J's GOALのJ2日記、そしてBLOGOLAにパウリーニョ選手の完全移籍に関する記事がございました。
パウリーニョ選手の深い栃木愛が感じられる非常に興味深い内容なので、未読の方はぜひご一読ください。
『栃木:ハッピーな関係』(J's GOAL)
『[栃木]パウリーニョ選手の完全移籍が正式決定。南省吾強化部長のコメントと、パウリーニョ選手本人の反応』(BLOGOLA)
パウ、愛してる( ;∀;)
こんないい子いないわ・・・。
公式発表では契約は来年1月までとなっておりますが、南強化部長の「延長期間に関しては、いろいろな事情によりお話できませんが、ヨーロッパではよくあるくらいの長さだと思ってください(笑)」という言葉からも実際には複数年契約である事がうかがえます。
おそらく完全移籍に要した費用は数千万円。栃木にしてみればかなり高額な移籍金ですけれど、栃木からの移籍となれば確実に今回の出費以上の移籍金が取れる計算です。
もちろんずーっと栃木でプレーして欲しいですけれど、こんなところで終わる選手ではない事はみんな理解しています。パウリーニョ選手は近い将来には栃木を去る事になるでしょう。それが今シーズンか、または来シーズンになるかはわかりませんが、今回の完全移籍&(おそらく)複数年契約によってパウリーニョ選手の穴を埋めるだけの十分なお金を落として去ってくれます。
近年、ゼロ円移籍で海外移籍を果たす日本人選手が増えておりますが、パウリーニョ選手のように「金銭的にチームに恩返しを」と考えている選手はあまりいないような気がします。「選手のため」という大義名分でゼロ円移籍を容認するクラブも非常に多いですし、それが当たり前という風潮すら感じます。
しかしクラブ経営は選手の夢を一方的に叶えてあげる慈善事業ではありません。
経営面を考えれば、クラブとしては売れるものは高額で売れる時に売りたいと考えるのが自然です。選手側も自分の価値を移籍金の大きさに見出せるようにならなければ、いつまで経っても使い捨て同然の「お試し移籍」が横行するばかりで、本当に必要とされているかどうかが行ってみなければ分からない状況が続きます。
今のままではJクラブは資金力のある海外クラブに足元を見られるばかり。これでは今後のJクラブの発展は望めません。
確かに資金力に乏しいJクラブにとっては難しい面もあります。それでもクラブの中心選手をゼロ円で引き抜かれ、また一からサッカーを作り直す事を繰り返す事態を考えれば、複数年契約を交わして引き抜きのリスクを最小限に留める事もできますし、または移籍金を得る事によって力のある選手を新たに獲得する事も可能となります。
南強化部長が言うように、選手、移籍元クラブ、移籍先クラブの三者に利益が得られる移籍を成立させればみんながハッピーになれます。今回の栃木フロントの判断、そしてパウリーニョ選手(の代理人)の判断は理想的な流れだと思いますし、これが本来目指すべきクラブと選手の関係性なのだと思います。
栃木のフロントはこういう仕事は本当に上手いです。新田GMのこういう手腕は大いに評価したいところです。
運営に関しては・・・もうちょっとがんばって欲しいですけど(;^^)
パウリーニョ選手の深い栃木愛が感じられる非常に興味深い内容なので、未読の方はぜひご一読ください。
『栃木:ハッピーな関係』(J's GOAL)
『[栃木]パウリーニョ選手の完全移籍が正式決定。南省吾強化部長のコメントと、パウリーニョ選手本人の反応』(BLOGOLA)
パウ、愛してる( ;∀;)
こんないい子いないわ・・・。
公式発表では契約は来年1月までとなっておりますが、南強化部長の「延長期間に関しては、いろいろな事情によりお話できませんが、ヨーロッパではよくあるくらいの長さだと思ってください(笑)」という言葉からも実際には複数年契約である事がうかがえます。
おそらく完全移籍に要した費用は数千万円。栃木にしてみればかなり高額な移籍金ですけれど、栃木からの移籍となれば確実に今回の出費以上の移籍金が取れる計算です。
もちろんずーっと栃木でプレーして欲しいですけれど、こんなところで終わる選手ではない事はみんな理解しています。パウリーニョ選手は近い将来には栃木を去る事になるでしょう。それが今シーズンか、または来シーズンになるかはわかりませんが、今回の完全移籍&(おそらく)複数年契約によってパウリーニョ選手の穴を埋めるだけの十分なお金を落として去ってくれます。
近年、ゼロ円移籍で海外移籍を果たす日本人選手が増えておりますが、パウリーニョ選手のように「金銭的にチームに恩返しを」と考えている選手はあまりいないような気がします。「選手のため」という大義名分でゼロ円移籍を容認するクラブも非常に多いですし、それが当たり前という風潮すら感じます。
しかしクラブ経営は選手の夢を一方的に叶えてあげる慈善事業ではありません。
経営面を考えれば、クラブとしては売れるものは高額で売れる時に売りたいと考えるのが自然です。選手側も自分の価値を移籍金の大きさに見出せるようにならなければ、いつまで経っても使い捨て同然の「お試し移籍」が横行するばかりで、本当に必要とされているかどうかが行ってみなければ分からない状況が続きます。
今のままではJクラブは資金力のある海外クラブに足元を見られるばかり。これでは今後のJクラブの発展は望めません。
確かに資金力に乏しいJクラブにとっては難しい面もあります。それでもクラブの中心選手をゼロ円で引き抜かれ、また一からサッカーを作り直す事を繰り返す事態を考えれば、複数年契約を交わして引き抜きのリスクを最小限に留める事もできますし、または移籍金を得る事によって力のある選手を新たに獲得する事も可能となります。
南強化部長が言うように、選手、移籍元クラブ、移籍先クラブの三者に利益が得られる移籍を成立させればみんながハッピーになれます。今回の栃木フロントの判断、そしてパウリーニョ選手(の代理人)の判断は理想的な流れだと思いますし、これが本来目指すべきクラブと選手の関係性なのだと思います。
栃木のフロントはこういう仕事は本当に上手いです。新田GMのこういう手腕は大いに評価したいところです。
運営に関しては・・・もうちょっとがんばって欲しいですけど(;^^)