末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

大雪で大変でした。

2013-01-15 16:11:47 | 東京散歩
雪掻き
 

今朝小生の部屋から眺めた景色

信州で生まれ育った小生が、積雪10糎以下の積雪に

「大雪で大変」とは情けない事ですが

信州で暮らした期間が一番短く、ここ柏だけでも40数年暮らして

その上81才も真近という今では、それも止むを得ない事かもしれませんね。

雪の降る昨日は徐雪は行わず、今朝少し暖かくなってから

雪掻きをしました。

家の前の陽のあたる側に掻き寄せた雪

家内は止めておけといっていましたが、一人でやるのも大変ですし

実はお隣の87歳のご主人も始められたので

それのお手伝いもしたりで頑張りました。

今のところ少し疲れている程度ですが、明日以降どうなるか

ちょっと不安とうのが実際です

花 壇

花壇もすっかり雪に埋まり、今も花は顔をみせません。

雪に埋まった花壇

今夜も雪の下にいる花達、頑張って元気にまた綺麗な花を見せてね!

雪の下で頑張っている花達







漢字の最後に「日本」の読み方について

2013-01-13 15:59:52 | 言葉
蝋梅の花は大分開いてきました

最後に我々に最も関係のある漢字「日本」の読み方は

「ニホン」か「ニッポン」かについて触れてみます。

国の名前日本は

政府の決定は


読み方については長年議論されてきた様ですが、

2009年麻生太郎内閣の閣議決定でひとまず

「ニッポンでもニホンでもどちらでも構わない」という事になっているのが現状で

多様性を認める日本らしさが出ています。 

NHKでは

日本放送協会(NHK)の放送用語調査委員会では

昭和9年に国号としてはニッポンを第一の読み方とし

ニホンを第二の読み方とすることを暫定的に決めており

更に昭和26年の同委員会で、正式の国号として使う場合はニッポン

その他の場合にはニホンと言ってよいという決定をしています。

盆栽の梅はほぼ散ってしまい外にだしました

話し言葉では

日々の会話に出てくる日本、日本人、日本語、日本一、日本代表等々の

話し言葉ではニホンが圧倒的で、国立国語研究所の調査では

ニホンと読む比率は、

日本(96.2%)日本人(99.2%)日本語(99.5%)日本一(77.5%)日本代表(80.6%)

といった様に圧倒的にニホンが多いという結果となっています。

国語辞書では

またNHK放送文化研究所が2003年に代表的な国語辞典89種類136冊について

日本をどう読むかを調べた結果では

国の名前としての日本はニホンと主に読ませる辞典が全体の43%

ニッポンを主とするのは(19%)、2つの読み方を同格として扱う辞典が21%でした。

日本銀行は

札の裏に「NIPPON GINKO」と書いてある日本銀行は

何と読むのでしょうか。

日銀では「ニホンでも間違いではありませんが、紙幣に合わせて

ニッポンとしている」とのことです。

 なおお札に「NIPPON GINKO」と印刷するようになったのは

1885年で、当時の通貨当局の要人には、薩摩(鹿児島)出身者が多く

摩出身者は当時、力強いニッポンの発音を好んで使っておった事が

反映されたのではないかといった推測があります。

また真偽のほどは定かではない様ですが、明治時代、西日本ではニッポン

東日本ではニホンと読む傾向があったとの事です。

今日のNHK趣味の園芸でクリスマスローズを取上げましたので
地植えで数株ある我が家のクリスマスローズを見たら、芽が出だした所です

スポーツの世界では

上述したようにニッポンは力強く、ニホンは柔らかいといわれており

スポーツの応援でニッポンが使われてますね。

オリンピックでは「JAPAN」がプラカードにもユニホームにも使われていますが

日本が初めて参加した1912年(明治45年)のストックホルム五輪では

プラカードはNIPPONでしたし、1964年の東京五輪では

ユニホームにNIPPONと書かれていました。

東京五輪でニッポンの名を世界に知らしめたのがバレーボールですが

多くの競技がジャパンを使う中で、

バレーボールでは今もニッポンにこだわっている様です。

但しユニホームは国際ルールに従いJAPANに変わりましたが

愛称では「NIPPON」を使っています。

 
ただ、バレーボールを除くと、英文表記ではNIPPONよりJAPANが

好まれる傾向にあるようです。

例えばなでしこジャパン。WBC日本代表の愛称SAMURAIJAPAN

(通称・侍ジャパン)」がありますね。

最後に「日本」という名前は何時頃から

「日本」という表記が定着する以前、

日本列島には中国の王朝から「倭国・倭」と称される国家があり

新羅本紀では「670年、倭国が国号を日本と改めた」とされています。

「倭国」と「日本国」との関係につては、日本書紀によれば

「ヤマト」の勢力が中心に倭を統一した古代の日本では、

漢字の流入と共に「倭」を借字として「ヤマト」と読むようになり

やがて、その「ヤマト」に当てる漢字を「倭」から「日本」に変更し

当初はこれを「ヤマト」と読んだとしています。

そして「日本」という国号の表記が定着した時期は

7世紀後半から8世紀初頭までの間と考えられています。

具体的な成立の時点は、史料によって特定されていませんが

見解は2説に絞られています。

第一説は、天武天皇の治世(672年 - 686年)に成立したとする説で、

この治世に「天皇」の号および表記が成立したと同時期に

「日本」という表記も成立したというものです。もう一説は

701年の大宝律令の成立の前後に「日本」表記が成立したとする説です。


この漢字正しく読めますか?と我が家の花1月11日

2013-01-11 14:29:05 | 東京散歩
侘び助が一輪咲きだしました。蕾が沢山ありこれから楽しめます

 漢字に関して続けて書きます。やはり日経デジタルの記事に

この漢字、読めないでは済まされません。ちゃんと読める?

言い間違えていない?おとなの語彙力ドリル
」がありました。

小生間違って読んでいるのがありましたが、皆さんどうでしょうか?

 
花壇に新たに加わったプリムラ・ジュリアン赤

上記の株。なおプリムラは西洋桜草

一つの漢字に複数の読み方があったり、

文脈によって読み方が変わったりするなど、日本語は複雑ですね。

問題 以下の漢字の読み方は?

具に、 強ち、 然したる、 宛ら、 徐に、 

言質、 無碍、 柿落とし、 漸次、 喧しい

プリムラ・ジュリアン紫

上記の株

回答(読み方と意味)

【具に】つぶさ・に:  詳しく、漏れなく。 具は「そな(える)」とも読むように
   十分に持つ、そろっているという意味があるが、事細かにという意味も持つ。

【強ち】あなが・ち: 必ずしも、まんざら。  「~そうとは限らない」 
    「~間違いとはいえない」など、打ち消しの「~ない」とセットで使う。

【然したる】さ・したる: さほどの、これというほどの、たいした。
     下に打ち消しの語を伴って「~問題ではない」などと使う。
     然は「しか(り)」とも読む。

【宛ら】さなが・ら: まるで、ちょうど。  送り仮名が「も」の場合は
      「あたか(も)」と読む。意味は同じ。あたかもは「恰も」とも書く。

【徐に】おもむろ・に: 物事がゆっくりと起こる様子を表す。
「突然に」「不意に」の意で使うのは誤り。「徐にかばんから本を取り出した」など。

【言質】げんち: 後に証拠となる言葉。 この質は取引や約束のかたとして
  相手に預けておくもの。「人質」と同じ意味だが「しち」「しつ」とは読まない。

【無碍】むげ: 障害がないこと。  融通無碍は、何にもとらわれず、
どんなことにも対応できること、伸び伸びしていること。「むげに断る」は「無下」。

【柿落とし】こけらお・とし: 新築した劇場などで最初に行う興行。
  柿は木屑。果物の「柿」の字に似ているが、つくりの縦棒がつながっていて、
  「市」ではない。  (但し正式のこけらの漢字はPC上にはないので
   ここでは普通の柿の字を入れてあります)

【漸次】ぜんじ: 次第に、だんだん。漸は変化が緩やかな様子を表し、
  「ようや(く)」とも読む。「暫時(ざんじ)」はしばらくの間、の意。

【喧しい】かまびす・しい: うるさい、騒がしい様子を表す。
喧は「けん」とも読み、声を立ててわめき回る、の意。「喧嘩」「喧噪」「喧伝」など

以前掲載したプリムラ・ハイブリッドも段々花が大きくなっています


同じ漢字でも?

2013-01-09 16:11:09 | 東京散歩
咲き始めたカランコエ

部屋の中梅の盆栽が散り始めたら

今度はカランコエが花を開き初めてくれています。

ブログネタ探しの外歩きが出来ない小生ですので

日経デジタルに掲載された記事を参考に書いてみました。

カランコエの花

日中同形語

我々が使っている漢字は古代中国で生まれ、5世紀ごろには日本に伝わり

その漢字をそのまま使ったり、漢字の音訓を借りて万葉仮名としたり

ひらがなやカタカナに崩したりしながら

約1600年かけて日本語として定着させました。

従って今も中国と同じ字面の単語が多くあり、

それを「日中同形語」と称しています。

同形語の84%は中国と同じ意味に使われますが

残りは異なる意味で使われており、「同形異義語」と呼ばれています。

「同形異義語」の中にはびっくりするものがありますので、少しご紹介します。

カランコエの花

「同形異義語」の例

「老婆」

中国語ではなんと、日本でいう「女房」や「かみさん」といった感覚での

「妻」を指しますので、20代でも80代でもひとしく妻は老婆なのです。

「愛人」

中国では「妻、夫」といった正式な配偶者を意味します。

なお日本では現在「恋人、情婦、情夫」と云った意味が主流ですが

昔は「愛する人」というそのままの意味で使っていましが

戦後「恋人」の意味に変わったようです。

「娘」

中国では「母親」を意味します。

中国でも昔は日本と同じ意味に使っていましたが、

いつしか変化して母親を指すようになったようです。

「同居」

中国では「同棲」を意味します。

なおちょっとびっくりしたのは、日本語の同棲を辞書でひくと

「結婚していない男女がともに住む」の意味に加えて、

単に「同じ家にともに住むこと」という意味もありました。

「勉強」

中国では「無理強いする、無理にさせる」を意味します。

日本でも親が子供に勉強させようとする時には同じ様ですね。

「告訴」

中国では「単にお知らせする」という意味でしかありません。

従って中国では「告訴」は日常茶飯事なのです。

「調理」

中国では食べ物などは対象とせずに、

もっぱら動物や子どもへのしつけと訓練を意味します。

従って日本人の名刺の肩書に調理師と書かれていたら、

中国人はその人が動物の世話係か調教係かと思ってしまいます。

「手紙」

中国では何と「ちり紙や便所紙」を意味します


七草粥

2013-01-07 21:00:16 | 暮らし
今朝は七草粥を食べ、無病息災を願いました。

白いご飯に青い七草が綺麗でそこに真っ赤な梅干しを載せると更に綺麗でした。

今ブログを書く時になって、写真でも撮っておけばと悔んでいます。

七草粥を作るために家内が七草を刻んでいる音は聞いていましたが、

スーパーから買ってきた料理前の七草も見る事もなく終わってしまい、

写真も撮らず今頃残念な思いをしているとは爺さんやはりボケてきていますね。

訪問させて頂いているブログには七草粥に触れておられる方がいませんし、

小生七草の名前も忘れかけていますので、記憶を新たにするために
、 
Wikipedia等の記事を参考に,少し七草粥関連事項を書いてみました

七草粥

七草粥は、1月7日の朝に7種の野菜が入った粥を食べる風習のことです。

日本では古くから年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という

風習があり、これが七草の原点の様です。

延喜式(927年完成)には餅がゆという名称で七種がゆが登場しており、

餅がゆには

米・粟・黍(きび)・稗(ひえ)・みの・胡麻・小豆の七種の穀物が入れられ

毎年1月15日にこれを食べれば邪気を払えると考えていたそうです。

その後、春先に採れる野菜を入れるようになり、

その種類は地方によって異なっていた様ですが、14世紀に書かれた本に

セリ
ナズナ
 
「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」

と紹介されているようです。
ゴギョウ
ハコベラ

江戸時代頃には武家や庶民にも定着し、幕府では公式行事として、

将軍以下全ての武士が七種がゆを食べる儀礼を行っていたそうです。
ホトケノザ

現在の七草()内は現在の名称

セリ(せり)、ナズナ(ぺんぺん草)・ゴギョウ(ははこぐさ(母子草))

・ハコベラ(はこべ(蘩蔞))・ホトケノザ(こうにたびらこ(小鬼田平子))

・スズナ(かぶ(蕪))・ スズシロ(だいこん(大根)

スズナ
スズシロ

(七草の写真横に並べると良いのですが、やり方が分からぬのですみません)

秋の七草

七草と云えば秋に花が咲く代表的な七種の草花もありあますね。

ハギ・オバナ(ススキ)・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ

・アサガオ(アサガオでなくキキョウどの説もあります)

この花の名前は『万葉集』巻8に収められた山上憶良の歌に

「萩の花 尾花(をばな)葛花(くずはな) なでしこが花 をみなへし 

また藤袴(ふぢはかま) 朝顔(あさがほ)が花」と、

日本の代表的秋草が詠まれたことに始まる様です。