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お天気 晴れ 気温 8℃

午前中晴れています いつものように風は冷たいですが、それほど寒いとは感じません
JR久慈駅で外装の工事のため建物が足場で囲まれています、どのような工事かわかりませんが。
野田村新山地区の田んぼです。この田んぼ全体が大津波で流され、昨年初めて作付けされました。おかあさん知り合いの方で今日は石コロなどを取り除く作業しているそうです。このちっこい石でもトラクターの爪にぶつかれば爪が曲がったり折れたりするそうです。この田んぼは当時海水を被ったので、その年に全て土の入れ替えをした場所です、そのため他所から土が運ばれその中に石ころが混ざっており大変だそうです。昨年初めて稲作されました、米の出来具合はまぁまぁだったそうです。
ビニールハウスは我が家の近所のハウスです。苗床作っています。種モミが入っていてあとは緑の葉出るまで育てるだけです。

うわ、昼過ぎ10分ぐらい青空から雨が急に降り出しました

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野田村漁港入り口です
ここのおかあさんは花好きな方で、毎年玄関先に鉢植えなどを並べています、今日ちょっと寄ってみました、家中の土間に木のフジで作った鉢置き物があります。おとうさんが出てきて説明してくれました、このおとうさんの話の長さが後々取材時間の失敗でしたが^_^;。おとうさんが自分で山から藤の枝を取ってきて作ったそうです、藤の木の採取も、藤は大きな木に絡まっているので、軽トラでロープをくくりつけ引っ張るそうです。宅の鉢植え花はおかあさんが好きで置いたのかと思っていたら、おとうさん自分が昔から好きで山野草など自分で育てて鑑賞しているそうです。おとうさんとは初めての出会いですがこれまた話し好きで物知りで中々話が途切れません、ま~事務局も負けないぐらいいろんな話しに興味あるんですが^_^;。おとうさん宅も津波で腰の高さまで押し寄せ一階の物はほとんど流されたそうです。最初大船度方面に数十Mの津波が押し寄せたらしいと言うことで、役場避難指導で裏山に避難したそうです、その裏山から津波が押し寄せるのを目にしたそうです。津波一波は防波堤にぶつかり返されたそうです、その後第二波が発生して、松の防風林をなぎ倒し、防波堤にぶつかり、その波が20Mぐらい高く上がり田んぼに流れ込んだそうです。そのときは警戒の為に役場からも来ていたそうですが、そのときの役場職員が撮った画像が今残っている画像だそうです。自宅前には役場などの車両が10台ぐらい止められていたそうですが流されるのが見えたそうです、また野田村商店街の焼き瓦の大邸宅が波にユックリ役場の方に押し流されるのも見えたそうです。おとうさん宅前に大唐旅館さんがあり、その裏の住宅が流され一人亡くなったそうです、亡くなったとおさんは同じ場所に避難していたそうですが、まさか目の前の防波堤を越えることはないだろうと自宅へ帰ったそうです、そのあと津波が防波堤を越え住宅が流失したようです、松の木に引っかかって亡くなっていて、可哀相うだったよと話しておりました。
おとうさん、百姓一揆の話し、数百年前の津波の話し、物知りです、見てきたような口ぶりで話して聞かせます(笑)、野田村の百姓一揆のときは野田前浜にたくさんの村人が鉄砲など持ち集まり、盛岡へ山を越えて向かったそうです、盛岡が近くなったとき、たぶん田野畑からも合流したのかな?、盛岡へ着く前に、役所から「訴えの話は分った」からと、参カ者全員に何合かづつの米を持たせ帰らせたそうです。村人が安堵していたら、あとで一揆の先達が捕まり首を切られたそうです。
数百年前の大津波では野田湾から押し寄せた津波が、野田峠まで届き、久慈湾から押し寄せた津波と野田峠でぶつかったそうです、そのため現在でもその辺には浜の貝などが出てくるそうです、それと野田峠山には砂浜に咲くハマナスも見ることができるそうです・・(笑)、「おとうさん、人(他人)に話してもいい話だ~」疑ったら、「あ~、わがって居る人はわがっていんだからほんとだったんだ」だそうです(笑)。
立ち話がもう30分も経ちました(笑)

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旧暦3月3日、「さんがーさんにち」潮干狩りの日です
今日の日は年に一度、漁業会員でもなくても自由に海に入り海草類と採ってよいと許されている日です
事務局子供のころはおばあさんら一家総出で山を越えてこの久喜浜にツブとかマリコなどを採りにきました。なので想い出のある海岸になります
今日の浜はあまり寒くありません、浜もそれなりに良いみたいです、海草類はあまり育ちは良くないみたいです。皆さん、事務局顔見知りです、男性の方らはあまり事務局見たことないようで、おかあさんらから「あれ~、あそごの人だんだ~」と言われています(笑)。
浜に着いたのは11時です、「今、終わった~よ、遅いんだもの~」言われました。11時までだそうです。海草類採る姿を撮ることは出来ませんでした。さっきのおとうさんと話し込んだのが時間の遅れだったよです。知り合いのお母さんが歩きながら「袋をけるから、ほら足下にある打ち上げられた海草も食えるんだからもっていくんだ~、水につけてゴミなどを取り除けば岩場で採ったのと同じなんだから。この海草は夕べ打ち上げられたものなんだから・・」言われ、ひとしょい集めて来ました。採ったばっかしの海草を一つかみ頂きました。運転席積んだら浜風の臭いで気持ちよう臭いです。家の中に今袋のまま置いても浜の臭いがしています。・・・が、喜んで持ってきたら家で歓迎されません(涙)、より分けるにめんどくさい言われています(笑)。ま~香りだけでよしとしましょうか(笑)。
火を囲んで一服していました、ニシメ頂いて食べてきました、僕もショッパイの好きですが、浜の人のニシメもショッパイ食事ですね(笑)

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久喜浜で間に合わなかったので急いで野田漁港へ寄りました
この野田漁港は「築港(ちっこう)」と呼ばれ、事務局若いころの浜のたまり場です。この築港の奧側が潮干狩りの場所があります。やはり知り合いの監視たちがいて「は~終わったえ」言われました。残念。
帰り沿いにおばあちゃん二人が座り海草類のゴミなどをより分けていました。迎えの車を待っているそうです。
「新山ですか」聞いたら、事務局を見て「あんだの家とは親戚なんだ~」だそうです。「オレをわがる?」聞けば、新山にある屋号のうちで、このおばあちゃんの男親と事務局のおじいさんとは兄弟だそうです。ビックリすることは、私は会った覚えもないのに私の顔を見て分るなんて。「おばあちゃん、あんたはすごい、頭がしっかりしている」言ったら、おばあちゃんは今でも小説を読んでいるので頭はしっかりしているらしいです。若いころから読むことが好きだったそうです。きっと若いころはインテリお嬢さんだったんでしょう。おばあちゃん本家は新山でも大きな由緒ある屋号宅です。
今でも、読むことが好きで本を読むとは素晴らしい方ですね、いつまでもお元気で長生きして・・

浜で、「もちろんあまちゃんさ出るんだべーな、いつ出るかみていだがら」言われてきました。そのうち出るから見ていで~と、ウソついてきました(笑)

事務局が拾ってきたG020_2 海草類「だれかに持っていってあげようかな」言ったら、うちでは「もらっても迷惑なんだから」言われています(涙)

G025 湯でて食べました(^_^)

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