30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ことしは茎(スティック)ブロッコリーも作っている

2011-10-06 | ブロッコリー

ことしは茎ブロッコリーも作っている。スティックブロッコリーともいう。ブロッコリーは花蕾を食べるのだが、これは茎のほうを主に食べるものらしい。名前はずっと以前から聞いていた。作ろうかどうかなと思いながらも作らないでいままで来た。「うまいから、ぜひ作ってみたほうがいいよ」という評判を聞かなかったからかもしれない。うまいとなれば、すぐにでも飛びついて、挑戦したはずだ。

一般のブロッコリーは好物である。私の菜園ではあたりまえだが私の好みが最優先する。好きな野菜は多くの面積が与えられる。だからブロッコリーもそうで、狭い菜園ながらも最優先して植えつけ場所を確保してやり、植えつける本数も多い。ブロッコリーの栽培は楽であるといいたいのだが、モンシロチョウの幼虫駆除にだけは手間がかかる。このモンシロチョウの幼虫さえいなければ、確かに楽なのである。これからがまさにその戦いの季節を迎える。

ここまでは寒冷紗をトンネル掛けして虫を寄せ付けないようにして育ててきた。背が伸びて、寒冷紗の天井まで届いてしまったいま、寒冷紗を取り除かなければならない。丸裸になる。ここぞとばかりにモンシロチョウがやってくる。それもわんさとやって来る。卵をうみつける。しばらくすると幼虫になり、旺盛な食欲で葉をむしゃむしゃ食べる。駆除しないで放ったらかしにしておくと株自体が弱ってしまう。

この幼虫を摘まんでつぶすのがこれからの重大な作業だ。それも、できれば一日おきに駆除する必要がある。あれだけ取ったのにまたこんなにもいるのかと、作業のたびにたまげてしまうほどで、次々と生まれてくる。ブロッコリーは好きなんだけど、そう簡単には食べさせてくれない。面倒で実際のところ憂うつである。たまったものではないと、ブロッコリーもこの数年は一時に比べたらぐっと本数が少なくなった。7月末にタネをまいた。しかし少ないのがなんかもの足りないのである。

9月末に種苗店で、茎ブロッコリーを見つけた。なにを思ったのか苗を4株買った。初挑戦だからこんなもんだろう。いまは寒冷紗の中にいる。ブロッコリーより背丈が大きくなりそうだ。 スーパーでもよく見かけるが食べたことがない。アスパラガスに似た甘みがあるというから楽しみにしていよう。


     

    


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