花
前回アップしてから一週間が過ぎ、蕾が付いたほぼ全ての株が開花した、9cmポット植えの実生花x'御殿桜'の交配株です。
色や形の違う花が咲いて面白いのですが、これといって特に目立つものも無いといった状況です。

咲き始めた頃には、花型が整っているかな?と思える花もあるのですが、残念なことに完全に開くと形が崩れて見えるものが多いです。
親の実生花の裏の色が薄紫色だったので、裏または裏表ともに紫色の花が半数弱くらいありますが、それらは何となく花もちが悪く早く萎れてくるような気がします。


親の花よりも大きな花が咲く株も出ました。
これは濃桃色底白広桜弁抱え咲きといった感じでしょうか。

大きいと言っても大輪の品種と比べれば小さいですし(計っていませんが品種ものと見比べて推測すると50mm弱くらい)、色も悪くは無くとも格別綺麗だという程でもなく、花型と咲き方にも大きな変化は無く、ぱっと見たときに心引かれるものも無く・・・
今年咲いたこの交配の花の中から交配親として使うために残すとすれば、この株かなという程度です(^^ゞ
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さくらそうの花-2013年1

2013-04-15 | さくらそうの花
私の栽培技術が未熟なことと、我が家の庭は日当たりがそれほど良くないことなどにより、展示会などで見られる鉢のような美しい草姿とは程遠いのですが、花だけを見れば・・・ということで、さくらそう(日本桜草)の花の画像をまとめてアップします。


'手牡丹'(てぼたん)


'笹鳴'(ささなき)


'流れ星'(ながれぼし)


'濡燕'(ぬれつばめ)


'御殿桜'(ごてんざくら)


'紅葉川'(もみじがわ)


'喰裂紙'(くいさきがみ)


'雪月花'(せつげっか)


'千代の梅'(ちよのうめ)


'越路の雪'(こしじのゆき)
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見頃に差し掛かりつつある桜草の花

2013-04-14 | さくらそう栽培記録2012〜2016
実生の方が先に咲いていた感のある我が家のさくらそう(日本桜草)ですが、品種ものも咲き揃ってきました。
まだ蕾の品種も残っている状態ですが、傷んだ花がほとんど無くて、今頃が最も綺麗に見える時期なのかもしれません。

上の画像は9cmポットに1~2芽植えたものを育苗箱に入れてあるものです。
今年は芽が小さくて咲かない品種もあるので、疎らな感じですが・・・
画像でも見えていますが、窓の下に置いた高さの低い物置の上に置いています。


こちらは10.5cmポット2~3芽植えが多い置き場所です。
開花時期の間だけ外からよく見える場所に移動しているポットもあるので、数が減っていますが・・・
こちらは見ての通りエアコン室外機の上。


品種名不明の白花x'飯田高原'の交配実生のお気に入りの花。
花の姿形を細かく見てどうのこうのと言うのではなく、ぱっと見た時に、あ、これいいな。と思った花です。
細弁なのと、目流れというか目ぼかしというか、花弁の白い目と桃色の部分の境がくっきりしていないのが、兄弟姉妹株にはほとんど見られない特徴です。

品種ものでも、私が好きな品種というのは数多くありますが、ぱっと見た瞬間に、いいな!と思ったものは'桜三里'という品種ぐらいのもので、この実生花はそこまで美しくはないものの、花色と目の感じは幾分似たところがあるかもしれません。
私はそうした花色と目のパターンが好きなのか、と他人事のように分析(^_^)v
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さくらそうの花と・・・

2013-04-12 | さくらそうの花
私がさくらそう(日本桜草)を栽培し始めたのは10年ちょっと前なのですが、何となくそれ以来ずっと、さくらそうの鉢だけを並べて品種によって異なる花容を見比べたり、多くの品種の多様な花が並んだ様を見て楽しむものだと認識して私は咲いた花を見ていたような気がします。

そのような古くから伝えられてきた鑑賞方法を否定するわけではないのですが、他の植物の花と一緒に楽しんでも綺麗に見えて良いものだなと数年前から感じるようになりました。


寄せ植えにして育てるのはちょっと難しいのでポットを置いてみただけですが、ビオラと、'真如の月'、'三田自慢'。
(まだ試していませんが、サクラソウの開花時期だけポットごと埋めて寄せ植え風にするという手もありそうです。)


庭植えのハナニラと、'玉川'、'千鳥遊'。


ネモフィラと'三田自慢'。
こういう置き方だとポットが全く見えないので、寄せ鉢でも良さそうです。
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