久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

コロナ禍に考える

2020年04月30日 | Weblog
 謹賀新年とご挨拶をしてから、4ヶ月も経ってしまいました。
診療は予約制のために特に忙しいことはないのですが、某委員会の責任者を引き受けているので今年は大変に審査書類が多かったために、多くの時間をそちらに取られていました。その上に依頼原稿が2本あったので、精神的にも時間的にも余裕がありませんでした。
それでも、休日にはできるだけ屋外で運動することに努めてきました。
先ずは歩くことです。通勤は往復徒歩です(雨の日も)。週に2回は2往復します。できるだけ早歩き。
そして、唯一の趣味と言っても良いスキーにできるだけ行くこと。
親友がヨットを所有したので、誘いに乗って同行すること。
近場の丘歩きを続けること。
などなど考えてきました。
 ところが、今冬のスキー場には雪がない!そうです、雪が少なく、存分にスキーができませんでした。
そして、コロナウイルス騒ぎが追い打ちをかける結果になりました。
自粛自粛で仕事以外に公共交通機関を使うことがはばかられます。
 海なら大丈夫と考えがちですが、案の定人々は海岸に集まってしまい、三密状態。
なので、3月、4月はヨットは遠慮しています。
 近場の丘歩きは、先日一人で行きました。
行き先の選択は電車が空いている平日の早朝に出発し、帰りは昼前の一番空いている電車で帰ってくることで計画しました。
人気の高尾山は最初に除外です。自宅から行きやすいのは有楽町線経由で西武池袋線か東上線。東上線で行くハイキングコースは到着までに時間がかかるので却下。有楽町線経由西武池袋線で飯能に決定です。ほとんど人に出会うこともなく、ちょうど良いコースでした。不要不急なのですが、また行こうと思っています。
 ホンコンカゼと称されるインフルエンザウイルスによる風邪が流行ったのはいつだったでしょうか?
中国の武漢で発症したとされる今季のコロナウイルスによるカゼ:COVID-19(なぜ武漢カゼって称さないのかな?)
我が国の対応は如何なものかという議論が毎日のようにされていますが、過去の新型インフルエンザ感染症の時にうまく切り抜けていたことは忘れ去られ、一から対策を行っているようにしか見えません。過去を捨て去り、過去に学ばない。オリンピックが影響したのか、選挙時期が影響したのか、経済界の重鎮が反対したのか、財務省が抵抗したのか、国の政策を舵取りする内閣が裸の王様状態なのか、色々あると思いますが、現在は集団免疫獲得頼りに思えます。
ヒト・モノ・ヒト感染が濃厚と言われる現在の対策は無闇のいろいろな箇所に触らない。触った場合は手洗いやアルコール消毒。人混みは避ける。どうしても混雑した電車に乗らなければならない時はマスク、花粉症用ゴーグル、使い捨て手袋を装備。
現在は時短診療しています。理由はスタッフや患者さんが混んだ電車に乗らなくて良いようにするためです。その代わりに昼休みは無くなりました。案外このスケジュールは気に入ってます。
 患者さんたちは出歩くのが怖いということで、ほとんど予約がキャンセルされているのでゴールデンウィーク前から暇ですが、この間にスタッフのスキルアップ、新しい治療法の組み合わせを構築して、結果満足度を上げることを行っています。
無能な政府やパニック状態を後押しするような情報に惑わられずに、冷静に知恵を出し合って、この困難を乗り越えたいと思います。
皆様、ご一緒に!



謹賀新年 令和二年 2020 

2020年01月01日 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
健康に留意し、一歩一歩、ゆっくりゆっくり、そんな年にしたいと考えています。
皆様のご健康とご多幸を祈念いたします。
本年もどうぞよろしくお願いします。
写真は暮れに仲間とスキーに行った時のものです。
強烈な風で寒かったです。
写真を勝手に使います。

さぁ、スキーだ!

2019年12月14日 | Weblog
2019年12月13日、川場スキー場です。初滑り。
いつものように親友のM氏運転の車で向かいます。
今回、M氏は車を買い替えました。ドイツA社のSUV。幅広で大きく感じます。半端なく速いです。加速もすごいです。
いつもより出発が遅かったので、午前10時から滑り始めました。
雲ひとつない晴天です。風は穏やかですが、川場はやはり寒かったです。
1300mの緩斜面のみが滑れる状態でしたので、独楽鼠のように同じ場所をくるくるしていました。
雪質は人工雪の圧雪状態で、かなり硬いです。寒いので全然融けてきません。
スキー板は昨年と同じヘッドの軽い板(170cm)です。
靴は昨シーズンの終わりに買ったノルディカ(フレックス120) 。
この組み合わせで、大分しゃっきりした滑りに変わったように思います。
それでも初滑りですから、慎重に動作確認。やはり普段とは違う筋肉を使うので、思い出すまでに少々時間が......。
先ずは眼です。速度について行けず、すごく疲れた感じです。日陰からでた時にすごく眩しく感じます。
姿勢もなんか変です。
休憩はトイレとリフトの上だけ。3時間ずっと滑りっぱなしでした。ちょっとやりすぎです。
12時頃は朝より寒くなり、雪面は硬いままで、良かったです。
良い天気に恵まれて、初滑り終了しました。
いつものように川場の道の駅で食事して、野菜を買い込んで帰路につきました。
5時前に帰れたので、帰宅後そのままハヅキと散歩に行くことができました。
運転してくれるM氏に感謝。
スキーシーズン開幕です。


陣馬山ハイキング

2019年11月13日 | Weblog
快晴の11月8日、親友H氏と陣馬山日帰りハイキング。
中央本線の藤野駅下車、陣馬山登山口まではバスです。途中お巡りさんが熊に気をつけてくださいと。小学生もバス通学にしているようです。
一ノ尾尾根コースを登ります。なだらかな坂道なので比較的楽でした。1時間半で山頂に到着しました。
快晴の上に風が強くなかったので、ウールの丸首シャツ一枚で快適です。
台風の影響で陣馬高原下のバス停からの新ハイキングコースは通れないようです。
山頂でのんびりと補給食を摂って、明王峠から下山です。与瀬神社に降りる道ですが、途中3カ所で登山道が崩れていました。
与瀬神社境内も土砂崩れがありました。
相模湖駅近くの中央高速道も大規模な土砂崩れの跡があり、山肌がブルーシートで覆われていました。
気候が変わって、毎年災害が起こるようになるのでしょうか。
昼飯は駅前の食堂で摂りましたが、生ビールジョッキ2杯はちょっと多かったです。反省。
一の酉だったので、帰りに雑司が谷の大鳥神社に寄って、熊手をいただいて帰宅しました。

直島探検

2019年11月13日 | Weblog
10月31日、のぞみ5号(東京駅6時30分発)で福山まで行きました。15分遅れで福山駅到着。
改札口で待っていてくれたのは輪空のご夫婦と自転車仲間のナベポン。
4人で岡山県の直島探検に行こうという計画です。事前の知識全くなしで、島がどこにあるのかも不確かな状態です。
ジャイアン運転の車で中国道を走り、宇野港を目指します。
宇野駅は終着駅で昔は宇高連絡船が発着していた場所だということはなんとなくわかるのですが、この付近の地理に疎いのでまだよくわかりません。
フェリーに乗りました。20分の船の旅。宮之浦港近くのうどん屋さんは定休日だったので、海鮮料理屋さんでなぜかトンカツ定食食べて、町営バスに乗りベネッセハウスミュージアムに。
ここでやっと気づくのですが、直島はアートの島として島起こししているのですね。
久しぶりの美術館巡りです。
平日でしたが、観光客が多いですね。特に外国人に人気のようです。
ギュウギュウ詰めの町営バスで港まで戻りした。バスの運転手さんの案内が独特で面白かったですね。
宿泊は宇野港近くの旅館です。
翌日は中国道をひた走り広島県の西条へ。造り酒屋が駅の近くに7軒、付近を入れて合計10軒が営業中です。珍しいですね。
水が良いのと冷涼な気候が酒造りに適しているようです。
昼間からは呑まないので、利き酒はお猪口半分だけにしました。
そして、因島に戻り、お好み焼きの昼食。満腹です。
11月1日午後に生口島の輪空に帰ってきました。
そして、日本酒一升瓶を抱えての宴会はいつもの通り始まりました。
長距離を運転してくれたジャイアンに感謝、いつも笑顔の美由紀さんに感謝。
ナベポンまた飲みましょう。
天気が良くて最高の休日を過ごすことができました。


大人の遠足

2019年09月29日 | Weblog
2019年9月27日金曜日、快晴、自転車仲間のS氏と二人で大人の遠足です。
飯能駅9時集合し、南口から広小路を経由して加治神社に向かいます。平日のこの時間は歩いている人はまばら、車も少ないです。
飯能駅前はビルが多いですが、あっという間に住宅街そして加治神社から先はいきなり民家がなくなります。
加治神社の裏手からは奥武蔵自然歩道を歩きます。なだらかの登り下りで気持ち良いです。
途中のほほえみの丘のベンチで一休み、まさに遠足です。
標高177 mの高麗峠(本日の最高点)を通過し、ダラダラの下りで巾着田到着です。
巾着田の曼珠沙華公園は彼岸花を観光のメインにしているので、平日なのに混雑していました。ただし、今年は開花が遅かったのでまだ3分咲でした。
のんびり散策しても、3時間の遠足は終わってしまったのです。
高麗駅から飯能に戻って、いつもの中華屋で昼飯というかビールがぶ飲み、西武池袋線で帰途につきました。
午後4時には愛犬ハヅキと散歩に行けましたから、こういう遠足はいいですね。
1ヶ月に一度は行きましょう。

夏の高尾山

2019年08月17日 | Weblog
 8月16日金曜日。台風の影響が心配されましたが、風は強いものの小雨模様なの3人で高尾山に行ってきました。
高校1年生の時に同じクラスになり、長い付き合いの親友です。スキーをずっと一緒にやってきましたが、私が大学を中退し、他の大学に行った関係で一緒に行くことがほとんどなく、卒業後は各々の道を歩くことになりました。出会うとしたらまさに冠婚葬祭。
 最近は再びスキーに行くことができるようになり、近くの山にも行けるようになりました。
私は前回の大山行で脱水を経験しているので、水とスポーツドリンクの合計が1750ml。高尾山でそんなにいるか??と言われそうですが、念には念を。そのほかに塩、補給食、他諸々。持ちすぎです。ザックが重い。
午前8時に高尾山口駅改札で待ち合わせ。少し雨が降っていましたが、雨具はいらない程度です。
どのコースにしようかな??下りは膝が辛いからリフトで下りる?などと言いながら、沢筋の6号路を登ることにしました。
久しぶりの高尾山、未明まで雨が激しく降っていた模様です。沢の水もやや多いようですが、何しろ久しぶりなので記憶がはっきりしません。
道はそれほど荒れていなくて、滑りやすいわけでもないので、比較的楽でした。途中で沢の中にも入りますが、整備が良いので、あまり濡れません。
あれ?休まないの?どんどん登ります。最後の丸太の階段で少し遅れた、二人が待っていてくれました。
日差しがないのと林の中のコースなので比較的涼しく登ることができました。
山頂まで65分。H氏によればほぼ予定通りということですが、少し早くないですか?
本日の登りは終了です。汗だくの二人と、涼しい顔のH氏が対照的でありました。
帰りはメインルートの舗装路を下ることにしました。
そして、午前11時半には立川のとある居酒屋で乾杯!
そして、各々家路につきました。
 9月も近くの山に行く約束です。もう少し歩けるようにならないと......。。
楽しく登れたことに感謝です。
翌17日は朝から快晴で、強烈な暑さです。昨日で良かった。

大山詣り

2019年07月06日 | Weblog
昨日、大山詣りに行きました。実に45年振りです。
親友のH氏と二人旅です。
千川から副都心線で明治神宮前(原宿)、千代田線に乗り換え、代々木上原で小田急線の急行に乗りました。
平日の通勤通学時間ということで混んでます。本厚木を過ぎるまではぎゅうぎゅう詰めでしたが、幸い座れました。気のせいか小田急線の車両は座席の幅が狭く感じます。私が肥った?隣が大きい? まあ、勘違いということで、伊勢原駅に到着です。久しぶりに来たので、駅ビルの立派さにびっくりです。どの駅も同じ造りで個性は感じませんが....。
売店でおにぎりを2個買って、改札で待っていると、H氏登場。彼は高校からの親友であり、スキー仲間。今は山登りを趣味としていますから、心強いガイドです。
バスで終点まで乗り、そこから神社の参道の階段を上ります。大山ケーブル駅の横を抜け女坂を登りました。階段は上りにくいです。久しぶりに歩くので、ハーハーゼーゼー、汗が噴き出します。
幸い雨は降ってませんが、湿気がすごいので、暑い!
途中でベストを脱ぎましたが、それでも汗だらけです。
大山阿夫利神社下社(標高700m)到着。境内はガランとして人の気配がありません。平日の午前9時過ぎだとこんなものですか?梅雨時なので観光客が少ないのでしょう。湧き水をボトルに満タンまで詰めて、大山山頂を目指すことになりました。
早朝まで雨が降っていた割には道はドロドロではありませんでしたが、斜度のある道なのでヒーヒーです。
午前11時過ぎには大山山頂(1252m)に到着していますから、遅くはないと思います。
今日の昼ごはんはおにぎり2個(梅・こんぶ)と虎屋の一口羊羹、ドライフルーツ少々。
天気は薄曇りのままで、なんとか雨には振られそうにありません。
さて、問題はこれからです。予定では見晴台まで下って、日向薬師バス停に行く予定でした。
降り始めて15分くらい経った頃に、なんか変な感じ、フラフラする...、と思ううちに両太腿攣ってしまいました。最初は疲れかな?と思ったのですが、ゆっくり降りているのに下りで攣る?それでもだましだまし歩いたのですが、一向に症状が改善しません。
もしかして脱水?? 塩をガリガリと食べ、ボトルの水を一気の飲みました。5分後にやや回復してきました。そうです、脱水の初期症状だったのです。予備のペットボトルの水を飲みながら、塩を噛みながら、なんとか見晴台まで下りました。この間の長く感じる事といったらなかったです。見晴台手前でやっと汗が吹きだしました。気をつけていたのですが、やはり脱水でした。
H氏は山歩きに慣れているのか、水が減ってませんが、私は手持ちの水が切れました。
日向薬師のバス停までは距離があるので、神社の下社に戻る道に変更してもらいました。
無事、下社に到着、そして下りのケーブルカーを使ってワープ。あっという間に大山ケーブル駅に到着したのでした。
その頃には脱水の症状は消えていました。
伊勢原駅までのバスもスムーズでした。
そのあとはお決まりの駅前で一杯です。
水分量の計算をしてみました。
朝から伊勢原駅まで約300ml、歩き始めてから下社まで250ml、山頂を経由して見晴台まで550+500ml。
合計1600ml
計算上は十分足りると考えていましたが、甘かったです。予備のペットボトルを持っていなかったらどうなっていたか。
今日は色々ありがとうございました。H氏に感謝です。

最近、運動不足です

2019年06月15日 | Weblog
あっという間にスキーシーズンが終わってしまいました。
スキーに行くとかなりの運動量なので、筋力を保っているのですが、シーズンが終わると筋力が落ちてくるのと関節可動域が狭くなってきます。
一年半前の大けがの影響で、股関節周りと右の肩関節の可動域が悪いのです。心してリハビリを続けていますが、最後のもう一歩がなかなかうまく行きません。通勤は徒歩ですから、一般の方よりは歩いていると思いますが、定期的に長距離を歩かないと、体力・筋力の維持ができないようです。
一週間に2度は10km以上歩こうと計画していましたが、一人でやるとなるとなかなかうまくいきません。
休みの日に朝夕犬の散歩をしますが、運動の範疇には入りませんね。
昨日、久しぶりに歩きました。と言っても16kmだけですが.....。
二ヶ月ぶりに四谷の歯科医院に歯の点検に行くので往復歩くことにしました。幸い、薄曇りだったので助かりました。
距離は豊島区のメトロ千川駅から四谷までの片道8km強。
行きはヨイヨイです。要町の裏通りから目白駅を抜けて目白通りから都電(古い言い方!)の早稲田駅をかすめて、早稲田大学の横を抜けて穴八幡宮を横に見ながら進みます。
このコースは最短距離だと思いますが、案外坂が多いのです。
牛込柳町を抜けて、靖国通りから四谷に至るコースです。
交通量の多い通りはできるだけ通らないようにしていますが、都会の道ですからねえー。
昨年末から奥歯の歯髄炎の治療で4ヶ月通院しましたので、久しぶりの点検です。点検だけなのですぐに終了しました。
四ツ谷駅前の小諸そばで腹ごしらえをして、帰路へ。ほぼ同じ道を通るのですが、途中写真撮りながらなので、なかなか進みません。
四谷から靖国通りが下り坂、そして牛込柳町まで上り、夏目坂通りを下ります。この辺りはお寺が多いですね。地下鉄の東西線早稲田駅が谷です。そこからゆるい上りが続いて、穴八幡宮を左手に見ながら進みます。坂の頂点で右折し、甘泉園公園の横を下って、早稲田通りに至ります。都電の終点駅が見えます。近くに面影橋がありますが、その2本下流の橋を渡ります。この辺は桜の名所です。この先を一気に目白通りに向かって上りますが、かなりきつい坂です。
目白通りを左折して、学習院大学の前を通過し、都電の上と山手線の上を通過すると目白駅前に到着です。この先は裏道を通り抜けて山手通りを渡り、千川に帰ってきました。
風光明美というわけにはいきませんが、山あり、谷あり、川あり、陸橋ありと変化には富んでいます。
前日の木曜日は馬喰横山でトレーニングの後、自宅まで歩いて帰りましたが、御茶ノ水、水道橋、本郷、池袋と抜けますが、裏道がほとんどないので面白くありません。
自転車をやめてしまったので、体力維持に春夏秋をどうのように過ごすか考えなければなりませんね。

「輪空」という非日常

2019年04月20日 | Weblog
 先週、木金の休みを利用してしまなみ海道の「輪空」を訪ねました。
しまなみ海道は広島県の尾道から愛媛県の今治に至る道路で、多島美を誇っています。
積極的に自転車乗りの利便性を考えた整備がされており、多くの人々が集っています。怪我をする前は自転車で何度も訪れた場所です。
「輪空」は生口島の瀬戸田港とは反対側に位置していて、静かな海が宿の前に広がっています。
朝日が美しい場所です。初めて泊まった時に波の音がしないことに驚いたことを今でも覚えています。
自転車乗りのための宿としてスタートしてもう何年になるのだろう。確か、初めてお邪魔したのは宿を開業された秋だと思います。自転車がないとどんなかなあと思いましたが、これがまた良いのですよ。
 新幹線で福山まで行き、急行バスで瀬戸田BSという停留所で下車します。そこにジャイアン(勝手に呼んでます)が待っていてくれました。助手席に乗ってと言われ、乗り込むと『わっ!」びっくりした、びっくりしたよ。美由紀さん(明るくチャーミングな女将)が後ろの席に隠れてました。全くもう、二人していたずら好きなんだから.....。一年ぶりの再会です。
輪空でジャイアンお手製のカレーライスを昼食にいただいてから、お二人と宿の正面に見える積善山と連れて行ってもらいました。桜と山ツツジが綺麗でした。ああ、しまなみに来たなあ。気分がいいなあ。そのあと、因島の大山神社に詣でました。この神社は耳の神様として有名で、最近は自転車神社として脚光を浴びています。宮司様を先頭に地域振興に頑張っておられます。
「輪空」は自転車乗りに特化した宿ですが、とても清潔で気持ちの良い宿です。夕食は新鮮な魚と野菜を中心に食べきれないほどの料理が並びます。そして美味しいご飯(タコ飯、白米)。腹八分目を超えて、正に鱈腹。お酒もたくさん。
朝日を浴びながらの朝食も良いものです。今回は夕食に食べきらなかった鯵の南蛮漬けと鯛の塩焼き半身も無理言って出してもらいました。印象に残ったのがご飯(白米)です。すごく美味しい。
楽しい時間はあっという間に過ぎていくものですね。名残惜しいですが、帰る時間です。
瀬戸田港まで送っていただき、船で尾道に向かいました。
今回は自転車がないので、尾道の中心部を端から端まで歩いてみました。色々なことを発見しました。北前船で栄えていたことを知りました。どうして北海道産の昆布を使ったものが多いのかも、目からウロコです(へんな言い回し)。
尾道から福山まで在来線に乗って、福山から新幹線で帰り、午後7時半には自宅に戻りました。便利な世の中です。
日常から非日常へ、そして日常へ。
次はいつ行けるかなあ。
輪空のお二人と笑くんに感謝です。
次回は大山神社の宮司様にお会いできるかしら。