いっしょに歩こう

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さよなら、友ばあちゃん

2007-10-09 | 日記・雑記・お気に入り

みなさんこんにちは。くうたです。

ボクが登場するのもひさしぶりですが、ブログの更新も10日ぶりくらいです。
忙しいのといろいろでネタはあるのに記事を書く気力が出なかった母ちゃんですが、
みなさんのブログを訪ねていっては、勝手に癒されて帰ってきてたようです。

勝手に休んでる間、訪ねてきてくださるたくさんのみなさんに感謝して、
金曜日の晩せっせとPCに向っていましたが
「せっかく書いた記事がマウスのせいで保存ができなかった!」と
母ちゃんはマウスの数おおくの誤動作をおこっていました。
でもマウスをなんどもガンガン落としてる母ちゃんが、いちばん悪いとおもいます。あんなに落としてれば壊れたってしかたないです。

 

それでこの10日間になにがあったかというと、
10月1日ぽん父のお母さん(以下、友ばあちゃん)が87歳で亡くなりました。

1日の朝まだ真っ暗なころ電話がなって、
父ちゃん母ちゃんは慌てて飛び出していきました。
明るくなって帰ってきたときは知らない人がいっぱい来て、
ボクのお気に入りの和室も大急ぎで片づけてお布団が敷かれ、友ばあちゃんが寝かされました。

窓越しだけど友ばあちゃんに始めて会わせてもらいました。
ばあちゃんが寝てる間、ボクは立ち入り禁止にされたけど、
夏の暑さがさった今はお家の中よりお外にいるほうがボクは好きだから
ぜ~んぜん気になりません。

友ばあちゃんは11年も入院してたんだって。
看護士さんにも「よくそんなにも長く頑張ったね」って言われたそうです。
最後はお父ちゃんと妹のカヲちゃんに看取られて、
苦しむことこともなく眠ったまま静かに息をひきとりました。

母ちゃんがお嫁に来たときは痴呆が進んでて、誰だかわかってなかったけど、
医師に促されて「○○子さん」って初めて名前を呼んでくれたときは、
母ちゃん嬉しくて涙が出たんだって。
お見舞いに行って「じゃあ帰るね」って言うと、寂しそうに「また来てね」っていうから、帰りづらかったんだって。

最後はおしゃべりもできなくなったけど、ボクの写真を持ってって見せてあげると、
ちょっとだけ目に力がもどるって喜んでいたんだよ。
きっとボクの写真を見ながら
むかし可愛がってたゴンさんやロミさんを思い出していたんだろうね。
昨日もカヲちゃんが、ボクの頭をナデナデしてくれながら
「くうたってゴンにホントよく似てるわ~」って言ってました。

 

お葬式の準備だとかで知らない人がいっぱいやってくるので、
怖くてわんわん!っていっぱい吠えちゃったけど、
それ以外はお散歩やご飯を忘れられても、ボクちゃ~んといい子で待ってたよ。

だからって母ちゃんが時間を見つけてドッグランにもなんどか連れてってくれたんだ。
お昼くらいに行ったときは母ちゃんとふたりっきりだったから、いっぱいボール投げして遊んだよ。
ボクの大好きなサンタさんボールだったから、ふたりともくたくたになるまで遊んだんだ。


ちょっと休憩

その日はいつもよりお肉いっぱいの夕ごはんを早くにもらって、疲れと満腹でうとうとしてたら、父ちゃんたち黒いお洋服に着替えてお出かけのようす。
でもいつもみたいに「ボクも行く~」ってわがまま言わなかったよ。
なんだか言っちゃいけない気がしたんだ。ボクだってちゃ~んとわかってるんだよ。

 

昨日まではいろいろと忙しくて、お客さんも多かったけど、
今日から父ちゃんも仕事に行って、またいつもの静かな生活が始まります。

お気に入りのヒルロックドッグランの近くの病院に入院してたから、
ボクを連れてランに行くたび「もう、友ばあちゃんのお見舞いに行かなくていいんだ」と思って寂しいんだって。
母ちゃんはいっしょに暮らしてはいなかったけど、
父ちゃんと結婚して6年。月に何度かお見舞いに行ってたから仕方ないかもね。

 

友ばあちゃんのお葬式の日は、前日の天気予報では曇りと雨だったけど、
当日は真っ青な秋晴れのとっても気持ちのいい日だったんだ。
だからきっと今ごろお空の上で、
秀じいちゃん(ぽん父の父)と20数年ぶりに再会して
ゴンさんやロミさん、ナナさんもいっしょにみんなで楽しく過ごしているよね。

さよなら、友ばあちゃん

病院を出るときにもらった「千の風になって…」のCDは
まだ聞かなくても大丈夫だそうです。