こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

個性の美への、道しるべ

2011年03月22日 | 愛とゆるし
遠方の年上の友人から近況の電話がありました。
ときおりの電話では、共通の友人Aさんの話が必ずでますが、
Aさんに対するストレスが高じると、私と話がしたくなるのかもしれません。
今日は話を聴きながら、あらら…AさんとBさんの関係とよく似たことが
今の私にも起こっているということだとハタと思い至ります。

私にとって同じくらい長い知り合いで一緒に食卓を囲んだことも数知れず、
それぞれの性格を熟知していますが、直感的、本能的に行動するAさんに対して、
綿密な予定をたてて思考が優先しているBさんと、二人は対照的な性格です。
いつも食事が進むにつれて打ち解けた、遠慮のない会話が弾みますが、
BさんはときどきAさんの容赦ない評価的発言にズキンときてしまうのです。

客観的にみていると、個性の違いが上手くかみ合わない。
Bさんの言う通り、相性が合わない関係なのかもしれませんが、
理由はどうあれ悩んでいるのはBさんなのだから、Bさんが変わるほかないのです。

ストレスに強いAさんと、そうでもないBさん、
相手のバサッと切り捨てるような評価的発言にズキンとくるところに、
Bさんと今の自分を重ねているので、なおさらそう思うのですが、
ズキンときている方が変わるほかないのです。

Aさんのあり様と個性は、Bさんを個性の美に導く道しるべのような気がします。
抵抗あるものがあるからこそ、その抵抗に打ち勝ち生き抜くために
Bさんの個性を発揮する状況が生まれているのだと思います。
ストレスに強くなるチャンスが布置しているのだから、これを逃す手はありません。

ストレスに強いということは生命力の強さにも繋がるのだから、
今の状況は、相手の自己信頼の強さにに匹敵するほどの自己信頼と、
ストレスに強い自己を養う、好機到来と捉えたいと思うのです。

(119-1)
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