工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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ハイブリッド芝生ってなんだ?

2016年10月28日 19時00分28秒 | サッカー馬鹿
今日のニュースでこんなものがありました。神戸が練習場の一部にハイブリッド芝生を導入し、ノエスタで使えるかどうかのテストを行っているそうです。

『神戸、ハイブリッド芝生を練習場でテスト「ケガの確率減っている」 』(スポニチアネックス)

ノエスタのハイブリッド芝生化・・・そういえばそんな報道が夏頃にあったような気がします。興味はあったんですけど、すっかり忘れてました(;^^)
実はこのハイブリッド芝生、既に浦和のレッズランドの一面に導入されているそうで、先日それに関する説明会が開催されております。サッカー場一面への導入、そしてハイブリッド芝生での公式戦開催(ユース公式戦)は日本初だそうです。

『ハイブリッド芝の説明会を開催』(浦和レッズ公式)

そもそも「ハイブリッド芝生」って何?

ハイブリッド芝生とは、天然芝のピッチの中に一定の割合の人工芝を挿入するという技術のことです。欧州や南米では普及が進んでおり、FIFAはこのピッチを「天然芝ピッチ」として認めているそうで、欧州を中心とした世界各国のクラブチームがホームスタジアムに導入済み。バルセロナも今年8月、カンプノウをハイブリッド化しています。
天然芝95%、人工芝5%ほどの割合でハイブリッド化することにより、天然芝の根が地中深くにまで挿入した人工芝繊維に絡み付き、以下のようなメリットが生み出されるそうです。

・芝の強度の向上
・芝の回復の早さの実現
・芝の維持費の軽減
・高い排水性

神戸や浦和が導入したハイブリッド芝生ではないんですけど、わかりやすい説明動画がありました。基本的な構造は同じだと思います。



レッズランドのハイブリッド芝生は2倍の強度を計測したそうです。

『ユースは強度2倍のハイブリッド芝で密度濃い練習が実現~レッズランド』(スポーツ報知)

神戸のホームスタジアムであるノエスタは屋根の影響で日光や風が遮られ、毎年芝の育成に苦労しています。ハイブリッド芝の導入によりこの劣悪な芝の問題が解決すれば、パスサッカーに適したピッチが維持できますし、故障のリスクもぐっと減ります。クラブにとっては大きなメリットが生じるはずです。

我々栃木のホームスタジアムである栃木県グリーンスタジアムも、掘り下げ式スタジアムという構造上の問題が大きいのか、夏場は毎年芝が荒れてしまいます。今現在もGKが位置するゴール前は土がむき出しです。



もしノエスタがハイブリッド芝生を導入し、その運用に成功したなら、栃木県もグリスタや西川田の新スタジアムへの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
コメント (3)
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