草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう‘羅生門’

2007-05-05 | さくらそうの花
‘羅生門’(らしょうもん)
表はやや薄い紫色に底白(花の中央近くが白い色)、裏はやや薄い紫色の花です。
花弁の形は広桜弁で咲き方は浅抱え咲きです。

紫色の花が咲く他の品種と同様に、開花後日が経つにつれて赤みを帯びてきますが、この品種はどちらかと言えば色が変わるのが遅い方だと思います。
人によって好みはそれぞれだと思いますが、私は紫系の色のさくらそうの花は、咲き始めの頃の赤みをほとんど帯びていない紫色の状態が特に綺麗だと感じます。

さくらそうにはプリムラ・ポリアンサやジュリアンのような青紫色の花は無いので、さくらそうにも鮮やかな青紫色の花ができれば良いなと思う反面、さくらそうの花の質感や咲き方には、このような藤色に近い紫色の方が似合っているようにも感じます。
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2 コメント

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紫色の赤化について (山原茂)
2007-05-05 23:54:55
桜草の紫系の色は遅かれ早かれ赤色に収束します。ところが桜草の花を押し花にすると、色花の場合紫色になってしまいはす。花のなかでどんな変化が起こっているか、誰か研究してもらいたいものです。……
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Unknown (くま)
2007-05-06 11:06:43
私はさくらそうの押し花を作ったことは無いのですが、桃色や紅色の花を切り花にして家の中に置いたものが、10日ほど過ぎた頃には紫色に変化していた事があります。
いずれも屋外の鉢で咲いている花には見られない色の変わり方ですね。
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