男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

キスの酢締め

2016年07月22日 | 魚介類

今回テーマは脂肪肝を採りあげました。私はお酒を毎日飲んでいて、酒飲みに多い脂肪肝に

なっていないか気がかりでした。脂肪肝をネット検索すると色いろ怖ろしいことが書いてあり、

これまでの私の酒量を当てはめると「危ない!」と思い、真剣に取り組むことにします。



先ずは脂肪肝の定義から・・食事で摂った脂質と糖質のうち、脂質は小腸で吸収して肝臓で脂

肪酸に分解されます。また糖質はブドウ糖に分解され、小腸から吸収脂肪されたあと、肝臓で

中性脂肪に変化します。


摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていれば問題ありませんが、脂質や糖質

の摂り過ぎや運動不足の場合、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に

蓄えられる・・これが脂肪肝です。


脂肪肝の原因は大きく分けて二つ・・①酒の飲み過ぎと②肥満。あと、極端な食事制限など

ムリなダイエットで脂肪肝になることがあります。日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎ

よりも食べ過ぎによるものと言い、これを非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と言います。



ほんとうはコワイ脂肪肝・・サワイ健康推進課より





肥満との関係は、BMI 25〜28の経度肥満で58%に、同 28以上では84%に脂肪肝が認められる

(日経Gooddayより)・・と言います。日常的に糖質を摂り過ぎると脂肪肝になりやすく、特に果物

の果糖は吸収がよく肝臓で中性脂肪になり易いので、果物好きな人は注意が必要です。



飲酒の場合、1日の純アルコール摂取量が60g(日本酒換算3合)のとき、アルコール性脂肪肝で

ある場合がほとんど・・と言います。脂肪肝のまま飲酒を続けるとアルコール性肝炎に、更には

慢性肝炎から肝硬変になり肝臓がんへと進む・・脂肪肝が怖い所以です。



一旦罹った脂肪肝から抜け出すには・・は次回お伝えします。



レシピは、キスの酢締めと笹カレイの一夜干しです。お酒の相手によろしいですが脂肪肝予防に

お酒は程ほどにお召し上がり下さい。


キスの旬は6月~8月、夏においし魚と言います。レシピのキスは活きがよく開いたものを求め
ました。天ぷら用とありましたが、余りにきれいなので酢締めにします。酢で締めるときは、酢と
日本酒との合せ酢に浸すと締め過ぎにならず、しっとりおいしい酢締めができます。


材 料
キス 6尾 ・・下処理したキスを求める
きゅうり 1本
みょうが 3こ
調味料
あじしお 適宜
米酢 適宜 ・・柑橘すでもOK
日本酒 適宜 ・・酢と合せ漬け酢を作る・・酢7に対し酒3の割合

作り方
キスに塩を振る
キスに塩を振り1~2時間おく。塩は味塩を使うと
振り易くて無難。
・・粗塩は、キスのような小型で身が薄い魚には
均等に塩を振るのが難しい・・

もう一つの方法
粗塩で3%の塩水を作り、キスを2~3時間浸し
引き揚げて、ペーパーで水気を拭き取る。
酢7と日本酒3の割の漬け酢を作る
塩をしたキスの水気を拭き取り、酢洗いする。
酢洗いは生酢(材料の分量外)に浸してザルに
揚げる。
合わせ酢に浸す
酢洗いしたキスをペーパーで包んでトレーに
並べ合わせ酢を注ぐ・・ペーパーがしっかりと
合せ酢を含んだら、ラップを広げて洩れない
ように包む。ラップは二重にするのが無難。

そのまま冷蔵庫に置き、翌日から食べられる。
賞味期間は4~5日は大丈夫です。
食べ方
細切りして加減酢でたべてもおいしいが、
きゅうりやみょうがをとり合せた酢の物が合う。

コメント
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