正月がもう目の前に迫りましたね。
正月飾り
皆さん十分ご存知と思いますが、正月飾りについて書かせて頂きます。
種 類
いろいろな種類があり、以下の3点セットが代表的です。
1 門松(松飾り):年神様が家々に降臨するときの目印になるのが門松。
門松といえば斜めに切った竹のイメージですが、もともとは「松飾り」といい
松の枝だけで作ったものもありました。
松は冬にも緑を失わない生命力の象徴であり、竹も成長が早くすくすくと伸びることから
長寿、繁栄を表すものとされています。
2 しめ飾り:しめ飾りは神社のしめ縄と同じように「神域と現世をへだてる結界」という
意味があります。しめ飾りを飾ることで、年神様が安心して降臨できる神域を作り
お迎えするのです。
3 鏡餅 鏡餅は、年神様へのお供えものでもあり、神様が宿る依り代でもあります。
一粒一粒に霊力が宿ったお米を、さらに撞き固めて作るお餅は
強い霊力が宿る神聖な食べ物と考えられてきたのです。
飾る時期
飾り始めるのは、正月事始めと言われる12月13日以降ならいつ飾り初めてもよく
26〜27日ごろから飾り始めるのが一般的です。
28日は末広がりの「八」で縁起が良い日、30日もキリが良い日ですので
28日までに間に合わない場合は30日に飾るとよい様です。
なお「飾ってはいけない日」は、以下の2日間です。
・12月29日:「二重苦」につながるので避ける。
・12月31日:「一夜飾り」になって、縁起が悪い。
我が家では正月飾りは28日を予定しています。
我が家の正月用掛け軸
既に飾っている正月用掛け軸をご披露させて頂きます。
座敷の掛け軸「日の出鶴」
上の写真では松以外ははっきり見えませんので
以下にアップしたものを掲載します。
日の出
掛け軸の上の方薄赤色の部分です。
鶴
掛け軸では、日の出の下の崖の左側にうっすらと見えます。
亀
掛け軸の下の部分にあるうっすらと水色部分の中央に見えます。
小生の書斎の掛け軸「寿ずくし」
下にアップしましたが、いかにもお目出度そうな人物が画かれています。
その他
応接間に飾られた羽子板、駒、凧
終わり