工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
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あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

経過の報告を聞いたぞ

2007年07月24日 22時08分03秒 | 工藤家の日常
母の担当医の先生からお話を伺う事ができました。遅い時間にありがとうございます。

入院しておよそ2ヵ月、脊髄梗塞が見つかって薬物療法が開始されて6週間が経過致しました。胸から下の強い感覚障害(しびれ)は腹部と臀部のみやや軽減がみられますが、膝下のしびれはむしろ強くなっており、全体的にはほとんど回復していない状態が続いております。
本日のお話を要約すると、薬物療法ではこれ以上やる事がないところまではやったそうで、今後は退院して通院に切り替えて欲しいとの事。つまりはこれ以上の回復は期待できないという内容だと解釈できました。
僕らは脊髄梗塞という診断を聞いた段階である程度こうなる事は覚悟しておりました。ですから今回は特に驚くような話ではないと感じたのですが、やはり母にとってははショックだった様子。しきりに先生に「まだ良くなる可能性もある?」「家事が出来るくらいになればいいんですけど・・・」「せめてしびれが半分くらいなる薬はないんですか?」と詰め寄っておりました。担当医の先生も返答に困った様子で「う~ん・・・そうですねぇ・・・」と繰り返すのみ。母には申し訳ないのですが、中枢神経が死んでいるのだから今の医学ではどう考えてもこれ以上の劇的な回復は無理。先生方だって今まで一生懸命治療に当たってくれたわけですし、私は先生の味方になって「もうあきらめましょう」と母をなだめておりましたよ。
クルマの運転も今後はしないように、先生に頼んで強く言ってもらいました(釧路に帰ったら運転するといって聞かないもので)。本人は納得できない様子でしたが、取り返しのつかない事態になってからでは遅いですからね。もう母のクルマは売却してもらいます。

以上のようなお話だったのですが、現代医学では無理でも古典医学ではなんとかある程度まで回復は期待できるんじゃないかとね、私は思っておりますよ。
何といっても実の母ですからね、私だってなんとか苦痛を和らげてあげたいのは山々でございます。しかしながら今までは他の医療機関に24時間お世話になっている身でございました。いくらなんとかしてあげたくても何も手出しできないという現実にもどかしさを感じておりましたよ。
退院した後は鍼を試してみてもいいと、ようやく担当医の先生から許可を頂く事ができました。これで私の胸のつかえも取れた気が致します(^-^)

退院予定は7月31日。その後は通院による状態確認と鍼治療で様子をみる事になっております。
釧路では父も待っていますしそんなに長い間は継続できないかも知れません。それでも何か些細な変化でも得られれば嬉しいですし、母に対する最高の親孝行になるのではと。そんな事を思っております。

はい、以上。
独協医大病院の駐車場からお送り致しました。
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