くじらの音楽日誌

日頃聞いてる音楽全般の雑記です♪

カオスな切なさ

2012-04-11 | 平沢進
どう表現したらいいのか、一言で言えばカオスな切なさとしかいいようがないと言うか…




土俗の宗教っぽくもあるし、メロディーだけ聴いてれば究極のラブソングのようにも思えます。
女性でもこの高さで歌うのはきついんじゃないかと思えるほどの高い声でいきなり唄い始める出だしはまるで絶叫のようにも聞こえます。

犬山のリトルワールドで見たチベット寺院の雰囲気を思い出します。
聖と俗が入り混じった生活の中にしっかりと根付いた信仰。
極彩色なのに静謐という理屈では説明の出来ない空間。
日本の仏像は取り澄ましたお姿ですが、チベット仏教の仏像は妙に生々しくて存在感があります。
この仏像なんてあまりにも色っぽくてありがたいというより悩殺されてしまいます。




曲から感じるカオスっぷりは曼荼羅を思い起こさせるのかもしれません。
ひとつの空間の中にいろんなものを詰め込んで世界を描いた曼荼羅と共通したイメージがあります。



家人に聴かせたら
「何だか怪しい宗教の曲みたい…」と言われそうです(苦笑)

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2 コメント

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Unknown (みな)
2012-04-11 21:29:07
こんばんは♪この音は!インドネシアのバリ島で聞いたまさに土着の踊りの音です~。声とマッチしてなんだかウットリしますね。好きです。また癒し曲発見!それにしてもこの仏像、本当に艶めかしいですね(^_^;)
アジアの土着の宗教的儀式みたいなのは確かにセクシーですね。
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一度聴いたら (くじら)
2012-04-11 21:47:28
とにかく印象に残る曲ですね。
バックの缶を転がすような音がいかにも土着の宗教ぽくて怪しげでとっても好きです。
師匠の歌い方も最初はほとんどストレートに歌って次は穏やかな低音、最後はファルセット使いまくりの色っぽさと、3段階で攻撃されてもうメロメロです(爆)
この曲カラオケにあるんですよね…(汗)
唄える自信ないなぁ…
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