男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1099 たまご酒

2018年03月17日 | お飲み物

長い冬の寒さがやっと暖かくなり始めた途端、また冬の寒さに戻りました。この冬の寒さは
皆が辟易しています。夏の暑いのも困りますが寒いのはそれ以上に困る・・家計を直撃す
るのであります。先ず暖房のため電力とガスの消費量が増える・・我が家の統計では例年
に比べ50%消費量が増えました。

もう一つは野菜の値段が高騰する・・例年にない寒さで野菜の生育が遅れたため・・需要と
供給のアンバランスで、近年になく「野菜の値段」が高騰しました。我が家は、家の前の田
んぼを借りて野菜作りしていて、冬場野菜は自給してきましたが、今年は寒気のため野菜
の生育が遅れ、野菜の収穫はNGで・・家計に負担をかけました。

この冬、白菜とキャベツの輸入が、これまでにない大量であった・・過去最大だったと言い
ます。我が家では、3月3日のひな祭りの日に「ばら寿司」を作りました。具材は「明石の
焼き穴子」を奮発し、青味に「サヤインゲン」を使います。

サスーパーで買ったサヤインゲンのパックを見ると「オマーン」産の標示がありました。オマ
ーンと言えばアラビア半島東端の君主国・・面積は我が国の岡山県と同じ大きさの国・・イエ
メン・サウジアラビア・アラブ首長国連邦に囲まれた国です。

オアシスを中心に国土の0.3%が農地となっていて、河川がないという悪条件にもかかわらず
人口の9%が農業に従事しています。主にナツメヤシとジャガイモを生産していますが、冬場
に、日本向けサヤインゲンの大規模生産も行われている・・と言います。

わが国の食糧が世界の各国から輸入されている・・というのは認識していましたがアラビア
半島の国まで厄介かけているのは意外でした。スーパーに行ったとき野菜売り場でサヤイン
ゲンの産地を確かめてみて下さい。

レシピは寒い日の飲物二題「たまご酒」と「ブランデー・エッグノッグ」です。お酒を使いますが、
アルコールが苦手な方は量を減らすなどして作って下さい。美味しく作るポイントは卵液を
漉すこと。も一つは煮るとき熱を加えすぎないこと・・さりとて(温度が)低いのもNG・・シンプル
だけに神経を使いますが、上手に作るとほんとうにおいしい飲み物にしあがります。

からだが温まる飲み物・・材料は酒と卵と砂糖の3つだけですが、作るときの気配りが必要です。
一番大切なのは火加減・・終始弱火・・コンロの最弱の火で、5~6分かけて気長に煮込みます。
卵が煮固まる直前・・トロリとしたところで火を止める。きめ細かい舌触りで美味しい飲み物です。


材 料
たまご 1こ 50g
日本酒 1カップ 180cc
さとう 大さじ 1 10g
シナモンパウダー 適宜
生姜 適宜

作り方
1.ボウルに卵を割り入れてカラザを取り割りほぐす。
2.日本酒を少しずつ加えて混ぜ合わせ、細かい網目
  の網ザルで漉す。
3.鍋に2.と砂糖を入れ火にかける・・火は一番の弱火。
4.数本の箸か泡立て器でかき混ぜ、トロミが出るまで
  煮る・・温度が上がるまで掻き混ぜて弱火で4分・・
5.酒の温度が熱燗になった頃合いに火を止める。
6.卵液が半熟になったのを確かめて器に移す。
7.そのまま飲んでも美味しいが、生姜のしぼり汁など
  落として飲むと、一味の変化が楽しめる。

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