とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
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映画『パンケーキを毒見する』

2021年08月13日 15時06分43秒 | 映画
 
いま話題の映画だ。昨日、映画好きの友達と、新宿ピカデリーでこの映画を観てきた。予告編をご覧になってわかるように今後上映禁止になる可能性がある。興味がある方ははお早目に映画館へ足をお運びいただきたい。

公式ホームページ:
https://www.pancake-movie.com/

『パンケーキを毒見する』は笑えないけど笑える恐ろしい映画
https://www.excite.co.jp/news/article/E1628151781493/

現役首相の素顔に迫る!映画『パンケーキを毒見する』予告編


菅首相が掲げる「自助、共助、公助」に自身が冷や汗/映画『パンケーキを毒見する』特別映像



新宿ピカデリーで映画を観たのは昨年1月、山田洋二監督の『男はつらいよ お帰り 寅さん』以来だ。

映画好きの友達にチケットの予約をしてもらい、直接映画館で待ち合わせ。これまで何度も一緒に映画を観てきたが、邦画を観るのは初めてだ。

政治色が濃い映画だということ、新型コロナがますます拡大している中で、観客は見込めるのかと思っていたが僕たちが観る回はすでに満席と表示されていた。

政権を批判する映画だが、予告編の映像でわかるように笑える作品に仕上がっている。日ごろ政権批判ツイートをしている僕でも、ネガティブな悪口ばかりでは一般大衆、そして政治に無関心な人たちの興味を惹きつけられないことくらいはわかっている。

とはいえ映画は予想どおりの内容で、菅総理の危うさと異常さがとても上手にまとめられていて、かつ笑いのツボを心得た作品になっていた。予想通りの内容とはいえ、観る価値はじゅうぶんにあったと思う。

僕や僕より上の世代は、20年前、30年前の政治を知っているから、第二次安倍政権以降の国政が極めて異常な状態に陥っていることがとてもよくわかる。日本は本当に大丈夫なのか?この人に総理を任せていると、これからどうなってしまうのだろう?という不安しかない。

映画でいちばん印象的だったのは、予告編映像にもでてくる羊たちのシーンだった。1頭ずつ倒れていく羊に、貧困で亡くなる方、コロナに感染して自宅で亡くなる方の姿がダブって見えた。それでも、羊たちは沈黙を守っている。まさに今の日本人の姿そのものなのだ。

映画が終わり、友達を見ると目に涙を浮かべていた。「あれ?泣くような映画だったっけ?」と思って理由を聞いたところ、「今の若者は、こんなに大変な時代に生まれて、未来に夢がもてていない」と思って涙がでてきたという。映画の最後のほうにはivoteという団体に加わっている大学生が、政治や選挙、生活していて思うことなど一人ずつ答えているシーンがあった。友達は彼らが話していたことをストレートに受けてしまっていたわけだ。

今の日本は実質的に独裁制になってしまっていると言ってよい。映画ではメディアや行政が政権の言いなりになっていることを描いていたが、司法も同じことだ。たった半年で制作したためか、司法も政権に牛耳られていることは描かれていなかった。

上映が終わり、僕がトイレに行っている間に、友達は通路で高齢のご婦人3人と立ち話をしていた。おそらく70代後半くらい。ご婦人方は「こういう映画が上映できているうちは、まだ大丈夫なのよ!」というものだった。友達はこの話をされて目から鱗が落ちたという。本当そうなのだ。もしかすると、今後上映禁止になるかもしれない。それはこの映画の監督自身がトークショーで言っている。

「テレビや新聞では宣伝していないのに、あの3人のご婦人方はこの映画をどのようにして知ったのだろう?」友達は不思議がっていた。たしかにそうだ。友達や僕は、この映画をSNSで知ったからだ。


「令和おじさん」、「パンケーキおじさん」、「叩き上げの苦労人」というソフトで堅実なイメージで、就任直後は60%もの支持率があった菅総理なのだ。若年層が支持率を押し上げていたわけだが、さすがに今では印象が悪くなり支持率は30%を切っている。この支持率低下ももしかすると表面的な「印象」や「ムード」に流されているだけなのかもしれないと僕は思った。

日ごろ政治に無関心な人には、ぜひこの映画をご覧になり、安倍政権、菅政権がどれだけ日本を私物化し、破壊しているかを知っていただきたい。

以下の動画はネタバレをしているが、この動画を見た後でも映画はじゅうぶん楽しむことができる。今、もしあなたが生活に不満をもっていたり、生活に困窮しているとしたら、この映画を観てその責任のすべてが自分にあるわけではないことを知ってほしい。そして、今度の選挙は棄権せずに、ご自分の意志をしっかり投票行動として示してほしい。多くの人が選挙に行けば、日本は変えられるのである。


2021.7.30 映画『パンケーキを毒見する』公開記念スペシャルトークショー


映画『パンケーキを毒見する』公開記念 真夏の大激論スペシャル 共感シアター特別番組


映画『パンケーキを毒見する』監督と語り合う”菅政権”論/とことん共産党



映画の後は、友達とパンケーキを食べに行った。店はルミネ7階の「オリジナルパンケーキハウス 新宿店」である。

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関連書籍:

この映画のコラボ本だ。著者は映画に出演されている古賀茂明さんだ。この本も販売禁止になる可能性があるので、お早めにお買い求めいただきたい。

官邸の暴走 (角川新書):古賀 茂明」(Kindle版



 

 

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