システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に

2月末で退職の某ベンダーSE、井村邦博さん「大学図書館システムの状況」

2014-03-17 19:51:56 | ユーザサービス一般
私もお世話になった某ベンダーで図書館システムのSE、井村邦博さんが「大学図書館システムの状況」という資料を公開されました。

大学図書館関係者にとって留意すべき指摘も多いので紹介します。

http://www.slideshare.net/ulibcat/ss-32381846?fb_action_ids=738016622909153&fb_action_types=slideshare%3Afavorite&fb_source=other_multiline&action_object_map=[228138434058515]&action_type_map=[%22slideshare%3Afavorite%22]&action_ref_map=[]

以下は、各項目の見出しと、本文から重要と思えるところを一部引用します。
私のコメントは「→」以降の部分です。

元の資料も上記のリンクから、合わせてご覧ください。

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2. はじめに

3. 大学図書館システムの状況
「根本的なところでは20年前と変わっていない」
「既設ユーザを守る形に重点が置かれ、まったく新しい物を生み出すことがない。」

→まったくかどうかと突っ込むより、この指摘に耳を傾けたいところ。

4. なぜシステムが変わらないのか?

「システム自体がパッケージであっても大学毎に大きな作業が発生して、儲ける仕組みができあがっていない」

→私もかつて(2008年頃)「仕様共通化」などと言っていましたが、何か変わったという手応えはあまりありません。中小規模の図書かシステムではどうなのでしょう。改めて考える必要があるのかもしれません。


「...図書館システムという視点が考えられなくなっている。その結果、何も変わらず新しい取り組みがされない」

→SE側のことですが、大学図書館側も反省すべきことはないでしょうか。

5. 大学図書館での図書館システム

→ここは本当に鋭い指摘。

6. 悪循環の流れ


7. 今後の予想

「電子コンテンツ」
「海外では...冊子と電子の両方に対応した図書館システム」
「利用者支援、研究支援という意味では、直接的に図書館システムが対応できることが少なくなっている」

→上に引用した辺りがキモでしょうか。

8. 我々の思い

「我々は「図書館システム」と呼ばず、「学術情報アクセスサービス」を目指し...」
「結果、システム更新を機にサービス向上、組織改革、本当の意味での効率化を提案をしたい。 日本の大学図書館に変化を起こして、学習支援・研究支援ができ、日本の研究促進に貢献したい。」

→今後ここは各論を掘り下げるところでしょう。

9. 我々の思うシステム

10. 最後に
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さらに議論が広がり、深まることを期待します。
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