工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

どうしたの!?

2007年04月21日 20時48分52秒 | 工藤鍼灸院の出来事
毎回お母さんの治療についてきてくれる男の子がおります。今年小学校に入学した彼、いつも治療が終わるまで待合室のイスに座って本を読んだり絵を描いたりして待っていてくれるのですが、本日はその子の右手に包帯が(゜_゜;)

あれれ!?ど、どうしたんですか!?

何でも、学校でドッヂボールをしていたら親指にボールが当たって亀裂骨折したらしいんですよ。利き手の骨折だし、さぞかし不便だろうなぁ・・・。
この子、実は絵がものすごく上手なんです。ボールペンとA4のコピー用紙を渡しますとね、いつも個性的で独創的な絵を完成させてくれます。僕はこの子の絵を見るのを毎回楽しみにしているんです。でもしばらくは無理かなぁ・・・。

「こっち(左)の手でできるよ」

おおっ!今日も描いてくれるのかい!?
そうかそうか、じゃ、はい紙♪
いやぁ~楽しみだなぁ(^^)

・・・数分後。



利き手ではない左手で描き上げた絵でございます。
おお、なかなか味のある作品に仕上がったじゃないの(^O^)
・・・で、何描いたのかしら(・_・;)

「数字書いたの」

あ、絵じゃないのね(^^;)
う~ん、よく見れば数字書いてある。左手で書いたにしては上手!
それじゃ、右手が治るまで待合室に貼っておこうね。



右手が使えなくても左手があるもんね。
・・・そうだ、三橋節子の精神だな、こりゃ。
ある意味、僕の目指す医療の形を象徴する絵なのかも知れません。
よし、早く右手で描けるように、包帯が取れたらお灸はじめようか(^^)
コメント
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