バスツアー その１ ゲートブリッジと柴又

3日の大嵐の翌日はお天気も良く、
朝は余り開いていない桜も日中には開きだし
バスツアーを楽しむ事が出来ましたので、遅れましたが報告を掲載します。

ツアー名は「東京ゲートブリッジと東京桜めぐり、隅田川夜桜クルーズ」で
その内容は次の通りと盛沢山でした。

バス経路と見物先

今回のバス経路を上の見難い地図ですが見て頂くと
右上松戸から市川、浦安を経由して地図下中央のゲートブリッジを
渡り車の中でのゲートブリッジを先ず見学。

ビッグサイトを通過して地図中央の荒川沿いの高速道路を上に行き
葛飾区と書いてある場所の少し右に当たる柴又で昼食と帝釈天散策。

柴又からは地図の葛飾区の飾字の下の黄色の線国道六号で下に向かって
墨田区、千代田区を経由して港区の増上寺へ行き散策。

増上寺からは千代田区に戻って千鳥が淵へ行き桜見物。

千鳥が淵からは左側新宿区の新大久保にあるコリアタウンへ行き散策

コリアタウンからは千代田区経由で地図の港区と中央区の文字中間辺りの
中央区の日の出桟橋へ。

日の出桟橋からは船で上に向かって緑の高速道路沿いの運河を上って
地図の墨田区とある近辺の浅草までを、船での隅田川の夜桜見物。

最後は浅草からは再び国道６号で松戸まで。

ゲートブリッジ

少し離れた所からのゲートブリッジ

通過しただけですので車中からの写真です。

この橋は、恐竜が向かい合っているような特異な形状をしている事から
恐竜橋とも呼ばれているそうです。

何故こんな形になったかというとここは、航空機の飛行ルート上にあるため
橋の高さに制限（98.1m以下）がある一方
下を通る大型船舶が航行可能な桁下の高さ54.6mを確保する事が必要であり

吊り橋や斜張橋ではなく、三角形に繋いだ鋼材を組み合わせて
橋桁の荷重を分散するトラス構造が採用されたとの事です。

主たる仕様は、長さ2,618m　（海上を跨ぐ区間の長さ1,618m）
幅24m　（往復4車線・都心側に歩道設置）、高さ橋梁最上部 87.8mです。

目の前に迫ったゲートブリッジ

ゲートブリッジに入った所

ゲートブリッジから柴又まで

この区間もそうでしたが、今回都内をあちこち廻ってみると
新しい高層建築がやたらに目につき、建設中のビルも多く
現役時代の懐かしい場所もすっかり変わっています。
東京は再開発が進んでいる事を実感しました。

向島近辺の新しい高層マンション群

手前の橋は永代橋。月島のビル群

やはりスカイタワーがあちこちで目に付きました。

柴又

柴又といえば、映画「男はつらいよ」の寅さんの故郷として
ご存じの方が多いのではないでしょうか。

今回行けませんでしたが、柴又駅前にはフーテンの寅像があり
参道には、山田洋次監督の自筆で「私 生れも育ちも葛飾柴又です」と
寅さんの口上が刻まれた映画の碑があるそうです。

柴又は４０年ほど前に家族で来て、帝釈天にお参りをして、
川甚でうなぎを食べた記憶が残っていますので、本当に久し振りでした。

先ず柴又帝釈天の門前参道にある開業240年の柴又川千家（かわちや）さんで
うな重の昼食を食べ、その後帝釈天の見学をしました

柴又の地図。上の方の変な模様は東京都の浄水場屋

川千屋

川千家入口

立派な川千家中庭

中庭の桜が咲いていました

帝釈天の参道

食事の後帝釈天にゆくため、川千屋さんを出ると
そこは寅さん映画にも毎回登場する帝釈天の参道が約200m続いています。

参道

だんご屋をはじめ、煎餅屋、飴屋、佃煮屋、漬物屋、料理屋など
数多くの店がびっしりと軒を連ねています。

草だんごの老舗高木屋

その中の一軒草だんごの老舗高木屋は、寅次郎のおいちゃん、
おばちゃんが経営するだんご屋のモデルとされているお店です。

撮影のたびに、山田洋次監督以下、スタッフや役者が立ち寄り
部屋を貸りるなど柴又ロケの拠点として愛用していたそうです。

高木屋のだんご売り場

高木屋と同じく草だんごを名物にする『とらや』があります。

とらや

周囲を見回しても喫茶店がないため、
ここで食後のコーヒーを飲むために立ち寄ったのですが
何とも不味いこと。こいう所でコーヒーを飲むのは邪道でした。
草団子にお茶を頂くべきでしたが、食事の後でしたので残念。
家に買って帰ったくさだんごは大変美味しかったです。

店内には「1作から4作まで実際に映画の撮影に使用したお店です」
との貼り紙があり、撮影で使用されたという当時の階段も残されていました。

店の中に貼られた寅さん映画のポスター

別の店のウインドーにあった柴又の顔寅さんの絵

次回は帝釈天です。