コンサルタントの経営用語集

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ブランド戦略(製品戦略):4P

2011-04-14 10:33:12 | マーケティング

ブランド戦略(製品戦略)


ブランド戦略とは、消費者に対する名称や記号などの「記号」を認識させることである。


 


ブランドと言う名称は、英語の「burned」からきており、焼印がその起源である。


家畜の所有者が自分の家畜と他人の家畜を識別するための印から始まったと言われる。


ちなみに、エルメスのロゴには、四輪馬車と従者が描かれているが、主人は書かれていない。これは「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを使うのは貴方自身です」という意味が込められている。


エルメスは元々馬具工房であったが、貴族のみに卸していたため、エルメスの馬具=高価な馬具=高級ブランド のイメージが確立されたと言われている。


 


ブランドを確立する目的は、1.商品自身の価値を高める、2.商品の特徴を法的に保護する、3,商品の品質を明確化する、などが挙げられる。


ブランド=記号であるから、その記号をみた瞬間に、上記のイメージを瞬間的にイメージさせられる。と言う特徴がある。


ブランドの構築プロセスは、以下の通りである。


1.ブランドコンセプトの設定


2.ブランド所有者の設定


3.統一ブランドにするかどうか設定


4.複数ブランドを設定するかどうか設定


 


ブランドを構築することで、商品に付加価値を加えることが可能となるだけではなく、不要な価格競争に巻き込まれない、品質や商品について細かい説明をする必要が無くなるなどのメリットがある。


 



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