末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

東京紅葉バスツアー その1 プロローグと六義園

2012-12-06 18:28:33 | 東京散歩
プロローグ

元気な時には紅葉時期には東京の庭園を見に出かけますが

今はそれが難しいので、バスツアーならば楽に行けそうと言うことで

昨日「六義園、神宮外苑、築地、新木場、東京駅」を巡るツアーに参加しました。

お天気は最高で余り寒くもなく快適な一日でした。


バスの中から見た富士山

バス乗車場所は松戸。色々のバスツアーの出発点のため

老夫婦や、年配ご婦人が沢山待っておられました。

我々のバスツアー参加者は25人と小人数でバスも小さいもの。

一番前の椅子のため真っ先に乗り込みました。

後ろを見ないので気がつきませんでしたが、

降りてみて周囲を見回してびっくり。男は小生一人でした。

少し前なら恥ずかしい思いをしたことでしょうが

そんな思いも全くしない中性最長老者です。

最長老の杖をついた男一人を連れ歩いた家内はどんな気分だったか

感謝せねばなりませんね。


六義園

先ず訪れたのは六義園。ここには小生各季節ごとに何回か訪れている庭園で

今年は少し紅葉の色付きが悪い感じでした。

中国・韓国・その他外国の方も結構多く見学されていました。

六義園とは

文京区本郷にあるこの庭園は

五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった柳沢吉保が、綱吉から与えられたこの地に、

7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を1702年に築園しました。

ここは平坦な武蔵野の一隅でしたので、庭を造るにあたり池を掘り、

山を築き、千川上水の水を引いて大泉水(庭園の中の池)にしたものです。

庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、

万葉集や古今和歌集に詠まれた紀州和歌の浦の景色を始め、

その周辺の景勝地や中国の故事にちなんだ景観が映し出されています。

 
明治時代に入って三菱の創業者である岩崎家の所有となり、

昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されました。

なお、昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されています。


庭園紹介図


散策結果

池を一周するのが一般コースですが、今回は経験で知った

紅葉の一番綺麗な場所である、上の庭園紹介図の右下の入口から入り

図の下の左端滝見茶屋まで休み休み歩いてゆき、そこから引き返しました。


入口付近風景

入口付近の六義園の碑


説明図のあるこの入口付近の景色からは、やや紅葉が期待されました


上図の奥に見える門で、庭園紹介図では字が読めませんが、
下の方の赤い二つの印が右から宣春亭と心泉亭で、そこへの入口になります

左奥の門は、内庭に入るための内庭大門


内庭に入って

内庭大門を入るとすぐにある今は枝餌だけの有名な大きな枝垂れ桜

春に撮った満開の頃の枝垂れ桜

少し先の大きなモミジ

更に進んで灯篭とモミジ


池の風景

池中央の島「妹山・背山」にかかる田鶴橋(通行不可)
ここは撮影ポイントの一つですが、今回はモミジの色が悪くて残念

「妹山・背山」風景。
なお妹は女性、背は男性を意味し、この島は男女の間柄を表現しているとの事

妹山・背山の左側風景。中央小屋の中には船が
また素敵な松が沢山あります
今は周囲に高いビルができて、景観を損ねています

庭園紹介図の島の左側陸の上の赤い印の吹上茶屋付近の景色
池の中にある岩島はアーチ状石組の蓬莱島


滝見茶屋付近


中央下奥が滝見茶屋
今回撮った写真に滝見茶屋が見当たりませんので
以前撮った写真ですが、紅葉は今回より綺麗でした

滝見茶屋の横にある岩の間から流れ落ちる水 
滝見というにはちょっと小さすぎる流れ落ちる水

上の水が池に流れ込む所にある千鳥橋

橋のそばで遊ぶ鴨。鳥の周囲の池には鯉が