草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう実生栽培記1

2011-07-23 | さくらそう栽培記録〜2011年
播種前にジベレリン処理した、さくらそう実生苗が発芽してきました。
採種後まで溯って記してみます。


さくらそうの実を採って数日乾かしてから、種子を取り出しました。
熟して色が濃くて硬くなっているものと、まだ未熟なのかうまく育たなかったものなのか、色が薄くて柔らかいものがあります。


6月28日
ジベレリン溶液に種子を漬けました・・・が、展着剤を入れなかったためか、種子が浮いてしまいました。
棒(竹串)でかき回してみても沈まず、種子を押して水中に沈めても、離した途端に浮き上がってきてしまいます。


プラ鉢皿にティッシュペーパーを敷き、ジベレリン溶液で湿らせてから種子を置き、上からもティッシュペーパーを被せてみました。
残りの溶液も鉢皿に注ぎ、竹串で上から押さえてしばらく経ってから様子を見ると、種子が湿ってきたように見えたので、一晩そのまま置いておきました。

翌日(6月29日)種子を、浅い溝を掘った鉢土に一粒ずつピンセットでつまんで蒔き、覆土しました。
用意した鉢に蒔ききれなかった種を、ティッシュペーパーの上で2日ほど乾かしてから、こちらは覆土せずに蒔いてみました。


播種から10日ほどで発芽が始まりました。
ジベレリン処理後の種子を乾かしたものと、そのまま蒔いたものの両方が同じ頃に発芽したので、特に乾かす必要は無さそうです。

覆土しなかった鉢では、種子が自然に土の間に埋まったものが発芽して、土の上に乗っている状態のものは発芽・発根しても葉が開く前に乾いて枯れてしまったように見えたので、軽く覆土するのが良いようです。


発芽から10日ほどで本葉が出てきました。
それから数日経っていますが、まだ小さいですね。

鉢全体を見ると、ぽつぽつと発芽してきているという状態です。
ジベレリン処理が上手くできたものとできなかったものの差が出てしまったのかもしれません。
コメント (2)