草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

今年良くなかった栽培場所

2010-12-08 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年は夏の暑さが厳しかったためか、我が家では鉢を置いていた場所によってさくらそう(日本桜草)の芽の状態に違いが目につくように感じていますが、特に悪い様子なのが家の敷地の西側に置いていたものです。
特に根茎の先端の芽が枯れたか腐ったかしてついておらず、脇芽や根から芽が多く発生しているものが他の場所に置いていた鉢よりも多いように感じています。
ここは昼前から夕方まで直射日光下になるため、暑さで傷んでしまったのではないかと考えています。

鉢の数が増えてきて一昨年から鉢を置くようになった場所ですが、一昨年はそれほど暑くなかったので、違いが目立たなかったのでしょうか。
我が家の庭のなかでは最も日当たりの良い場所なので、春はここに置いて、夏は家の東側にでも移動できれば良いのかもしれません。

夏に日除けを設置する、ブロックなどで棚の高さを上げて風通しをよくするなど、対策も考えてはみたのですが、この場所でのさくらそう栽培を止めようかなと考え始めています。
道路に接した場所なので、栽培管理作業をする際の空気の悪さがつらいという理由もあるので・・・

予備のポットを家の北側に持って行ったりして場所を確保して他の場所に置けるだけ移動しても、今度の植え付けではある程度鉢の数を減らすこととなりそうです。
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さくらそうの品種による育てやすさの違いとセンチュウ

2010-12-07 | さくらそう栽培記録〜2011年
以前、さくらそうの品種による育てやすさの違いについて書いた事がありました。2009年1月26日の記事
ずいぶん間が空きましたが今回はその続きとして、センチュウによる被害を受けた場合について記してみます。

我が家では品種を集めるようになった頃からセンチュウによる被害が見られるようになり、中でもネグサレセンチュウによるものと思われる根腐れは、芽の成長に大きな影響を及ぼすように思われます。
ネコブセンチュウやネグサレセンチュウに対応する農薬もありますが、一定の効果は見られるものの、完全に退治できるほどでは無いように感じました。

そこで植え替え時に根腐れが著しいものは処分し、根腐れ症状が見られず元から先まで白い根が少しでも多い根茎を選び、根腐れ部分のある根を切り取って植えつけることにしました。
すると、ごく稀にですが、翌年には根腐れが全く見られず白い根が数多く生えた芽(根茎)になっていることがあります。
もっとも大抵はさほど変化が無いか、少しだけ改善しているように見える程度なのですが・・・
4、5年経ってから改善が見られたという経験もありますので、鉢の置き場所さえ確保できれば変化が無いようでも栽培を続けてみるのが良いのではないかと考えています。

このセンチュウによる根腐れは、品種による性質の強さ弱さとはあまり関係なく起こるような気がしています。
もちろん、弱い品種で根が衰弱しやすいためにセンチュウがつきやすいとか、センチュウに対して抵抗力のある品種があったりするのかもしれませんが、何年も続けて芽が大きく育ち数もよく増えていて丈夫なんだろうと思っていた品種にも根腐れが起こることがあります。
ただ、丈夫そうな品種の場合はその後の回復が早かったり、根腐れを起こしつつも大きな芽が育っていて春には綺麗に開花することも少なくありません。

ネグサレセンチュウやネコブセンチュウによる被害が発生した場合、被害株を全て処分して鉢も消毒して被害の無い苗を新たに入手すれば良いのではないか、と考える方もおられるかもしれませんが、さくらそう(日本桜草)では、どの品種でも再び入手できるとは限らない事と、販売されている苗にも被害株が見られる場合がある事を考えると、それは難しいのかもしれません。
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サザンカ2種類

2010-12-06 | 庭の花いろいろ
今年はプランターに植えて育てているサザンカがよく咲いています。
これは‘富士の輝’という品種。
まだ開ききっていない状態ですが、八重咲きの白い花です。


品種名不明の紅色の花も咲き始めました。
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さくらそうの植え替え3

2010-12-04 | さくらそう栽培記録〜2011年
今日もさくらそうの植え替え作業をして、これで品種名不明を除いた栽培品種数の4分の3ほどの古い根茎や根、雑草の根などを取り除きました。
この分ならば来週末にはこの作業を終える事ができそうです。

今年の我が家のさくらそうはひどい状態ですが、ある程度予想できた通り、夏に日当たりの良い場所に置いていた鉢ほど状態が悪い様子で、今まで毎年良く育ってくれていた品種にも悪いものが目立ちます。

鉢やポットを入れた育苗箱を土の上に置いたものは、コンクリートなどの上に置いたものと比べてセンチュウによるものと思われる根腐れをしているものが多いようです。
根にコブができているものはどちらもあまり変わらないように見えましたが、ネグサレセンチュウやネコブセンチュウが地面の土から鉢の土に入ってきてしまう場合もあるのかもしれません。
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今にして思えば

2010-12-03 | ひとりごと
私がさくらそう栽培を趣味にするようになってから7、8年経ちます。
その間いろいろありましたが、年を追うごとに花は美しく咲き、芽は大きく育って数も多く増えるようになりました。

栽培が上手だと思った事は一度もありませんが、少しは馴れてきて多少なりとも良い状態に育てられるようになってきたのかなと思ったりして、特に昨年と今年は2年続けて自分でもびっくりするほど多くの花が咲き、楽しむことができました。

今回植え替えを始めて全般的に芽が小さく数も少ない状況を見て気づいたのは、自分が桜草栽培に馴れて良い状態に育てられるようになった訳ではなく、たまたま上手く育ってくれていただけだったのだろうという事です。

栽培を何十年も続けて来られても「桜草栽培は難しい」と仰る方が多いようです。
経験が十年にも満たない私ですが、その難しさの一端を思い知らされたように感じます。

栽培品種の半分ほどを確認した今のところ、絶やしてしまったものは一つも無いので、どんなに時間がかかっても全ての品種の美しく咲く花を見る事ができるように、しっかりと栽培したいものだと考えています。
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サザンカ‘旭鶴’

2010-12-02 | 庭の花いろいろ
サザンカは大きな庭木や生垣に使われているのを見かけることが多いですが、プランターに植えて育てている我が家の小さな木でも綺麗に咲いてくれています。
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栽培失敗の原因

2010-12-01 | さくらそう栽培記録〜2011年
先週末にはさくらそうの植え替え作業を少ししか進める事ができなかったものの、これまでに土を落として古い根茎や根を取り除いたものは42品種となり、私が栽培している品種のおよそ半分となりました。

以前も記した通り、昨年、一昨年と比べて芽が小さく、数も2、3芽くらいにしか増えていないものが多いです。
花後に葉がいつもより小さいなと感じていたので、その影響が出てしまっているように思います。
来春それなりには花が咲いてくれそうですが、やはり栽培に失敗したと考えるべき状況です。

今年の植え付け時には、ほとんどの鉢に小粒の赤玉土、堆肥、くん炭を混ぜた用土を使いました。
昨年、一昨年は、草花用の培養土を主に使ったので、私としては赤玉土を主体とした用土を使うのは数年ぶりの事でした。

園芸店やホームセンターで販売されている培養土には、製品によって違いもあるでしょうが若干は肥料が含まれているものが多いようです。
自分で混ぜ合わせた用土の場合は、堆肥あるいは腐葉土に微量の肥料成分が含まれているとは言っても少ないので元肥を入れておくか、追肥のみの場合は施肥の量あるいは回数を増やす必要があったのに、例年通りにしてしまったことで肥料が不足して葉を大きく育てる事ができず、結果として芽にも影響が出てしまったのではないかと考えています。

出てきたばかりの葉が枯れたり葉の色に異常が見られたりといった事はなく、用土自体に問題は無さそうなので、今度の植え付けでも用土は変えず肥料を調整して栽培する予定です。
それと夏越しに少し気を遣うことで、いくらかでも良くなってくれればよいのですが・・・
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