なでしこリーグ2部が全日程を終了

つくばFCレディースの今季最終節は大雨の中のゲームとなりました。セキショウチャレンジスタジアムはそんなに水はけが悪いわけではないのですが、昨日はピッチ上に水が浮くくらいの大雨だった様子です。

パスが繋がらずお互いに難しいゲームになってしまいましたが、つくばが先制し、逃げ切り勝利を収めております。お天気の問題なので仕方がないですけど、できれば良いピッチ状況で試合をさせてあげたかったですね。

今季最終戦を白星で飾る　つくばFCレディース　 https://t.co/L1AqlabDm2

— NEWSつくば【公式】 (@NEWS_Tsukuba) October 15, 2023

私は空き時間にYouTubeのライブ配信で観戦していたのですが、前半10分ごろ突然画面と音声がフリーズし、11分過ぎに配信が再開した際には既にゴールが決まって相手キックオフで再開するところでした（；・＿・）
昨日の配信は音声も聞きづらく、試合終了後のセレモニーは画面中央に大きくスコア表示が出たまま無音状態。勝利は嬉しいですけど、ちょっと配信内容が残念でした。来季はがんばれ中の人。というか、技術的な難しいことは一切不要。実況や解説はそんなにがんばらなくていいので、試合映像と音声だけしっかり配信してほしいなぁと思ったり、思わなかったり。2部で配信があるだけありがたいんですけどね（；＾＾）



さておき。



これで今季のなでしこリーグ2部全日程が終了いたしました。まずは今季の最終順位を確認しておきましょう。

優勝は無敗で首位を独走したヴィアマテラス宮崎さん。14勝4分0敗という圧倒的な成績で、なでしこ2部を1年で通過して行きました。来季1部でどれだけやれるか今から楽しみです。
2位には1部昇格条件を満たさないJFAアカデミー福島さんが入ったため、今季の1部2部入替戦はありません。中高生のチームですが、今季もさすがの強さでした。
開幕直後の数試合でなかなか結果が出せずに、3位で惜しくも昇格を逃した岡山湯郷Belleさん。横山選手を中心とした爆発的な攻撃力を武器に、今季の2部上位争いを面白くしてくれました。来季の昇格候補筆頭であることは疑う余地はありません。

10月15日(日)の試合後、表彰セレモニーが行われました🏆セレモニーには、なでしこリーグ髙田春奈理事長もご来場され、賞状、強化費、優勝カップを授与して頂きました！会場には、沢山の笑顔が溢れ、地域の皆様と一緒に優勝の喜びを分かち合う、幸せな時間になりました☺️🌈#ヴィアマテラス宮崎 pic.twitter.com/UMZjUniPSv

— ヴィアマテラス宮崎【公式】 (@viamaterras2020) October 16, 2023

注目の残留争いは得失点差でディアヴォロッソ広島さんが残留、ノルディーア北海道さんが入替戦行きとなりました。両チームの明暗を分けたのはたった得失点差2でした。

⚽️お知らせ📣本日も熱いご支援・ご声援をしていただきまして、本当にありがとうございました。本日の試合の結果、入替戦で戦うことが決定しました。とにかく前を向いて最後の最後まで闘います。引き続き熱いご声援の程よろしくお願いします。

— ノルディーア北海道【公式】 (@norddea) October 15, 2023

GKがフィールドプレーヤーとして出場するなどシーズン終盤まで選手が揃わず苦労していたノルディーアさんでしたが、今夏提携先の札幌大谷高校から数名の助っ人を確保してからはある程度しっかり戦えるチームになっております。11月に開催される入替戦で何とか残留を果たしてほしいです。来シーズンも北海道遠征に行きたいです。なでしこリーグ2部入替戦に関してはまた後日。



では、つくばFCレディースに関して。



昨日の最終を勝利で締めくくったつくばFCレディースですが、終わってみれば今季最終順位は8位でした。

新チームに対する情報が少なかった開幕直後は第1節から3連勝、4試合で勝点10と好発進だったものの、相手チームにスカウティングされるようになると弱点が露呈して一気に失速。シーズン中盤には7連敗を喫するなど、なかなか勝ち星に恵まれず苦しみ続けたシーズンとなりました。1試合平均1.67失点の守備の立て直し、1試合平均0.94得点の攻撃陣へのテコ入れが来季に向けた課題です。

高評価だったのは選手のコンディショニング面。開幕前から抱えていた故障によりリハビリでシーズンを終えてしまった選手が数名いたものの、今季はシーズン中のケガで長期離脱する選手はいなかったと記憶しています（追記：第15節で松原選手が接触プレーによるケガをしていましたが）。大きなケガは#3石井選手の第2節での鼻骨骨折くらいでしょうか（第3節以降も出場していましたけど）。昨シーズン続いた膝の前十字靭帯損傷はゼロ。練習環境の改善や指導法の変更などが功を奏したのかも知れません。ここは監督やコーチ、トレーナーのおかげですね。

#15工藤古都子は3年目にしてようやく定位置を確保し、今季は全18試合に出場（うちスタメン17試合）。主に左サイドハーフとしての出場で、シーズンを通して左右のサイドハーフ、サイドバック、フォワードなど多くのポジションで起用されました。
プレーイングタイムは昨シーズンの838分から大幅に増えて1417分。2ゴール・2アシストを記録しましたが、2つのアシストはいずれも#11赤嶺選手へのクロス、2ゴールはそれぞれ#16村上選手と#11赤嶺選手からのアシストを受けてのものでした。

超人見知りの我が家の娘（笑）。昨シーズン終了後に渋谷選手がニッパツ横浜FCシーガルズへ移籍して行った際、在籍時にもっといろんなことを渋谷選手から学んでおくべきだったと後悔したそうで、今季は3年目にしてようやくチーム内で多くの選手と様々な意見を交わせるようになったらしいです（笑）。おそらく#16村上選手の存在がとっても大きかったのだと思います（＾＾）

【ブログ】今回の担当は、#つくばFCレディース #15 #工藤古都子 選手‼️3年目となる今シーズン、飛躍的に出場機会を伸ばし好調な様子の工藤選手ですが、その要因とは🤔⁉️「ありがとうを伝えたい！！！」女子TOP #15 工藤古都子 2023選手ブログリレーvol.47https://t.co/Q60AHxvV9h

— つくばFC (@tsukubafc) September 13, 2023

シーズン終盤は軽い故障を抱えていたものの、大きなケガや長期離脱もなく無事にリーグ戦を終えることが出来ました。個人としては充実したシーズンだった様子です。

チームは一週間のオフを挟み、来週から再び始動するそうです。まずは今シーズンお疲れ様でした。今週はしっかり休んで、また来季に向けた準備をしてください！

いつでも治療に来ていいけど、キミはいつになったらつくばの家に帰るんだ？