東福寺の紅葉
紅葉と書いて、ある時は「こうよう」、ある時は「もみじ」と読みますが、
それが気になりましたので調べてみました。
必ずしも正確でないかもしれませんが、ご参考まで調べた結果を書きます。
紅葉(こうよう)
「紅葉(こうよう)」と言う場合は、
秋に野山の木々が落葉する前に紅や黄色に葉の色が変わることと
変わった状態を総称して言います。
カエデやニシキギなど赤くなるものを「紅葉」、イチョウ・シラカバなどは「黄葉」、
ブナ・サクラなどは「褐葉」と分類されています。
紅葉(もみじ)
一方「紅葉(もみじ)」と言うのは、紅葉(こうよう)の中で
紅色の目立つ狭い意味の紅葉の仲間を意味し
カエデの仲間を総称して言っています。
更に狭い意味での「もみじ」は、
カエデの中の葉が5つ以上に切れ込んで掌状のものを呼んでいます。
なお「もみじ」は、「草木の葉が赤、または黄色くなる」という意味の
動詞「もみず」(紅葉ず)に由来し、
その連用形「もみじ」が、葉の色が変わることや、
紅葉そのものを指す名詞へと変化したものです。
それでは「もみず」の語源は何でしょうか?
有力な説は、染め物の「揉み出づ(もみいづ)」のようです。
紅花染めにはベニバナの花びらを使いますが
この花びらには紅色と黄色の2種類の色素が含まれており、
これを真水につけて揉むと、まず水溶性の黄色い色素を「揉み出す」ことができます。
次に、アルカリ性の灰汁(あく)に浸して揉むと、
鮮やかな紅色を「揉み出せる」のだそうです。
紅花染めに由来するのであれば、「赤葉」ではなく
「紅葉」の漢字が使われているのが納得できます。
「カエデ」と「モミジ」
植物学の分類上ではカエデとモミジは区別はしておらず、
どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物で、モミジという科や属はありません。
園芸上や盆栽の世界では葉の切れこみ数、切れこみ具合によって明確に区別しており、
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど葉が5つ以上に切れ込んで
掌状のものをモミジと呼び、それ以外のトウカエデ(切れ込みが3つのもの)などを
カエデと呼んでいます。
なおカエデは世界に幅広く散らばっていますが、
モミジとして親しまれているカエデは中国や朝鮮半島に数種の自生があるのみで
それ以外は日本列島にあり、わが国はカエデ科植物の宝庫と言ってよい様です。、
なお写真は東福寺関係は2009年11月の京都・奈良旅行
黒部峡谷関係は2008年10月の黒部渓谷アルペンルート旅行
竜神渓谷は2008年11月袋田の滝見学バスツアーの時の古いものです。
それが気になりましたので調べてみました。
必ずしも正確でないかもしれませんが、ご参考まで調べた結果を書きます。
紅葉(こうよう)
弥陀ケ原の紅葉
「紅葉(こうよう)」と言う場合は、
秋に野山の木々が落葉する前に紅や黄色に葉の色が変わることと
変わった状態を総称して言います。
カエデやニシキギなど赤くなるものを「紅葉」、イチョウ・シラカバなどは「黄葉」、
ブナ・サクラなどは「褐葉」と分類されています。
紅葉(もみじ)
東福寺のモミジ
一方「紅葉(もみじ)」と言うのは、紅葉(こうよう)の中で
紅色の目立つ狭い意味の紅葉の仲間を意味し
カエデの仲間を総称して言っています。
更に狭い意味での「もみじ」は、
カエデの中の葉が5つ以上に切れ込んで掌状のものを呼んでいます。
なお「もみじ」は、「草木の葉が赤、または黄色くなる」という意味の
動詞「もみず」(紅葉ず)に由来し、
その連用形「もみじ」が、葉の色が変わることや、
紅葉そのものを指す名詞へと変化したものです。
それでは「もみず」の語源は何でしょうか?
有力な説は、染め物の「揉み出づ(もみいづ)」のようです。
紅花染めにはベニバナの花びらを使いますが
この花びらには紅色と黄色の2種類の色素が含まれており、
これを真水につけて揉むと、まず水溶性の黄色い色素を「揉み出す」ことができます。
次に、アルカリ性の灰汁(あく)に浸して揉むと、
鮮やかな紅色を「揉み出せる」のだそうです。
紅花染めに由来するのであれば、「赤葉」ではなく
「紅葉」の漢字が使われているのが納得できます。
「カエデ」と「モミジ」
植物学の分類上ではカエデとモミジは区別はしておらず、
どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物で、モミジという科や属はありません。
園芸上や盆栽の世界では葉の切れこみ数、切れこみ具合によって明確に区別しており、
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど葉が5つ以上に切れ込んで
掌状のものをモミジと呼び、それ以外のトウカエデ(切れ込みが3つのもの)などを
カエデと呼んでいます。
なおカエデは世界に幅広く散らばっていますが、
モミジとして親しまれているカエデは中国や朝鮮半島に数種の自生があるのみで
それ以外は日本列島にあり、わが国はカエデ科植物の宝庫と言ってよい様です。、
立山ロープウエイからの紅葉
なお写真は東福寺関係は2009年11月の京都・奈良旅行
黒部峡谷関係は2008年10月の黒部渓谷アルペンルート旅行
竜神渓谷は2008年11月袋田の滝見学バスツアーの時の古いものです。
それにしても説明に使われた写真、色もあせずに
状態も良いようですね。
どういうふうに保存されていたのですか。
懐かしい景色です、紅葉、黄葉と木々の衣替えの様子
よく解りました。
日本の紅葉にはカナダの楓の様なメープルシロップは採れないでしょうか?
撮ると、全て外付けHDに保存しています。
それ以前の写真は、スキャナーで読み込んでHDに保存
するか、スキャナー読み込みができない場合は、写真を
デジカメで撮って、同じくHDに保存しています。
HDでは、必要な時に写真が取り出し易い様に、色々と
分類して保管しいます。
お陰でアルバムが無くなり、整理ができました。
評判通りの素敵な紅葉ですね。
実はこの大分前にも紅葉の東福寺を訪れ事がありますが
二度目の時ほど混雑もなく、色も更に綺麗だったという
印象は残っているのですが、残念ながらその時の写真が
見つかりません。
国産メーブルシロップの事ですが、インターネットで
調べて見ると、山形と埼玉秩父市で少しですが生産
しているようです。
ご興味があれば「山形(or埼玉)産メーブルシロップ」で
調べると出てきます。
感動しましたよ。
もみじとこうよう勉強になりました
数年前の写真でも美しく保存されてるのですね
海外で綺麗な黄葉は見れますが、紅葉の素敵さは
日本ならではですね。
写真に感動していただき光栄です。
拝見させて頂いています。
写真は撮った後に直ぐハードディスクに保管してあるものを取り出しました。
説明ご参考になれば嬉しいです。