ちょうどいい

14歳の陸上選手。足の筋肉を痛めてご来院いただきました。実はこの子、5歳の頃から当院にご来院いただいている、鍼治療のベテランさんです（＾＾）
保育園の頃は小さくて可愛らしかった彼でしたが、小学生になり背が伸びて、中学生になり凛々しい男子へと成長しました。外見だけでなく、中身も大人へと移り変わる時期です。彼が変われば当然、彼に対する私の接し方も変わっています。いつまでも子ども扱いはしませんよ（笑）。

さて。

鍼灸治療は確かに早期回復のお役に立ちますが、治療と休養はセットで効果を発揮するものです。いくら良い治療をしても、質の高い休養を取らなければ全治期間は長引きます。
しかしながら、大きな大会を控えているスポーツ選手にとって、練習を休むというのはかなりのストレス＆プレッシャーになるものです。それでもある程度の休養や安静は必要なもの。練習に参加させながらなおかつ、傷病部位の安静をいかにして保たせるか。スポーツ選手の場合、特に中高生はそのあたりの微妙なコントロールがなかなか難しいのであります。

週間天気予報を見ると、金曜日以外はずーっと雨続き。安静を訴えるにはちょうどいいウェザーコンディションです（笑）。というわけで練習は週明けの月曜日まで、たっぷり6日間の休養を指示。次回のご予約のお話をしていましたら、ちょうど今週は中間テストで部活もお休みになるのだそうな。

なんだ、ちょうど休めるじゃないの！（゜∀゜）

しっかり休んで、治療して、今度の試合はベストコンディションで臨めるようにがんばろうぜ！！
・・・あ、頭と手はいくら使ってもいいからね。勉強はしっかりやりましょう（笑）。