伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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地球に対する人間の立ち位置

2021-11-20 11:29:13 | 大きな時代の変革期

うまく言えませんがが雑感です。

現代は社会の構造やお互いの関係が揺らいでいます。

これまでの単純な延長では、未来はどうやらうまくいかないようです。

 

人類を取り巻く環境として、気候変動だけでなく、

国相互の関係や環境破壊、放射能汚染など、

大きなレベルで人類が存続できるのか

問われているように感じます。

 

人間がひとつの生物として

地球上で生きていくために必要なことを

多くの人が無意識のうちにあらためて

確認しようとしているのでは。

 

都会の生活をやめて地方へ移住したり、

不本意な仕事を辞めて、低収入でも

自分が満足できる仕事や生活を求めたり。

 

そんな中で今後重要な動きになるのは、

個人レベルでも社会レベルでの1次産業との距離、

関係などが改めて見直されるのではないかと思います。

 

ヒトが生き物として生きていくうえで必須なのは食べ物。

現代の主力は3次産業だ、サービス業だ等と言っても、

すべては1次産業がしっかりと在ることが前提。

 

あまりにも現代社会の中では

その重要性が忘れられているのではないでしょうか。

 

また個人レベルでも、自然とのつながり、

体を動かす実体験の機会が薄れており、

それを求める心や体の動きが、

これからの時代の動きになっていくように感じています。

 

個人レベル、社会レベルで

自然と、言い換えれば地球環境と人間との関係や

距離感を見直すことをまず第一の土台として、

人生や社会の構造の組立て直しが、

新しい次の時代へ進むための核となるように思います。

 

これまでの延長ではない、

新たな宗教や哲学が生まれるかもしれません。

 

 

余談ですが、個人的には

「SDGs」は無条件で礼賛すべきものではなく、

「持続可能な『開発』」という発想には警戒すべきです。

これまでの考え方や行動を方向転換するのではなく、

終わりが来るのを「遅くしよう」程度の

発想に思えてなりません。

 

 

 

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