30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

白頭をかきながらインゲンのまき直し

2012-05-02 | インゲン

ことしはうるう年なので、昨1日が八十八夜だった。この時期になると毎年、遠くに住む美しい人から八女の新茶が届く。しばらく音信がなかった。新茶が息災のサインになる。元気で暮らしているのだろうか。立夏がまもなくだ。GWの野良仕事は暑く、”夏も近づく”のを感じながら汗を流した。

インゲンの芽が出た。豆類の芽出しはなかなかてこずることはなんども書いてきた。またかと思われるかもしれない。こればかりは何年やっていても、そのたびにそう感じるからだ。夏は果菜類ばかりでなく豆類が楽しめる。5月はサヤインゲンとソラマメが収穫できる。7月にはインゲンとエダマメが食べられる。ラッカセイだけはずっと遅く10月なる。豆類はほかにササゲやキントキを作ったこともあったが、いまはこの種類におさめている。

エダマメよりもインゲンの芽出しのほうが、私は手間取る。毎年毎年、同じことをしながら、毎年毎年、同じことを感じる。学習能力がないのだろうかと白頭をかきながら、こうして知らずのうちに年を取っていく、というより年を取ってしまった。

エダマエはすでにきれいに芽が出た。その隣に遅れてインゲンをまいた。どうにも芽出しがそろわない。ことしのインゲンは直まきだ。雨が続いたせいなのか発芽が悪かった。そこで再度まくことになった。これで昨年買ったインゲンのタネはすべて使い切った。発芽がうまくいかないことが多いから、まき直しでタネも思いのほか使う。

芽が出たらこんどは支柱を立てなけれならない。支柱立てが面倒なら「ツルなし」インゲンがあるが、これは収穫期間が短いようで、インゲンはいつも「ツルあり」だ。たしかに支柱立ては面倒だ。この時期はそんな細かい作業が続く。しかし面倒だなといってはいられない。確実にこなしていかなければならない作業がある。さぼったりするとまともな野菜は作れない。


4月の読書
・「アイアン・ハウス」 (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・「城を噛ませた男」 (伊東潤著・光文社)
・「中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史」(與那覇潤著・文藝春秋)
・「新釈諸国噺」(太宰治全集7・筑摩書房)
・「太宰治 滑稽小説集」(太宰治著・みすず書房)
・「解錠師」(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)


         


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