末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

風邪はなぜ「ひく」というのでしょうか

2013-02-17 15:41:32 | 東京散歩
2週間程前に掲載した福寿草、散りだした花、満開の花、蕾と色々あり、長く楽しませてくれています

今日も冬の寒さが戻ってきており、風邪が流行るのが心配ですね。

さて「インフルエンザに罹る」という様に

病気には普通「罹る」という言葉を使っているのに

何故「風邪はひく」というのでしょうか。

庭のあちこちで水仙が咲きだしました

古代中国で風は大気の動きであるとともに

人の肉体に何らかの影響を与える原因としても考えられており

このことから吹く風が運んでくる「邪気」を体の中に引き込んでしまうと

「風」という病になると考えられた様です。それが中国から移入され

日本で風を病の意味でも使われるようになったのは平安時代で

鎌倉時代になると、からだに悪い影響をおよぼすことから

風に「邪」の字をつけて、「風邪(ふうじゃ)」と呼ぶようになり

さらに明治時代になってこの風邪を「かぜ」と読むようになりました。

このように「邪悪なものを体の中に引き込む」と云う事から、

「風邪をひく」という使い方になった様です。


こんな水仙も