三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

日本謎ワンダー

2012-09-07 10:28:59 | 食雑記
〈8月13日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+バナナ+ヨーグルト 弁当の残り コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏とレンコンのオイスター炒め、ニラの卵炒め、もやしの食べラー和え)
夜:夏野菜のパスタ @パスタの店SPIGA 飯田橋店

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お盆に休みを取れず、通常通りの勤務体制だったこの日。
って「働いている自慢」なんてものをする気はさらさらなくて、東京から普段より人が少なくなった分、目に入ってきたものもあったのだ。

飯田橋はビジネス街であるから、平日と休日の間で、人口に開きがある。
普段来る人たちもお盆休みに入っているのだろう、いつもよりお店も空いていたのだ。
そうなると、比較的遠くにいても、個々のお客さんたちの声も耳に入ってくる。
聞けば、国の特定はできないけれど、中華系かしらん?という言語。
なんとなくビックリしたのであった。

なぜビックリしたのかといえば、先にも述べた通り飯田橋はビジネス街だからである。
観光地ではないのである。
こっそりお客さんたちを盗み見れば、カジュアルな服装といい、お土産ライクな持ち物といい、仕事中の食事休憩というより観光しにきました、という姿。
なんでまた飯田橋に、と戸惑ったのだ。

一駅先には水道橋(東京ドームや後楽園遊園地)が、九段下(日本武道館)なんかがある。
が、そこへ行くならその辺りでご飯食べないか。
もしくは、新宿や渋谷など、分かりやすく拓けた街に出ないか。
神楽坂も近いが、観光も食事もそこで済まさないだろうか。
このお店は美味しいけれど、和食ではなくパスタ屋さんだし。
やはり、飯田橋は観光地からは少し外れたビジネス街だもの。

不可解な気持ちを抱えて駅方面を歩けば、またも先程と同じニュアンスの、様は大陸系観光客とおぼしき人とすれ違う。
なんか、なんだろう。
私が知らないだけで、飯田橋には何かあるのだろうか。
外国からの観光客にとっては垂涎のスポット、みたいなものがあるのだろうか。

外国人にとっては不思議なのか?よく分からないが、というのは最近では他にもあって、あのときは渋谷。
ハチ公の銅像とマークシティの間の道に、国籍は分からないけどとにかく白人、って人たちが群がっていて、ある一方向にカメラを向けている。
その方向に何があるのかと見れば、でっかく目立つのはヒサミツだったかサロンパスだったかのネオン。
もしかしたら目的は、その付近にあったアイドルやアーティストのCDの看板だったかもしれないが、一番目立っていたのは湿布薬関連のネオン。
とにかく一斉にカメラを向けていたのが印象的だった。

自分が知らないワンダーランドは、そこかしこに散らばっているのかもしれない。
もしくは、外国人にとっては日本の「普通」もワンダーなのかもしれない。
結局あれは何であったか。
謎を謎のまま楽しむべく、解き明かさずにこの項を終わりとする。

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