伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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あすか幼稚舎 矢澤先生の指導日3

2013-11-05 20:40:14 | 教育・PTA・児童福祉
(本日は本年度3回目の矢澤先生の指導日)

矢澤先生はおよそ2カ月おきにいらっしゃいます。
ショスタコーヴィッチの演奏がユーチューブで人気になりましたが、
いったいどうやって子どもたちを指導しているのか。
しかも年に数回しか指導の機会が無いのに。

今年度は、矢澤先生の指導の様子を
出来るだけ密着取材し、全国の幼児音楽教育関係者に、
その指導の様子をお伝えしたいと考えています。
本日の様子をYoutubeにアップしましたのでご覧ください。(15分弱)










前回の指導日は7月でした。
そのとき子どもたちは、初めて太鼓のスティックを握りました。
本日はいきなり演奏でした。



矢澤先生の指導日と指導日の間には、
幼稚舎の先生方が音楽指導をしています。
秋は運動会で3曲ほど簡単な曲を演奏したそうです。



シンセサイザー、太鼓、マリンバ、ピアニカなどにわかれ
これまでパート練習してきたそうです。
本日ははじめての全体練習。



まだまだ音はうまく合いませんが、
先生の指導を受けながら
何度か演奏していると、ハーモニーに聞こえる部分もありました。
子どもたちの成長スピードには目を見張ります。



矢澤先生によれば、
音を聞く耳は、人間は3歳が一番良いそうです。
5歳までと言う意見もあるようですが、
それは頭で理解しやすくなるからで、
いい音を体に覚えこませるのは3歳が良いそうです。
(矢澤先生の指導方針はこちら



(音楽の豆知識)

休憩時間に音楽についていろいろうかがいました。
音階のある楽器で一番古いのは笛なのだそうです。

西洋の音階と邦楽の音階について
なぜ違うのか質問しました。

日本の古い楽器は5音階。
それは笛を持つ場合、両手の親指と中指は
笛を支えるので日本では放しません。
小指も使わないので、残りの人差し指と薬指は
合計で4本なので、4音階。
それに全開放の1音回を足して5音階になったそうです。

「君が代」の曲は、楽譜では4分の4拍子で書かれていますが、
先生によれば、あれは1拍子の曲だそうです。
ほかに1拍子の曲はあるのかお尋ねしたところ無いそうです。

アフリカの音楽は、リズムが細かくて複雑です。
その理由を矢澤先生に質問してみると、
音楽が現地の踊りや、話し言葉に近いからだそうです。

アフリカの音楽は打楽器が多い理由を尋ねると、
もとは通信手段に使っていたからのようです。

先生は何でも知っていらっしゃるので、
とても勉強になります。



P.S.
今朝は、グンイチパンの前の交差点で
街頭演説しました。
おいしいパン屋さんです。

多くの方に手を振っていただきまして、
ありがとうございました。
とても励みになります。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (S)
2013-11-06 00:53:03
Sです。
あすか幼稚舎の「革命」ユーチューブで拝見しまし。とんでもないレベルです!
学生時代からクラッシックファンだった当方は、どこのフィルだった忘れましたが、好きだったショスターコービッチ5番の生演奏を聞きとても感動したことを覚えています。
今回はそれ以来の感動で、子供達の演奏を見て思わず涙腺が緩んでしましました・・・。
コメントありがとうございます (多田稔@伊勢崎市議 )
2013-11-06 09:20:31
S君、コメントありがとうございます。
初めて子ども達の演奏を聴いたとき、
私はビックリして魂を奪われました。
そのときの感想はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/kucctada/e/41d7e26f359ed9657046f536d6d00497

撮影したときの感想はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/kucctada/e/a5d6976aac659b15e561a6aeaf552c95
Unknown (S)
2013-11-07 00:35:00
あすか幼稚舎の存在意義も含めてすばらしいの一言です!

自分で言うのも何ですが、音楽はいろいろなジャンル聴いてきて辛口ですが、あすか幼稚舎の園児の演奏に本当に魂を奪われました!!!

人の胸を打つ演奏はプロばかりでなくいろいろな階層で実現できるのだなと改めて思いました。

僕の娘も現在中学校でブラスバンド頑張っています^^
コメントありがとうございます (多田稔@伊勢崎市議 )
2013-11-07 09:03:41
S君、ありがとう。
私が撮影したのは、あすかの練習風景ですが、
発表会の映像もあります。
http://www.youtube.com/watch?v=8HMkp7apsYA

異邦人の練習風景もあります。
http://www.youtube.com/watch?v=mko6MadavuU

あすかがすごいのは、たった1年で
子どもたちに指導していることと、
使う楽器は、子どもたち自身に
やりたいものを選ばせている点です。

また、ピアニカをやっている子どもと
それ以外の楽器の子どもは、
曲が変わると、総入れ替えになりますので、
どの子もピアニカ以外の楽器を演奏します。

全国レベルの発表会では、
参加する幼稚園の中には、下手な子どもの楽器に
鳴らないように紙をつめるところもあるそうです。
こんなことをしては、
子どもは音楽や幼稚園を好きになるでしょうか?
先生を尊敬できるでしょうか?

こんな話を聞くと、あすかの取り組みは
すばらしいと感じます。


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