男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

青梗菜のスープ煮

2008年07月01日 | 野菜類
このところ、野菜料理のレシピが遠のいていました。
青菜の煮物は手軽にできて美味しいもの・・・でも夏になると青菜が少なくなります。
そんななかで「ちんげん菜」はすぐれものでして、値段もさほどに高くないし、供給も安定しています。

冷凍の生ホタテ(干した貝柱は量のわりに高い)と干しえびは我が家の常備食材です。
冷凍ホタテは「お造り」・「てんぷら」・「フライ」・「つけ焼き」・「バター炒め」・「ブイヤベース」など用途は多彩です。

干しえびも「ナス」と煮たり「チャーハン」の具に、「なすと干しえびのカレー」、「そうめんの出し」にといろいろ楽しめます。
干しえびに酢をたっぷり注いでお醤油を2~3滴たらしたのは、酒の肴に安直に作れてとても美味しい一品です。

干し貝柱を使った「ちんげん菜」や「白菜」のスープには中華料理の定番、それを真似して作ったのが今回のレシピです。

これを書いたのはフッターには6月1日としていますが、実際には5月のはじめで、畑からとってきたほうれん草が出てきます。

いまは白菜は店頭にあっても旬はずれ、値段は高いし美味しくない、でもちんげん菜なら今でも
値段は安いし供給も安定しています。

わたしのレシピには、常に値段のことが出てきていじましいし所帯じみている・・・と思われるかも知れません。
食材探しは毎日のこと、安心して口に入れることができて、安い値段で買うことができる・・・そんな店を多く知るのは、
食材不信に加え、インフレ気味の昨今、主婦ならずとも生計維持に必須のことと思います。

車で動ける機動力のある方、関東・関西大消費地区には多くの店がしのぎを削って争っています。
こんな商品がこんなに安い・・・でも(相場商品、とくに生鮮魚類・青菜類など)は日々値段が動きます。
昨日あんなに高かったのが、今日はこんなに安い・・・そんなことがしばしば目につきます。
年中多忙な方ならともかく、時間に余裕がある方は、合間に近隣を市場探訪してごらんなさい。

「目からうろこが落ちる」そんな気持ちが味わえる機会があるはずです。
  
ちんげん菜のスープ煮
  ここでは、ちんげん菜、白菜とほうれん草を使いましたが、小松菜など好きなナッパを使ってください。
  白菜は今頃よりも、霜がおりるころの方が甘味がでて美味しいです。
  生ホタテの代わりに干した貝柱か干しえびを煮込んだスープにするとよりいっそう美味しくなります。

ちんげん菜と貝柱

材料
ちんげん菜   2株
ホタテ貝柱   3こ
日本酒   大さじ3杯
チキンブイヨン  味醤油   1こ
中華味の素    小さじ1
ごま油   大さじ1
作り方
ちんげん菜を株元から4つに切る(写真2)
貝柱を1センチ角に切る(写真3)。
チキンブイヨン、中華味の素、日本酒に
水100ccを加え火にかける(写真4)。
沸騰したら貝柱を加え一煮立ちして火をとめる。
中華なべにごま油を入れて火にかけちんげん菜をいれ
全体を炒めてスープを半量加え、ふたをして蒸し煮する(写真5)。
(ちんげん菜は熱湯でサッと茹でてからスープで煮ても良い。)
蒸し煮したちんげん菜にスープと貝柱を一緒に加え、
全体をなじませて出来上がり(写真6)。

白菜とほうれん草のスープ煮
材料
白菜   2枚
ほうれん草   3~4株
日本酒   大さじ3杯
チキンブイヨン  味醤油   1こ
中華味の素    小さじ1
作り方
白菜の軸と葉の境のところで横二つに切って
白い肉厚の部分と柔らかい葉の部分に分ける。
肉厚の部分を長さ5cm、巾3cmの大きさに切り、
葉の部分は5cm×7cmくらいのざく切りにする。
ほうれん草は株元を切り落として横二つに切る。
調味料全部を鍋に入れて沸騰させ、白菜の肉厚の部分を加えて、
ひと混ぜしてからふたをして蒸し煮する。
次に葉の部分を加えて3~5分蒸し煮して全体に火が通ったら味を調える。
最後にほうれん草を加え1~2分してほうれん草が煮えたら出来上がり。
白菜はしっかり煮て味を含ませ、ほうれん草はサッと煮て火が通る程度(煮すぎない)。



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