とね日記

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山川の日本史と世界史の教科書

2014年07月28日 20時45分40秒 | 学校で教えてくれないコト
山川の日本史Bと世界史Bの教科書(新課程版)


歴史を調べたければウィキペディアで十分だし、そのほうが今日紹介する教科書や本よりもずっと詳しいことまで知ることができる。ウィキペディアが素晴らしいのはいろいろな言語で日本史や世界史を学べることだ。それではなぜ今になって、僕はこれらの本を買ったのだろうか?

それはこういうことなのだ。

- 実際に高校で教えられている現代史を確認したかったから。

昨今の中国や韓国の反日政策、従軍慰安婦問題、南京大虐殺に対する認識、日本での憲法解釈の変化、ガザやウクライナ情勢など国際関係は僕が高校で歴史を学んだ頃とかなり違っている。またネット上で見る限り、世代間で外交や国防に対する意見や考え方、感じ方は大きく隔たっているようだ。それでは今現在、高校ではどのように日本や世界の歴史が教えられているのだろうか?僕が学んだ歴史の教科書と違っているのだろうか?高校で教えられている現代史を確認してみたかった。書かれていることだけでなく「何が書かれていないか」という視点で読むことも重要だ。

それが幸なのか不幸なのか僕にはわからないが、日本で教えられる教科書はすべて文部科学省の検定を受けている。日本史、世界史に限らず教科書は国の都合、社会状況の都合で内容が少しずつ変化していくものだ。(戦前と戦後で教科書は大きく様変わりしたことは忘れてはならない。参考:「墨塗り教科書」)そのような意味も含めて好むと好まざるにかかわらず、歴史の教科書は僕たちが手にすることができる「正史」なのである。その中でも標準とされている山川出版社の教科書を選んだ。2014年現在の正史のスナップショットとして入手しておきたかったからだ。

- 歴史の研究によって変化した事柄を確認したかったから。

鎌倉幕府が開いたのは1192年と僕は習ったが、現在は1180年から1192年まで5つのくらいの説があるそうだ。1192年は頼朝が征夷大将軍になった年であると今は教えられている。歴史の研究が進むことで歴史の教科書も変わっている。どのあたりがどう変わったのかいつでも調べられようにしておきたかった。

いつの間にかこんなに変わった教科書まとめ [歴史編]
http://matome.naver.jp/odai/2135227064711729901

あなたの知る「源頼朝」や「足利尊氏」の顔は間違い【教科書の肖像画は別人】
http://matome.naver.jp/odai/2136440158336329601

- 高校卒業後に追記された歴史を読んでおきたかったから。

僕が高校を卒業したのは1981年。それ以降の歴史がどのように書かれているか知りたかった。

- 科学史、数学史を学ぶ上での背景をおさえるための史料として持っておきたかったから。

科学史上の発見、著作物がどのような国で、どのような政治的、文化的、技術的な背景でなされたかを調べられるようにしておきたかった。

- NHKの歴史番組の補助史料として参照したかったから。

今年の大河ドラマは「軍師官兵衛」だが、NHKではこのほか「歴史秘話ヒストリア」や「タイムスクープハンター」などとても興味深い番組を放送している。ちょっと調べてみたいとき、歴史の教科書は便利だ。

- 教科書を買うにはよいタイミングであるから。

現在、高校の教科書は新課程版への切り替え時期である。教科書や関連書籍を買うのにはよいタイミングなのだ。

- 安いから。

教科書と図録はそれぞれ805円、860円である。史料としてのコストパフォーマンスはきわめてよい。

- 書店で立ち読みがしにくくなったから。

ちょっと調べたいときは書店での立ち読みですませていたのだが、老眼が進んだために読みにくくなってしまった。こそこそ立ち読みするより部屋でじっくり読むほうが気持的にも楽だ。

- きっかけはNHK高校講座だった。

本当のきっかけは「NHK高校講座の紹介」という記事で書いたように日本史と世界史の番組を少しずつ見るようになったからだ。


今日紹介する本は(最後の2冊を除いて)すべて山川出版社のものである。

山川出版社
http://www.yamakawa.co.jp/



日本史と世界史の教科書は近現代史を中心とする「A」と、通史を学ぶ「B」の2科目体制がある。高校時代僕が使っていたのは三省堂の日本史Bと山川出版の世界史Bだった。日本史はたまたま教えていただいた先生が「社会主義的」な考え方をお持ちの方だった。そして教科書は「教科書裁判」で有名な「家永三郎」先生がお書きになった本を使っていた。しかし家永先生の教科書とはいえ国の検定をパスしたほうの版なので問題視された「検定不合格教科書版」とは違う。

僕が高校を卒業したのは鈴木善幸氏が第70代総理大臣の頃で、第一次教科書問題(1982年)の前年である。(参考:「歴史教科書問題」)日中戦争や日韓併合を日本の「侵略」と表記するか、「侵攻」、「進出」と表記するかの議論がされていた。

大方の教科書では「侵略」が使われ、一部の教科書で「侵攻」、「進出」が使われていたと思う。どちらかといえば日中戦争や第二次世界大戦を反省するトーンで書かれた教科書が多かった。戦争に対する認識は今ではいろいろな考え方に分かれているので、今回の記事で自分の考えを述べたり議論する気は全くないが、当時の教科書はそうだったという事実だけ述べておくことにしよう。


新課程版の教科書は2013年に発売された。アマゾンでは新品が売り切れで中古の本も高いので書店か山川出版のHPから購入したほうがよい。(オールカラー版)僕の高校時代の教科書はすべて白黒印刷だった。出版社の解説ページからカラーでサンプルページを見ることができる。

詳説日本史B(新課程版)」(山川出版による解説と購入ページ
詳説世界史B(新課程版)」(山川出版による解説と購入ページ




日本史図録は2013年、世界史図録は2014年に発売された。(オールカラー版)

山川 詳説日本史図録 改訂版
山川 詳説世界史図録 改訂版




細かい文字で600ページ近くあり、教科書とは比較にならない情報量だ。どちらも改訂版として2008年に出版された。日本史は10年ぶり、世界史は15年ぶりの全面改訂である。(オールカラー版)ただし現行課程版(旧課程版)の教科書に準拠なのでご注意を。

山川 詳説日本史研究 改訂版
山川 詳説世界史研究 改訂版




このほか用語集や問題集、書き込み用教科書などいろいろ出ているので、以下のリンクから検索してみるとよい。

アマゾンで山川の日本史関連書籍を: 検索してみる
アマゾンで山川の世界史関連書籍を: 検索してみる


なお、山川日本史については次のように過激な批判本が昨年以降出版されているのを見つけた。これは面白そう。賛否両論あると思うが、いろいろな視点から物事を見るのは大切なことだ。この本は高校参考書、大学受験用参考書のコーナーには並べられていないだろう。

常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 上 「アカ」でさえない「バカ」なカリスマ教科書 」(レビュー記事
常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 下 「研究者もどき」がつくる「教科書もどき」 」(レビュー記事

 

内容紹介(上巻)
あのカリスマ教科書の内容を徹底解剖!
世界の教科書を比較して分かった!
山川教科書の常識は世界の非常識!
日本の歴史教育どこがおかしいのか?
それは、アメリカ型の歴史教育にせよ、欧州型の歴史教育にせよ、
「疑わしきは自国に有利に」
「本当にやった悪いことはなおさら自己正当化せよ」です。
そもそも歴史学の役割は、自国を正当化することにあるのです!

高校の歴史の教科書、というと、圧倒的に多くの日本人が思い浮かべるのは、山川出版社の教科書のはずです。現在の教科書シェアでいうと、山川出版社の『詳説日本史B』は、実に六割もの占有率です。日本史を学ぶ高校生の3人に2人が、山川日本史を使っているわけです。
また、最近では、山川の日本史・世界史教科書を一般向けに編集しなおした「もういちど読む」シリーズがベストセラーになりました。
高校時代に山川の教科書に慣れ親しんだ人が多いからこそなのでしょうが、「とりあえず山川教科書なら間違いない」というイメージがうかがえます。
一方で、昨今の日中関係・日韓関係の悪化とともに、日本人の歴史認識が問題となることが増えています。
そんなときに必ず出てくるのが、日本の悪口ばかり書いてある歴史教科書がそもそもいけない、という主張です。これは本当なのでしょうか。そうだとすると、歴史教科書の事実上の標準である山川日本史には、日本の悪口ばかりが書かれているのでしょうか。
そうではありません。たしかに、日本史学会はマルクス主義者が作ったようなものですし、山川日本史にも左翼思想の残滓は散見されます。しかし、この教科書が日本の悪口を正面切って書くような過激な教科書ではないことは本書を読めばわかります。
では、山川日本史は、「自虐史観」にさほど毒されていないまっとうな教科書なのでしょうか。残念ながら、それも違います。この問いに関してはよりいっそう強く「違います」と言わなくてはいけません。
ただ、そのダメさは保守派の人たちがいうような思想的に偏向している、といったレベルのダメさではない。事態はもっとひどいのです。
某権威筋が小社の新刊『常識から疑え!山川日本史』(倉山満著)について「訴える」と関係筋に語っているらしい。
この本は、タイトルで提示しているように、高校日本史教科書の六割を占めて"常識"とも言うべき位置にある山川出版社の『詳説 日本史B』を批判的に解読し、教科書業界の裏側にまで入り込んで分析したものである。
どのように訴えるというのだろう?
内容は過激な中にも真実を多く含んだ最良の日本史の解説本だと自負している。
小社はどんな圧力にも屈しない。
堂々と裁判でも何でも受けて立つつもりである。
どうかこの成り行きにご注目ください!

「弾圧されるということは、正しいことを伝えているという証です」(倉山満談)

歴史とは民族の結束のために必要な政治の道具であり、支配の道具であり、そして外交の武器である。山川日本史に代表される日本の教科書がダメなのは歴史観以前の記述力の問題、そしておかしな日本史学会のあり方と日本史学者の能力の問題だ。

内容紹介(下巻)
歴史の教養なくして、世界のなかで自国がどんな立場に置かれているかを知ることはできません。ということは、世界のなかでどうやって自国がサバイバルしていくかを考えることもできません。歴史教育が機能していないということは、そういうことになるのです。
そもそも、日本はなぜ中国大陸に進出して行ったのか?/当時の中国は国際法違反の常習犯、まともな国家にあらず/日本に「軍部」は実在しなかった/日本の政権中枢でもコミンテルンが暗躍→こんな基本のことさえ 絶対に書けない山川日本史!その明快な理由がズバリ分かります!!
その他にも本書で明らかになる歴史の真実の数々。

◎ ロンドン海軍軍縮条約は、実は日本の外交上の大きな成果
◎ 絶対に「満洲」という正しい表記はしない、というのが教科書のルール。政治的配慮から不正確な表記をするのも、ある意味ではいかにも教科書的
◎ 満洲事変という日本の運命を決めた大事件に関して、はたして日本の教科書は、日本人が反省するための素材を提供できているのか。まずはその点が問われなければならないはず
◎ ソ連はもう前世紀になくなった国だというのに、未だに批判的なことを書けない
◎ 当時の日本が侵略戦争を行ったなど、褒めすぎ。本当に侵略だったら、もう少しまともな計画があるはず。同じ時代のヒトラーやスターリンがどれだけ開戦前に緻密な陰謀を巡らせているかを知れば、比較にすらならないとわかる

山川教科書の罪は嘘を書いていることではない。重大な本当のことを書いていないことなのだ
歴史教科書問題の根源を見事に暴ききった倉山先生の戦中、戦後史の決定版!
教科書づくりを支配している実にお粗末な法則
一、教科書の編纂者は、とにかく文句をつけられるのがイヤ。
二、二十年前の通説を書く。
三、イデオロギーなど、どうでもいい。
四、書いている本人も何を言っているのか、わかっていない。
五、下手をすれば書いていることを信じていない。
六、でも、プライドが高い権威主義的記述をする。
七、そして、何を言っているのかさっぱりわからない。

著者について
倉山満(くらやま・みつる)
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。
1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。
在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え、現在に至る。
2012年、希望日本研究所所長を務める
著書に、『誰が殺した?日本国憲法!』(講談社)、『財務省の近現代史』(光文社)、
『嘘だらけの日米近現代史』『嘘だらけの日中近現代史』『嘘だらけの日韓近現代史』(扶桑社)、
『間違いだらけの憲法改正論議』(イーストプレス)などがある。


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関連ページ:

日本の歴史: ウィキペディア

NHK高校講座(日本史)
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/nihonshi/

日本史(歴史研究所)
http://www.uraken.net/rekishi/rekijap.html

世界の歴史: ウィキペディア

NHK高校講座(世界史)
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/sekaishi/

世界史講義録
http://www.geocities.jp/timeway/

世界史ノート
http://www3.kct.ne.jp/~atonoyota/
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10 コメント

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教科書の見方 (はちまま)
2014-07-28 21:10:49
こんばんは。山川の歴史教科書は今も本棚にあります。ただし85年高校卒業時のものです。
今回の記事を拝見して、最新版を購入しようと思います。確認のためにずっと手元に置いていました。教科書はどんなふうに書いてあったのだろう、と。今ですと当時の歴史観も現在と比べて伺い知れるように思います。大河ドラマや歴史ドラマ(タイムスクーハンターとか)で描かれていることが、教科書でどのように書かれているのか(数文字にまとめ~割愛されているのか)興味がありました。
購入のよいきっかけになりました。ありがとうございます。
追伸、歴史年表、理科年表、地図…見入ってしまうと離れられなくなる時があって危ないです。これからも楽しみにしてます。
Re: 教科書の見方 (とね)
2014-07-28 21:41:08
はちまま様

コメントありがとうございます。
今も高校時代の教科書をお持ちとは、すばらしいことだと思います。僕は大学受験が終わると同時にすべて捨ててしまいましたから。とっておけばよかったと今になって思います。
高校時代は歴史の教科書は無味乾燥で面白くないと思っていましたが、今は面白いとかどうかではなく、実際に何がどのように書かれているかということに関心をもつようになりました。
時間の制約から通読はできないと思いますが、僕も折に触れて読みたいと思っています。
まちがい (hirota)
2014-07-29 11:48:14
教科書の間違いで記憶に残ってるのは足利尊氏の絵が別人だったくらいかなー。
時代劇がデタラメなのは昔から知ってるから今やってる黒田官兵衛も見る気ない。
Re: まちがい (とね)
2014-07-29 12:51:22
hirotaさん

足利尊氏の肖像画が間違いかもという話は僕も聞いたことがありました。調べてみたところ、頼朝の肖像画も間違っているみたいですね。

頼朝、尊氏は別人? おなじみ肖像画、新学説に配慮
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130327/edc13032709230004-n1.htm

あなたの知る「源頼朝」や「足利尊氏」の顔は間違い【教科書の肖像画は別人】
http://matome.naver.jp/odai/2136440158336329601

「黒田官兵衛」は書物だけではとうてい知りえない細かいことまで脚色されていますから、普通のドラマとして見ています。あと衣装や家屋、武具などはきちんと時代考証してあると思うのでそれらも参考にしています。

必殺仕事人や、妻はくノ一のように完全にフィクションの時代劇も僕は好んで見ているようなわけでして。
おお写真! (hirota)
2014-07-29 16:58:17
写真があるんですねー。
これを撮るのにどれだけ時間をかけたやら、忍耐の勝負ですね。
子供がボケてたり皆の口元が変なのは動いてしまったんでしょうね。
なぜか明治天皇が強そう!
強そうで想い出したけど、東海道中膝栗毛を書いた十返舎一九は剣の達人だったそうですよ。
Re: おお写真! (とね)
2014-07-29 19:18:32
hirotaさん

西郷隆盛はやっぱり大きいですね。ゴリラみたいです。w
明治天皇が写っていることはhirotaさんに言われて気がつきました。まだお若い頃なのですねぇ。

笑っている人は一人もいません。笑顔作りながらじっとしているのはさらに大変なことです。
みんな総髪ですね。 (T_NAKA)
2014-07-30 00:51:13
勤皇派(勝海舟もそうなのか?)の人達はみんな月代を剃ってないですね。ちょっと調べると武士ではない儒者(思想家)・医師などは月代を剃らずに総髪をポニーテールみたいに結っていたのですが、幕末の頃のいわゆる勤皇の志士達の間ではこの髪型が流行ったそうです。単なる武士ではなく、思想家なんだぞってことでしょうか?。まあ佐幕派の近藤勇もこの髪型でしたね。
Re: みんな総髪ですね。 (とね)
2014-07-30 15:48:25
T_NAKAさん

みんな総髪だということは目には見えていましたが気がつきませんでした。
現代の若者も同じことですが、同じ志や趣向をもつ者どうしのスタイルは似てきますね。
あと、「月代を剃る」のは武士であることだけでなく、幕府への忠誠を誓う証というイメージもあったのだと僕は思っています。それでも勝海舟の髪型は意外でした。

みなさんまだお若いころなので総髪が可能ですが、年を重ねると現実として無理になる人もでてきたことでしょう。(笑)
月代 (hirota)
2014-07-31 11:44:31
豆知識を想い出しました。
兜で頭が蒸れるのを防ぐ為に、髷で兜を支えて空間を作り、毛を剃って放熱を助けるというわけで、科学的ですねー。
Re: 月代 (とね)
2014-07-31 19:58:30
hirotaさん

兜も工夫されていたわけですね。
剃った毛で禿げ上がったところから汗もたれていたことでしょう。
江戸時代の夏の気温は知りませんが、夏の戦はさぞ大変だったことでしょうね。(それは今も同じですけど。軍服に半袖のクールビズはないでしょうし。)

今日も暑い一日でした。

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