休むのも治療です

今のところＷ杯全試合を観戦しているわけですが、自分でも日に日に衰えていくのがわかります（＾＾；）。脈は変に速いし、だるさが抜けません。そこにきて追い討ちをかけるが如くこの暑さ・・・。過労死しないかなぁ（×＿×）

さて、そういう話を患者さんとしていると、「自分で治療すればいいんじゃないですか？」と言われてしまいます。

僕も体調が優れない時は自分で治療をしますが、質の良い睡眠と休養・・・つまり、自主的な『養生』がなければ治療の効果はなかなか出ません。クルマに例えれば、いくら整備をしっかりしていてもガソリンを入れなければ走らないわけです。
どんなにいい治療をしても、日頃の養生をしっかりしなければ治るものも治りません。僕の場合は寝不足が原因なのですから、ぐっすり眠る以外に元気になる手段はないわけです。

どんな患者さんでもそれは同じ事なのですが、養生してくださる患者さんは例外なく回復が早いですよ（＾O＾）／　ですが、なかなかこの『養生』ってうのが難しいようです。無理をしない、食事をきちんと摂る、夜更かししない、お酒を控える・・・ごく当たり前の簡単な事なのですが、いざ実行してみるとこれが結構大変なんだよねぇ。
僕はその辺の事は初診時にしっかりご説明し、その後はあまりうるさく言いません。養生できないならその分はしっかり治療に来て頂いて、あとは僕がとにかくがんばればいいかなぁ・・・なんて思ってます。

院長の身勝手論評 大会８日目

アルゼンチン　６-０　セルビア・モンテネグロ

『死のグループ』と呼ばれたこのグループで、こんなに一方的な試合を観られるとは思いませんでした。セルビア・モンテネグロはなすすべなくＧＬ敗退が決定してしまいました。
どのゴールも素晴らしいものでしたが、最後のメッシのゴールは世界中に強烈なインパクトを与えました。わずか15分ほどの出場で１得点１アシスト、しかもまだ18歳です（もうすぐ19歳ですが）。バルセロナではコンスタントに結果を残していましたし、今大会でのブレイクは予測されてはいましたが・・・。初めての国際大会、しかもワールドカップでこの活躍は驚きです。本当、末恐ろしいですね・・・。5点目を取ったテベスだってまだ22歳ですが、メッシの活躍でそのすごさが霞んでしまうほどです。メッシのゴールをリアルタイムで観られたのはかなり貴重な体験です！将来、確実に自慢できるな（＾＾）
セルビア・モンテネグロのケジュマンは後半にレッドカードで退場し、最終戦は出場停止ですから、これでケジュマンのワールドカップが終わってしまいました。２戦とも本来の実力を全く発揮できずにドイツを去る事になったのは非常に残念です。
さて、アルゼンチンはこの勝利でＧＬ突破を決めましたが、前半早々にルイス・ゴンザレスが負傷退場したのが気がかりです。決勝トーナメントまでに復帰できれば良いのですが・・・。



オランダ　２-１　コートジボワール

オランダもこの勝利でＧＬ突破が決まりました。ファン・ペルシーのＦＫは本当にすごかった！今大会のオランダはＣＢの守備が非常に不安でした。今のところはまずまずの守備を見せていてひと安心ですが、ＧＫファン・デル・サールのセーブにもかなり助けられています。この調子だと決勝トーナメントを勝ち抜くのは難しいのではないでしょうか！？
コートジボワールは第１戦に続く惜敗でした。前半のうちにバカリ・コネの豪快なミドルで１点差に迫り、後半に期待を抱かせるかなりいいサッカーをしていたのですが、これも経験の差なのでしょうか・・・。ここまでの試合、２連勝もありえたゲームをしていただけにＧＬ敗退は残念でなりません。最終戦はぜひ勝利で終わって欲しいチームです。



メキシコ　０-０　アンゴラ

アンゴラの全員守備がメキシコの攻撃陣を抑えきりました。アンゴラの攻撃はアクワのみ前線に残る形で、最初からドローを狙った試合というのは見え見えでしたが、それを崩せなかったメキシコにとっては非常に悔しい試合になった事と思います。
アンゴラのＧＫジョアン・リカルドは現在どのクラブにも属さない無所属です。しかし第１戦、第２戦共に36歳という年齢を差し引いても非常にいい動きをしていました。残念ながらＧＬ敗退が濃厚ですが、どこか獲得へ動くクラブが出てきそうな予感です（＾＾）
一方、メキシコは決定力抜群のエース・ボルヘッティの負傷欠場が響いたと言えるでしょう。勝ち点を４に伸ばしましたが、この引き分けがＧＬ突破に影響しなければいいのですが・・・。