今日、県展を観に行って来た(主に写真だけ…)。 そこに展示されていた8枚のモノクロ写真の前で足が止まった。 タイトルは「病棟日記」。 今日の高知新聞夕刊の「第五十九回県展特選画廊」 というコーナーにも作者のひとこと、作品紹介、審査員評などと一緒にその写真が載っていた。
この8枚の中に、お父さんのお見舞いに訪れた小学生の息子さんがベットの上でお父さんに笑顔で寄り添っている写真がある。
お父さんの気持ち…、そして息子さんの気持ちを考えるとなんて言ったらいいんだろう…。うまく表現できないが、涙が出てしょうがない…。
私の母は私が小学校の6年の時から病気で入退院を繰り返し、そして私が中学校の3年の時に亡くなった。
この作者の方と一緒にしてしまうのは申し訳ないのだが、いや、一緒にしてはいけないかもしれないが…。
私は子供が4歳の時に1度、そして去年2度と、子供が生まれてから3度、入院の経験がある。
その時何が一番つらかったか…。
それは病気に対する精神的なつらさや術後のしんどさ、傷の痛み…。そんなことじゃない。
子供に会えないこと。
これが一番つらかった。
親が長期にわたり入院していて家にいない寂しさ…。
そして自分が入院していて子供に会えない寂しさ…。
どちらも経験しているからだろうか。この親子の1枚の写真が頭に、胸に焼き付いて離れない。
しかしそれは決して暗くどんよりしたものではなく、無邪気に明るい笑顔の息子さん。そして前向きさを感じさせるお父さん…。
審査員の評にも載っていた。
「人の表情の明るさがいい。作者本人の前向きな気持ちが伝わってくる」と…。
なんだか日頃つまらないことで愚痴っている自分をアホらしく思わさせてくれる1枚の写真だった。
この8枚の中に、お父さんのお見舞いに訪れた小学生の息子さんがベットの上でお父さんに笑顔で寄り添っている写真がある。
お父さんの気持ち…、そして息子さんの気持ちを考えるとなんて言ったらいいんだろう…。うまく表現できないが、涙が出てしょうがない…。
私の母は私が小学校の6年の時から病気で入退院を繰り返し、そして私が中学校の3年の時に亡くなった。
この作者の方と一緒にしてしまうのは申し訳ないのだが、いや、一緒にしてはいけないかもしれないが…。
私は子供が4歳の時に1度、そして去年2度と、子供が生まれてから3度、入院の経験がある。
その時何が一番つらかったか…。
それは病気に対する精神的なつらさや術後のしんどさ、傷の痛み…。そんなことじゃない。
子供に会えないこと。
これが一番つらかった。
親が長期にわたり入院していて家にいない寂しさ…。
そして自分が入院していて子供に会えない寂しさ…。
どちらも経験しているからだろうか。この親子の1枚の写真が頭に、胸に焼き付いて離れない。
しかしそれは決して暗くどんよりしたものではなく、無邪気に明るい笑顔の息子さん。そして前向きさを感じさせるお父さん…。
審査員の評にも載っていた。
「人の表情の明るさがいい。作者本人の前向きな気持ちが伝わってくる」と…。
なんだか日頃つまらないことで愚痴っている自分をアホらしく思わさせてくれる1枚の写真だった。