伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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鼓腹撃壌

2018-07-30 21:25:07 | Weblog
(鼓腹撃壌)

「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」とは、
中国の古典に出てくることば。

尭(ぎょう)の時代に、
ある老人が腹いっぱいに食べて腹鼓を打ち、
大地を踏み鳴らし、太平の世への満足の気持ちを
歌った言葉です。

究極の政治の目的は、
民が腹いっぱい食べて満足し、平和を満喫できる
世の中を作ること、と思います。

現在の日本では、GDPを増やすために、
物価を2%上げることが必達目標とされ、
日銀が国債を買いまくっています。

「GDPが増えること」=イコール=「国民の幸せ」でしょうか?

もしも、すべての国民の所得がGDPに比例しているなら、
「GDPの増加」=「個人所得の増加」 になります。

しかし、ピケティが指摘したように、
世の中はそうはなっていません。

世界の歴史を研究したピケティによれば、
資本家の投資の収益率が、社会全体の経済成長率を上回っているので、
金持ちは、より金持ちになり、
そうでない人との格差は広がるばかり、
という意味です。

つまり、金持ちは益々金持ちになり、
貧乏人は、ますます貧乏になっています。



(ジニ係数)

国の中で、金持ちと貧乏人の格差を表す指標に
「ジニ係数」があります。

すべての人の所得が等しい場合は係数は0。
一人の人が富のすべてを所有している場合は1となります。
係数が1に近いほど、集団内の格差が大きいことを示します。
社会騒乱多発の警戒ラインは、0.4。

さて、日本のジニ係数はウイキによれば次のとおりです。


・赤線は「直接税、社会保障給付金、現物支給」の再分配を考慮した所得のジニ係数
・青線は「社会保障給付金、現物支給」の再分配を考慮した所得のジニ係数
・緑線は当初所得のジニ係数

もともとの日本のジニ係数は「社会騒乱多発警戒ライン」とされる
0.4を超えています。
しかし、税と、社会保障の再配分等により赤色のラインまで下げられています。

近年のジニ係数は、厚生労働省が所得再分配調査で公表しています。



政府が単純に国のGDPを増やすことを最優先の政策にするならば、
税や社会保障の再配分はありますが、
基本的な所得格差はますます広がるばかりです。

基本的に、すべての民が、自分の稼ぎで腹いっぱい食べられて、
平和を満喫できるような世の中を
目指したいと思います。

もちろん、生活保護が必要な方や障害のある方々は
社会で支えます。





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