草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

品種名不明の桜草

2009-05-05 | さくらそうの花
前回の記事の‘前代未聞’で、ブログ用に撮っておいた品種名のある桜草の画像が全て終わりました。
今回は、入手した時に品種名が付いていなかったものと、ラベルの品種名とは違う花が咲いたものを合わせ、品種名不明の7種類の花です。


1.濃い紅色平咲きの花です。
近所の方から分けて頂き、我が家で最初に育てたさくらそうです。
とても丈夫らしく、栽培方法がよくわからず増し土が必要ということも知らなかった頃でも、花が咲かない年はあったものの絶える事はありませんでした。


2.単純な形の花ですが、結構大きくて目立ちます。
‘飛燕’という品種に似ているようです。


3.濃い紅色でやや細い花弁の抱え咲きの花で、おそらく野生種ではないかと思います。
花がたくさん咲く年と、やや少ない年が交互にくるように感じます。


4.苗を購入した時には「春の雪」の名札が付いていましたが、‘春の雪’は白に緑斑入り(緑絞り)です。
さくらそうを栽培しておられる方から‘春湖’ではないかとのご指摘をいただきました。


5.「竜田の夕」の名札付きの苗でしたが、咲いた花は形が違いました。
後に‘竜田の夕’と同じ形と思われる‘絞竜田’を購入したので比べてみたところ、やはり違う花形でした。
さくらそうを栽培しておられる方から‘寿’ではないかとのご指摘をいただきました。
別に購入した以前の記事の実生の親と、どうやら同じものらしいです。


6.これは「秀美」の名札が付いた苗でしたが、裏の色が濃い桃色で白斑が入る場合が多いことから、違うものと判断しました。
芽が小さいことが多いのですが、その割にはよく咲きます。


7.苗の名札は「浮間白」で、桜弁平咲きの白花が咲いたものの、どうも違うようです。
‘唐船’とよく似ており、少なくとも私が他所で見た‘浮間白’はこの花よりも一回り小さくて花弁の形も違いました。
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‘前代未聞’

2009-05-05 | さくらそうの花
‘前代未聞’(ぜんだいみもん)
とき色地に紅色絞りの花です。


こうして見ると、花茎のみならず株全体が左に傾いています。
この鉢を育てている場所は家の壁際で、日の当たる向きが限られた場所なので、こまめに鉢の向きを変えなければいけなかったと反省しています。
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日本桜草のポット苗の植え替え

2009-05-05 | さくらそう栽培記録〜2011年
園芸店やホームセンターでさくらそうの苗を購入すると、7.5cmか9cmのビニールポットに植えられている事が多いです。
7.5cmではそのまま育てるには小さく、9cmならば何とか翌年咲くように育てられますが、土の量が少なくて水切れしやすいです。

そこで、7.5cmポットならば3~3.5号鉢(直径約9~10.5cm)、9cmポットならば3.5~4号鉢(直径約10.5~12cm)に植え替えると水切れで枯らしてしまう事が少なくなります。
あまり大きな鉢に植えると、水はけが悪くなって根が腐る原因にもなりかねないので、ほどほどの大きさの鉢に植えるのが良いと思います。


今回はこの‘戦勝’の苗を植え替えます。
購入した苗ではなく、私が植えたものですが、直径7.5cmのビニールポットの苗です。


増し土をする余裕を残すため、鉢底穴を網で塞いだ上にポットから抜き取った苗を置きます。


元のポットの土の表面と同じか、僅かに上に土がかかるように、元のポットの土と鉢の縁との間に土を入れます。
根茎や根が見えていれば、増し土の作業も合わせて行い、根茎や根が土の中に隠れるようにします。


鉢底の穴から水が出るように、たっぷりと水をやれば植え替え作業は完了です。

ポットから苗を抜いた際に土が崩れ落ちてしまったら、植え替えてから1~2日の間日陰に置いてから日当たりの良い場所に鉢を置くと良いと思います。
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