J3で差別発言？

差別問題が大きく取りざたされているこの時期に、ちょっと信じられないような出来事があったようです。
Ｊ３金沢の保崎選手が対戦相手に差別発言をしたとして処分されました。

『Ｊ３金沢ＤＦ保崎が３戦出場停止　相手選手に差別的発言 』（スポニチアネックス）

『制裁決定について』（Jリーグ公式）

『２０１４ 明治安田生命 Ｊ３リーグ　第13節　の行為に対する保崎　淳選手（金沢）の出場停止処分について』（Jリーグ公式）

『保淳選手への処分およびクラブへの制裁について』（ツエーゲン金沢公式）

つい2日前にも書きましたが、Jリーグにおける制裁は以下の9項目が規約により定められております。

（1）けん責（始末書を取り、将来を戒める）
（2）制裁金（１件につき１億円以下）
（3）中立地での試合開催
（4）無観客試合の開催
（5）試合の没収（試合を没収し、０－３の敗戦と扱う）
（6）勝ち点減（１件につき、リーグ戦の勝ち点を１５点を上限として減ずる）
（7）出場権剥奪（リーグカップ戦の違反行為に対し、次年度の出場権剥奪）
（8）下位ディビジョンへの降格
（9）除名（総会で４分の３以上の議決を要する）

一番軽い処分とはいえ、クラブにも制裁を加えられるという大きな事態となりました。
一体何があったのか、詳細はよくわかりませんが、差別に対する問題が大きくクローズアップされているこの時期にやってしまったというのは本当に深刻な問題だと思います。