秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

暮らしの山里 仲春の里は寒暖の狭間に包まれて2

2014年03月06日 | Weblog

双方譲らず寒暖の鬩ぎ合いは世の常である、が、今年の寒波はかなり手強いものである

常なれば三寒四温の鬩ぎ合いからしずかに暖かさに移行するのだが、そうはならない

今回も1週間ぐらいは寒さが続くようである

雨続きでやっと朝晩が暖かくなったところに寒さがぶり返して雪混じりの天気だ

積もるほどの強さはなさそうであるが、山里のお年よりは困惑してばかりだ

畑仕事を急いで、じゃが芋の植え付けをしたいのだが、この天気では足踏みだ






仲春の8句


闇潜る祖谷山麓を水の春

春江や失せし集落里の江は

春塵や墳墓の花を汚しけり

寂なりし茅葺民家春の雷

祖谷山を奈落の果や鳥雲に

母の忌に悔悟自問や春の雪

隠遁す山家集持て西行忌

色町に上人坂や涅槃西風





































































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