久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

ロシアの魂+前世!?

2008-11-28 | ピアノ
11月28日(金)

ラストの生徒さんがお休みだったので、少し早めの帰宅。

再来週(来週だったかな・・?)
ちょびっとソロ弾かなきゃならないかもということで、時間制限の都合上、久々にラフマニノフの前奏曲Op.3-2嬰ハ短調を弾いてみました。

約10ヶ月ぶりに弾いたけど、やっぱ手と心は覚えてましたね~
暗譜の苦手な私が、さらに物忘れがひどい今日この頃・・・楽譜なしで一発に通せちゃいました。

まあ短い曲だから、そんなに威張るほどのことじゃないんですけどね 笑

ラフマニノフ自身は、コンサートでこの曲を観客にせがまれ過ぎて、大嫌いだったと言ってますが、やはりやはり名曲には違いないです。

なんというか、たった4~5分の中に、ロシア人の魂や大地のエネルギー、風や薫りや鐘・・・

弾いてると、本当に足元からものすごい沸き立つものを感じますし、心の核を突き動かされるんですよねぇ・・・


余談ですが、そして、私の周囲の人には何べんか話したかもしれません・・・

もし前世ってものがあるとしたら、私は絶対ロシア人だったと思うんです。
(別に頭がおかしくなったわけでもなく、宗教とかでもありませんのでご心配なく 笑)

というのは、初めてペテルブルグの空港に着いたとき、生まれて初めてロシアという国に行ったにも関わらず

「うわぁ~懐かしい~」

と、無意識のうちにつぶやいてたんです。

初!海外一人旅だし、これからどんな旅になるのか不安だらけだったその状況で「懐かしい」とはどういうことや!って自分で突っ込んでました。

ということで、これはもう前世でロシアに住んでた以外考えられないなと。

この話を、我が家の法事などでお世話になっているお坊さんに話すと、

「それは、やはり前世の記憶ということもありえますな」

と。本当にそうだとしたら、この私のロシアおたくも説明がつくんですよね~

そしてそういうことを考え出すと<私が自分で生きている>のではなくて、いろんなものやいろんな人に<生かされている>という認識が強くなります。

人間て不思議がいっぱいで面白いですね


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