末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

昨日は小さい頃の仲間の会へ出席

2012-11-17 18:31:10 | 東京散歩
昨日は小さい頃の仲間の会に夫婦同伴で出掛けました。

小さい頃の仲間とは

小生の生まれ故郷長野県諏訪市の湖畔にある小さい町湖柳町は

旧制中学や高等女学校の校長宿舎をはじめ先生方が沢山住んでいた住宅街。

小生の父も高等女学校の教師でした。

更に温泉が各所で自噴しており、借屋の我が家でも、庭からこんこんと

熱い温泉が湧き出ており、自家風呂が楽しめる様な環境の良い町でした。

旧制諏訪中学の同期生は百六十人程で

諏訪市以外の近隣からも集まっていたのすが

そのうちの11人もがこの小さな町に住んでいました。

昨日の仲間とはこの11人で

幼友達であり、旧制中学・新制高校の同期生というわけです。

小生が中学2年の時湖柳町から諏訪中学に通っていた仲間
この中に上記の会の仲間は6人、昨日出席した仲間は4人。小生もいます。

この仲間の会
 


30数年前からこの仲間が会を持つようになり

更に10年程前からは夫婦同伴で年に一度、多くは東京での昼食会、

時には諏訪やその他の場所での泊まりの会が行われています。

小生は中学2年で長野の家に転居してしまったのですが

この会に当初から参加しています。

現在1人だけが助役をされたりして諏訪に住んでる他は

皆東京近辺に住んでいます。

80歳という年齢ですから同期生は3割以上亡くなっていますが

この仲間では一人だけ亡くなっただけという元気さです。

但し現在二人は病気で外出が難しい状況になっているのが残念です。

一人だけ亡くなった友

亡くなったのはご存知の方もあると思いますが

戦後のベストセラーで映画にもなった波多野勤子さんが書かれた「少年期」の

主人公の波多野里望君で、彼は疎開して我々の仲間になりました。

仲間の中で一番秀才の彼は、学習院大学教授や国連の人権委員会その他で

広く活躍されたのですが2008年に亡くなってしまい残念です。

奥様ミキさんは、現在も著作や教育活動、福祉事業その他で活躍されており

この会の一員として出席されています。

今回の会

会は千代田区一つ橋にある如水会館の最上階14階のクラブで行われました。

如水会館というのは一橋大学の同窓会である如水会が保有するビルで

その14階は一橋大学同窓会のクラブとなっており

有名なレストラン東京會舘が運営しており、美味しい料理が食べられます。

今回の幹事A君は一橋大学出身のため、このクラブを利用された訳です。

建物の中も綺麗で、目の前には皇居東御苑や北の丸公園が

眺められる素敵な場所です。

シックな感じの1階ロビー

重厚な14階クラブ入り口(如水会館ホームペジより借用

昨日は病気の2人と、都合がつかなかった1人の3人が欠席しましたが、 

諏訪からもご夫婦で出席され、何時もの様に童心に戻っての楽しい会でした。

会場から眺めた紅葉も始まっている皇居東御苑他

更に右側の景色。手前ビルは毎日新聞ビル

個室で2時間ほど美味しい食事をしながら歓談したた後は

広いバーラウンジに移って更に1時間程おしゃべりをしました。

会の行われた「一葉」の間。(ホームページより借用)
ここでも写真は撮っているのですが、仲間が写っているので掲載は遠慮

広いバーラウンジ(ホームページより借用)
ここでも写真は撮っているのですが、仲間が写っているので掲載は遠慮

急に決まった次回の集まり

波多野さんが、お宅からダイアモンド富士が見えて綺麗なので来ないかという事で、

来月20日に夫婦共々波多野家に集まる事になりました。

実は里望君が病気になってからは、外に出られない彼の家に集まって

よくマージャン等をしていました。


そして来年も11月にここ如水会館で開催と言うことで別れました。

何時会っても幼友達はいいもので、いい友に恵まれた事に感謝です。