ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

久しぶりの京都

2005-10-23 | 日々のこと。
きのう、京都へ行ってきました。
ひとりで出かけるのは久しぶりなので、ちょっとどきどき。
実はおととしの年末から春にかけて体調をくずし、それ以来不安でひとりで電車に乗ったり遠出はしていなかったのです。
だから去年は滋賀であった染織家の志村ふくみ展を泣く泣くあきらめ、今でも悔やんでます

京都行きはおととし乳がんで亡くなった友達の命日が近づいたので、墓参りに行こうと誘われたから。
お天気がよければ、帰りに壬生あたりを散策しよう、という下心もあったのですが、きのうは曇り空で京都も少し寒く、おまけにお墓が京都の北のほうにあったものでさすがに疲れてあきらめました。
こんな田舎町に住んでいると、たまに人ごみにでると疲れるわ~

京都の町も行くたびに変わったなあと感じます。
河原町から本屋が一軒一軒無くなっていくし・・・。
丸善がなくなってほんと淋しいなあ。
子どもたちのお気に入りの本屋さんだったのに。

京阪電車は地下をもぐってて鴨川沿いの風景を楽しむこともできなくなったし、この電車に乗って大学に通ったのも今は昔・・・。
古いものは何百年の昔からずっとそこにあるのに、新しいものは次から次からできては無くなる京都です。

友達の死は突然で、乳がんが再発したことも知らず、もちろんお見舞いにも行けませんでした。
なんで教えてくれへんかったんやろ、もう一度会いたかったのに、とずっと悲しい思いを持ち続けていたので、きのうお墓の前に立ってようやく友達に会えたような気がしました。
英文科に入ったのに「源氏物語」は読んだほうがいいよ、って教えてくれた彼女は、京都の北のはずれで静かに眠っていることでしょう。


京都へ行く楽しみのひとつはやはり大きな本屋さん
もう河原町にはよらず、駅まで出て旭屋書店へ行きました。
あっちうろうろ、こっちうろうろ。
ワンフロアっていうのもけっこう疲れます。

児童文学の森絵都、梨木果歩、荻原規子、あさのあつこなどが集められたコーナーがあって、思わず駆け寄りました
ああ、子どもを連れてきたら喜んだだろうなあ。
買いたい本はたくさんあるけれど、重くなるし、まだおみやげ買わなくちゃいけないし、どれにしようと悩むのもまた楽しい。
ときどき悩み疲れて、あとでなんでこれ買ったんだろ、と思うような本や、結局何も買わなかった、ということもあるのですが・・・

結局探してた山本ふみこの文庫本と、手にした水彩色鉛筆の本を衝動買いし、あと子どもが欲しがってた本を買いました。

もうひとつの楽しみはおいしいケーキとパン
伊勢丹の地下でパンプキンパイと迷った末チーズケーキを買い(ハロウィンにパンプキンパイは焼くつもりなので)、パンを選んで(このころ人ごみでもうよれよれ状態)電車に乗り込みました。

他に雑貨や小物など見たいものはあったけど、朝も早かったしさすがに疲れてそんな元気ありませんでした

駅に着くと主人が迎えに来てくれていて、家では子どもたちが鍋の用意。
久しぶりのお出かけはいいものです。
今度はいつにしよっかな~










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