久保山酒店 BLOG

全国の地酒と焼酎を蔵元直送にてお届けする静岡の地酒屋「久保山酒店」の三代目店主のブログ。超最新、超新鮮な地酒情報を掲載!

【佐藤あらあらざけ2009】【無可有(むかう)】限定酒焼酎

2009年11月20日 14時30分08秒 | Weblog
【佐藤酒造の新酒入荷】

●佐藤 新原酒あらあらざけ2009  360ml 2740円

★原材料   栗黄金(サツマイモ) 米麹(ヒノヒカリ・黒麹)
★製品特性  常圧蒸留 無濾過(蒸留後即ビン詰め) 原酒
★アルコール度  38度


今年も入荷!!今年でビンテージ10作目となる【佐藤あらあらざけ】。
蒸留後、翌日にビン詰めする無濾過無調整の【完全新酒】にて、昨年のテーマは麹歩合(芋と米の歩合)の変更を行い、一昨年は蒸留の冷やし水の温度を下げるというテーマで行われました。

今年のテーマは原料芋の品種変更にて、『栗黄金』を使用。
『栗黄金』は『黄金千貫』や『白豊』などに比べると、外観がやや黄土色で、中身は栗のように鮮やかな黄色をしています。
一般的に大量生産が難しいと言われ、良質なデンプン質を含む反面、デンプン含有量と水分が低い品種でもあります。


★お薦めの飲み方

飲み方はそれぞれお好みになりますが、【あらあらざけ】は新酒ならではの香りや味わいを楽しむことが出来るので、寝かせてしまうと逆に新酒の荒々しさを感じることが出来なくなります。
ビン詰めしてから3週間くらいまでであれば、80℃くらい(やや高め)のお湯に1:1の割合で『あらあらざけ』を注ぎ、お好みですが20秒程待ってから(新酒特有のガスをとばすため)飲んでみて下さい。
お湯で割ってからの時間の経過による変化も楽しめます。
基本的な飲み方としては温めて飲む方が、甘さや芋原料独特の味わいを感じることができるので、お湯割りで飲むことをお薦めします。


★管理上の注意

無濾過の製品であるため、5℃を下回らず、35℃を超えない条件で保管して下さい。
冷蔵庫での保管と直射日光が当たる場所での保管はいずれも厳禁です。
開栓時にはよく振ってから開栓して下さい。
開栓後は、香りと味がどんどん変化するので、お早めにお召し上がり下さい。(もちろんビンテージとしても楽しめます。)


【本坊酒造の限定酒】

●無可有(むかう) 芋焼酎37% 1・8L 10500円


本坊酒造の最高級品【無可有】入荷!
*「無可有」とは、古代中国学者の荘子の言葉で、作為がなく自然な事を意味します。

【無可有】は、屋久島島内にある本坊酒造の「屋久島伝承蔵」において造られた今までにない【屋久島産本格芋焼酎】です。
鹿児島県産さつま芋を原料に、屋久島の軟らかい水を用い、一次・二次仕込みにより明治20年より現存する和甕を用いた昔ながらの手造り甕壺仕込み芋焼酎。
さらに、その原酒を屋久島太忠岳山麓にあるトンネル貯蔵庫の中、甕に貯蔵し熟成させました。
光の影響を全く受けず、年間を通じて冷涼な環境の中で、一年以上静かに甕貯蔵し熟成させた芋焼酎原酒です。
手造り芋焼酎の魅力に加え、一滴の水も加えず屋久島の懐に抱かれて熟成されたそのままの原酒をお届けです。



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