男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

シュリンプソース・・・エビの頭で作る・・

2012年03月29日 | だし・調味料・スープ類

先日お送りした「甘エビのお造り」を調理したあとにのこった
頭と皮をつかい、エビのソース=シュリンプソースをつくりました。
エビの頭からは、おいしい出汁がとれますが、活きの良いエビでないと
おいしくないと思っていました。

冷凍エビの頭でつくるソースがおいしい・・というのを知ったのは最近の
ことです。娘が「エビのソースを作ったので食べてごらん」と、もって来て
くれました。彼女はCOSTCOに行くと、決まってこのエビを買っていました
が、わたしは、有頭の冷凍エビは・・と敬遠していました。

その日の夕食は「スズキのムニエル」・・思いついたのが、このソースを
ムニエルソースにすることです。食べてみたら「目からウロコ」のおいしさ
・・以来、このエビにはまりました。エビの名は「アルゼンチン赤エビ」と
言います。スーパーの鮮魚コーナーでも見かけます。

値段は大きいもので1尾100円前後、小ぶりなのが80円ほど、「生食」
できると表示がしてあって、甘エビと同じように刺身で食べます。大きい
身なので食べごたえがあります。買うときは頭つきがお勧め、フライパン
で焼いたり、レシピのようにソースにして食べると、二度楽しめます。

甘エビの頭でソースをつくる・・という発想はアルゼンチン赤エビの頭の
おいしさを知ったから・・と思います。これをベースにしたパスタソースも
期待通りのおいしさでした。レシピを読んだら、何と面倒な・・と思われる
かも知れませんが、ぜひ作ってみてほしいソースです。

シュリンプソースは、甘エビのお造りのあと、残った頭と皮を使ってつくる、いわば「捨て物」利用のソースです。
「アルゼンチン赤エビ」という大型のエビが出回っています。甘エビとおなじように「生」で刺身で食べると、濃厚
な味でおいしい上、大きいので食べ応えがあります。頭でつくるソースもおいしいので見かけたらお試し下さい。


材 料 甘エビの頭・皮 17尾分 110g
にんにく 1かけ 10g ・・・みじん切りする
玉ねぎ 小 1/2こ 300g ・・・同
トマトペースト 1/2缶 200g
ローリエ 2枚
オイル 大さじ 1
白ワイン  1/3カップ 60cc
塩・胡椒 少々
魚介の出汁  1.5カップ 270cc なければマギーなどを代用する
魚介の出汁の作り方・・顆粒状のスープストック「フュメドポワソン」1パック
     6gを、1.5カップの水で2~3分煮るだけ。

フュメ・ド・ポワソン・・・詳しくは下記「URL」をご覧下さい。
http://lainacuisine.blog86.fc2.com/blog-entry-185.html

写真「mascot」社製は1パック・25スティック入り150gが945円。
ハインツ(HEINZ)社の製品もあり缶詰です。290g入りが728円。
パスタソース、ムニエルソース、ブイヤベースなどにつかいます。


ソースを作る
フライパンに、オイルとにんにくを入れ中火で炒める。
にんにくの香りが立ったら、エビの頭を加えて炒める。
玉ねぎとローリエを加え、玉ねぎをしっかり炒める。
白ワイン1/3カップ加え、数分煮てアルコール分を
とばし、魚介の出汁大さじ3を加える。

ストレーナーに移し、すりこ木などですり潰して漉す。
漉したあとのエビ頭を鍋に戻し、水60cc加えて煮だす。
これを、もう一度漉すと、エビ出汁が良くしぼりとれる。
漉したエビ出汁を鍋に入れて、魚介の出汁1カップと
塩・胡椒、トマトペーストを入れ、中火で煮つめる。
水分がとんで、トロトロになったらできあがり。

パスタソースやムニエルソースのベースにします。
コメント
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