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『パラダイス・ロスト』 柳広司 (角川書店)

2013年01月14日 | ミステリー小説



今日は、東京でも初雪が観測されましたね
とても寒いですが、しんしんと降る雪は見ていて思わず笑顔になってしまいます
そんな日はコーヒー片手に読書が一番ですね


今回紹介するのは
「ジョーカー・ゲーム」シリーズの第三弾
大日本帝国内に秘密裏に組織されたスパイ養成機関
通称D機関出身の精鋭スパイ達が各国で暗躍する大人気小説です
実は、たまたまサイン本を手に入れてしまって
幸せいっぱいで読んでました

この作品の特徴は一見短編の体を取りながら
俯瞰してみると個々の物語がつながっている点にあります
短編なので、もちろん各話で登場人物や主軸となる人物は変わります
その中で共通していることはただ一つ
”結城中佐”なるD機関創設者の指示によって各スパイたちは行動し
任務遂行を至上主義としていることです


敷居が高いと思っている方も多いでしょう
読者さえ翻弄される緻密な構成をとっていますし
どこで、誰が、何をしかけたのか
そこに不確定要素はあるのか、あるいは掌で踊らされているのか…
情報戦とは、つまり究極の頭脳戦であり
そこに戦争という未曽有の事態が加われば
一切の容赦はなくなる
矜持を持つことの意味を考えさせられる一冊です


評価




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