風に吹かれて〜easy go〜

時は経ち…阪神愛いずこへ(笑)
エレカシ大好き💕

信じられん

2007-11-23 | 日記
旅行中に新聞で見た記事の中でこんなのがありました。


   【ガソリンと間違って軽油を給油するトラブルが多発】

原因として考えられるのが、セルフスタンドが増えて、ガソリンと軽油のホースを間違ってしまう単純ミス!

また、軽自動車だから軽油だと勘違いしているドライバー!(信じられん…)



そしてそして…安いガソリンを入れようとセルフスタンドへ行き、さらに安い軽油を入れてしまう人(もしもーし…



ネタのような実際にあったお話だそうで…。


もう笑いを超えてあきれてしまいます。



しかも新聞に載っていたのは30代男性とのこと。




免許持っていない人だってそれぐらいのこと知ってますよねえ。





あぁ、情け無い…。




少しでも安く上げようと、セルフスタンドに給油に行ったのに結局中を空っぽにして洗浄して、最悪の場合は部品を取り替えたり…で、結局高くついてしまったという笑うに笑えないお話ですよね。


いやぁ…でもあまりのことにいまだにネタじゃなかろうかと疑っている私でございます。


クマだぁ~~…『北海道旅行記 3』

2007-11-23 | 日記
記憶が薄れないうちに(歳と共に記憶力が低下していく今日この頃…)とっとと、3日目いっちゃいます。


2日目のお宿の朝食(バイキング)会場にはいくつかその場で作ってくれる屋台も出ていて朝から割りと豪華。


その屋台の中で『いくら丼』がありました。

が…、私はいくらがあまり好きではありません。なので普段、家ではほとんど食べないのですが、そこは本場の北海道のいくら!う~ん、このまま食べずに帰るのはなんだか勿体無いぞ~っと、食いしん坊で、貧乏性気質がムクムクムク…。


あったかいご飯を丼によそってもらい、上からたっぷりいくらをかけてもらい
ガツガツと美味しく頂くことができました。


ところがこの日の昼食(道中のおみやげ屋さんにて)のメインがなんと『カニといくらの2色丼』で、朝昼といくらを平らげることになったのです。私にすれば、一生分のいくらを食べたと言う感じでした。




そして本日3日目のメイン行事…

『知床遊覧船に乗って人間の進入を拒み続けた断崖絶壁の景勝美を楽しむ』

だったのですが、海が荒れいて波が高いために中止。



ということで急遽(と言ってもこれは旅行会社にとっては想定の範囲内で予め中止の場合の予定も、もちろん組んでいたでしょう)、



『地元のネイチャーガイドさんの案内付き、知床五胡の散策』ということになったのでした。



この遊覧船中止がのちに奇跡の場面に遭遇することができたという、なんていうか、結果的に不幸中の幸い的なことになったわけなのです。



ささっ、それではバスに乗り知床五胡に向かって出発~!




知床半島はご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、2005年7月に南アフリカ共和国ダーバンで行われた第29回ユネスコ世界遺産委員会で正式に登録された世界遺産なのです。


そしてここ知床では野生のヒグマ、エゾシカなどの動物が生息しており、地元の方、いろんな関係者の方々の尽力で共存することが出来ているようです。


道中の車窓からは、いたるところでエゾシカを見かけました。もちろん野生です。



バスの速度が急に落ちた…と思ったら停まった??


ふと前を見るとオスのエゾシカがバスのまん前を横切って道路を横断しているではありませんか!

と言ってもこのような場面は結構あるようで、前回訪れたときにも同じ場面に出くわしました。


しかし残念なことに突然のことでシャッターチャンスを逃してしまった私と、とーちゃん。


唯一息子がシャッターを押していたようですが何かの手違いで撮ったものすべてが消えていたことが帰ってから判明!あぁ…残念。





その後もバスはゆっくりめに知床五胡をめざして走ります。




そして数分後…。



バスの後ろの方から声がしました。





   『クマやー!クマがおる!!!』




「ホント~?岩かなんかじゃないの??」と添乗員さんが小声でぼそっ。



しかし直後に…



「動きゆぅー!!歩きゆうでーー!!!」





添乗員さん、バスガイドさん、私たちもビックリでワーワーと大歓声!!!



交通量の非常に少ない道だったので(だいたい今回のコースはどこもそうでしたが)、運転手さんが見やすい位置までバックして停まってくれました。



しかししかし…。


これが結構遠くてド近眼とド乱視で視力が0.1以下の私には黒い点が動いてるようにしか見えません。で、慌ててメガネをバッグから取り出しました。


ふむふむ…顔まで見えないけどクマだねえ…。



そして皆がバスの窓越しにクマの一挙手一投足をじ~っと見つめていると…。





「あ、川のほうに歩いてる!」




「あーー、前足を川に入れてバシャバシャしゆうでぇー!!!」



ふむふむ…そういえば川で何かしているのがかすかに見えるぞ!









あああーーー!!!なにか魚を捕まえたーーー!!!!!あああーーー魚を口にくわえたぁーーー!!!



皆さん、目が(視力が)物凄くよろしいようで…。



私も本当にちっちゃくですが眼鏡越しにクマが何かをくわえているのが辛うじて見ることができました。



そしてクマは魚をくわえたままゆっくり歩いて山に帰っていきました。





その後、皆さん(バスガイドさんも)言ってました。

あの魚、鮭だったねと。




この時季は鮭が川に戻ってくる時季でたくさんいるようです。





視力バッチリのウチのとーちゃんも


「クマがくわえていた魚、割りと大きくて腹の部分が銀色だったよ。ありゃ鮭やね」と言っておりました。




バスガイドさん曰く、地元住民ですら野生のクマが川で魚を取って、それをくちにくわえて山に戻るなんてシーンを目撃したことある人なんてほんの一握りしかいないと思いますし、私も実は初めて見ました。

と…。





あぁ…そうなのか…。



そんな貴重な場面をこの目で見ることが出来たんだ。

あらためて感動。




しかし、しかし、しか~しですねえ。




これまた残念なことに今回荷物を極力少なくしたため、望遠つき一眼レフカメラを持ってこなかったのですよーー。


コンパクトデジカメじゃあ…黒い点にしか映りません。なので諦めてひたすら肉眼で1秒たりとも見逃すものかとばかりにただじ~っと見ておりました。



あぁ…本当に残念!!!



バスガイドさんもおっしゃってましたが今回、いろんな偶然が(遊覧船中止など)重なって運良くあの貴重な場面が見られた。何かが数秒ずれていたら見ることが出来なかった…と。


本当にその通りだと思いました。






サケをくわえている木彫りのクマの置物ではなく、ホンモノのサケをくわえた野生のヒグマをこの目で見ることが出来たという一生の思い出に残る貴重な出来事に感謝感謝の3日目でした。


長くなりましたのでこの後行った知床五湖他の旅行記は次回ということで…。



旅行記 4につづく