困った。また老いの繰り言になるが、この夏の天気不順で実践できていないことがふたつある。ひとつは梅干しの土用干しができていないこと、もうひとつは北アルプスを歩いていないこと。毎日のように天気予報を見ているが、前者は土用が明けても3日3晩晴れの日があらわれない。後者もこの夏は計画倒れになりそうだ。焦ったところでしょうがないとはいえ、やり残しがあると落ち着かない。
夏野菜がひとつひとつ終わり、取れるものがしだいに少なくなってきた。8月11日現在収穫できているものは、ナス、キュウリ、トマト、オクラ、ゴーヤー、カボチャ、ニンジン、モロヘイヤ、アオジソ、アカジソとなっている。
収穫を待っていたササゲがここにきて取れはじめた。これをもってわが菜園の夏野菜すべてを収穫できたことになる。ことしの夏野菜は失敗はなくすべて順当に生育してくれて満足のいく出来であった。
ササゲは、サヤが茶色に変色してカラカラに乾いたら収穫のサインだ。はじめだけに取れたのはわずか。ざるに広げて天日に干している。これから何回かに分けて収穫が続く。
わが家でのササゲの出番は赤飯だけ。老夫婦2人暮らしの生活では「お赤飯を炊く」といっても、年に2、3回? いやもっと少ないか。それでもたまにタネをまいて作る。家にササゲがあって、気がむいたらいつでも赤飯が炊けるというのがいい。